幸せ、さがそ。幸せ、さかそ。〜Myuのhappy diary

ある時はコピーライター・中村美夕紀。 またある時は占星エッセイスト・みつみゆう。  “好き"を仕事にすればどんなに苦しくても幸せの種は見つけられる・・・ そう信じて。

2019年04月

I love… 〜もふもふとしっとり。

芦屋駅までの道すがら、
黒い“もふもふ”を発見! 
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一瞬「黒い子猫か・・・」と通り過ぎたものの、
「えぇっ、くちばしがある!」と二度見して
戻ってきてみると。
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 まだ羽毛も抜け切れていない子ガラス!!
こんなに近づいているのに飛び立とうともせず、
じっとつぶらな瞳で見つめ返しています。
フェンスの向こうは高校のグラウンド。 
その照明の鉄塔に営巣していたカラスの子供のよう。
飛ぶ練習をしていて動けなくなったのか、
はたまた誤って落ちてしまったのか。
ちゃんと親ガラスが見つけてくれるといいのだけど
・・・と、後ろ髪を引かれつつ。
約束の時間が迫っているのを思い出し、
駅への道を急ぎました。

帰ってきてみると、もう姿はなく。
きっと無事に巣に戻れたんだろうと思うことにして。
もふもふ、可愛かったなぁ

こちらは訪ねてきてくれた姪っ子と一緒に。
札幌ラ・ネージュの名物、
スイートポテトとチーズドームリッチ。
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 しっとり、こっくり、ボリューミーなスイートポテトは
濃厚なめらかで皮まで美味。
形からして心惹かれるチーズドームリッチは
ふんわり、もっちり、上品な甘さ。
アップル・フレーバーの紅茶と
口直しにお手製の新玉ねぎの和風ピクルスも添えて。 
・・・美味しい午後でした。 

波紋形地震雲 〜地震の予兆か!?

昨日は長野県や岐阜県で
彩雲が観測されたとニュースで知りました。 
同じ頃、芦屋上空にはこんな雲が……
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まるでミルフィーユのように幾重にも重なった
かなり珍しい形状の雲。
調べてみると「波紋形地震雲」とありました。
言われてみれば、水面に広がる波紋のよう。
でも、何よりドキッとさせられたのは
〜地震雲という名称。
大地震が起きる前に現れることのある雲で、
2004年の新潟中越地震の前にも見られたとか。
波紋の濃淡が濃いほど大きな地震になることが多く、
波紋の中心方向が震源地だそう。
わが家から見て南はちょうど大阪南部〜和歌山辺り。
すわ南海トラフ大地震か! と慄いたのですが、
1日経っても何もないので、
単なる偶然、雲の気まぐれかと。

地震雲のメカニズムについては諸説あり、
中でも有力なのは地殻変動によって発生する電磁波が
上空にまで達して雲の形状に影響を及ぼすというもの。
波紋形のほか、阪神淡路大震災の前に現れた竜巻形、
熊本地震の前に現れた帯状形、
釧路沖地震や鳥取地震の前の断層形、
さらには放射状形、 肋骨状形等など。

平成から令和へ、
おめでたいムードに水を差すようで気が引けますが、
どんな時であっても震災への備えは怠りなく!
いくつもの大地震を乗り越えた平成からの
ラストメッセージと思って
今一度気持ちを引き締めます。
 

五色月 〜5月の星読み&月読み。

いよいよ令和の幕開け。
2019年5月は薫風だけでなく、
新風も吹き渡る刷新の一ヶ月となります。

5月の異称といえば「皐月(さつき)」。
五月と書いて、“さつき”と読む場合もあります。
旧暦の5月はちょうど田植えの頃だったことから、
元々は早苗月(さなえづき)と呼ばれていたのを
短くしたという説が有力。
ほかにも様々な異称がありますが、
中でもチャーミングなのが「五色月」。
五色月と書いて“いろいろづき” と読みます。
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中国伝来の五行思想では5色は万物を示す色。
黒(紫)は水、緑は木、赤は火、黄は土、白は金、
それぞれが関係し合って世界を形成しているわけです。
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思えば、この時期は植物の成長も進み、
ようやく5色が表出する頃。
だからこその五色月と言えるかもしれません。

さて、そんな5月。
星空に目をやれば北斗七星も高く上がり、
その柄を南へたどったところには
春の大三角が存在感を増しています。
でも、一番のトピックは「水瓶座η(エータ)流星群」。
連休ラストデーの5月6日に極大を迎えるので、
観察するなら日付が変わった7日の未明がベストですが、
6〜7日を挟む数日間なら大丈夫。
水瓶座の流星群は四分儀座、双子座、ペルセウス座の
三大流星群に次ぐ規模があり、
出現確率としては1時間に10個程度、
10分間に1〜2個は流れる計算でしょうか。
放射点こそ南東の低い位置にあるものの、
その分軌跡の長い見応えのある流星が出現するそう。
街灯の少ない暗い場所で
全天をくまなくのんびり眺めるのがポイントです。
10連休の締めくくりにちょっと遠出して
流星観測するのはいかがでしょうか。

           

現在、太陽は牡牛座を運行中で
5月21日には双子座へ。
水星は牡羊座にあって5月7日には牡牛座、
さらに太陽と同じく21日には双子座へ。
金星は牡羊座にあって15日には牡牛座へ。
火星は双子座にあって16日には蟹座へ。
木星は射手座で逆行中。
土星は山羊座で逆行中。
天王星は牡牛座で順行。
海王星は魚座で順行。
冥王星は山羊座で逆行中。

太陽と水星が足並みを揃えて双子座に移る
21日が一番の山場なのですが、
金星と火星が座を変えてセクスタイルを張る
15日、16日あたりも注目デー。
全体的には平和ムード……
いやいや、天王星と同座している点で
社会的にも個人的にも大きな動きは覚悟しておくべき。
薄荷が絶妙に効いている生八つ橋みたいな
上品な和の甘さの中にも洋の隠し味がある感じ。
牡牛座は五感の星座だから
それぞれ研ぎ澄ましておくと存分に味わえそう。

牡羊座は長期戦の構えで。
長い目で見て、気も長く持って、早々に結果を求めない。

牡牛座はぐんぐん加速中。
良い意味で、のんびりの度合いが今までとは変わってくる。

双子座は迷ったり、戻ったり。
後半にはいろいろな歯車がかみ合って、準備が整う。

蟹座は短期決戦に向けて一致団結。
目的が同じ人さえ見つかったら、その先は怖いものなし。

獅子座は何かと“重い”。
ポスト、周囲の期待、時には恋愛も。軽くするのは自分。

乙女座はすべてが拡大傾向。
ちまちましない。視野も行動範囲も広がるほど幸せ。

天秤座はスパーク前の淀み。
思い出したくない出来事ほど得られる教訓は多いはず。

蠍座は1+1が5にも、10にも。
素敵な出会いを引き寄せられる自分を作っておく。

射手座はテキパキ、ちゃちゃっと。
小気味良い感じで仕事を片付けて、もっと気分良く。

山羊座は楽しむが勝ち!
苦手なことから手を引いて、好きと得意を最優先する。

水瓶座は軸足を確認。
立ち返るべき所があってこそ活躍できる。感謝を……。

魚座はワクワクが山盛り。
面白そうと思ったら、とにかく見る、聞く、試す。

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ツツジ科の中で他の品種より1ヶ月ほど後、
旧暦5月に見頃を迎えるのがサツキ。
月名そのままに命名されました。 

 

平成最後の… 〜天に◯、地に◇、人に▽。

2019年の4月も残すところ一週間あまり。
・・・ということは、
平成時代もあと数日で終幕です。
 
思えば、先週の満月は平成最後の満月。
今はすっかり葉桜となってしまった桜も、
あれが平成最後。
どれも、次にお目にかかるときは
『令和最初の〜』となっているのですね。

「天に星、地に花、人の愛」
武者小路実篤の筆でも有名なこの言葉。
明治時代に活躍した評論家・思想家の高山樗牛の
「天にありては星、地にありては花、人にありては愛
 これ世に美しきものの最たらずや」
をもとにしていると言われています。
---本当に。

美しきもの、かつ愉しきものの最たるを
個人的に挙げるとすれば、
「天に月、地に花、人に酒」
 どれも見ていて(飲んで)飽きることがなく
いつでも感動や喜びを与えてくれます。
あなたにとっての最たるものは、それぞれ何でしょう。
行く平成を思いながら、
そんなことを考えてみるのも良いかもしれませんね。 

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芦屋では平成最後の満月は
厚い雲の向こう側。
時折姿を現して神々しい光を届けてくれました。
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もう盛りは過ぎましたが、春を代表する花のひとつ、
麝香=ムスクの語源となったという
可憐なムスカリ。
今年も鮮やかな濃紫の小さな花を咲かせていました。
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出張の帰り、岡山で手に入れた地ビールと
ご当地一番搾り。
ますますビールが美味しい季節となりました。
平成最後はどんなお酒で乾杯しよう・・
そんなことを考えるのもまた愉し。

春は行く 〜散る桜 残る桜も 散る桜。

わが家から歩いて10分ほど。
時折潮の香りも漂ってくる宮川沿いで
春の背中を見送りました。
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河口はすぐそこ。
海から吹く風に花びらをさらわれて、
一週間前とはすっかり姿を変えた桜が並びます。 
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ちょっと上流に目をやれば、
まだ満開に近い桜もあるのですが。

「散る桜 残る桜も 散る桜」
良寛さんの辞世の句を思い出さずにはいられない
春の名残の昼下がりです。 

天秤座の満月、再び 〜改元間近の日本を象徴するような。

4月19日20時10分過ぎ、
月は天秤座からの去り際に満月となります。 
対峙する太陽もまた牡羊座を後にする直前。
翌20日には牡牛座に入り、
2019年の牡牛座期間が幕を開けます。

先月に続き、今年2度目となる天秤座の満月。
これにはどんな意味があるのか……
気になっている方も多いと思います。
新月から満月、そしてまた新月へ、
繰り返される月の周期はおよそ29〜30日。 
通常、ひと月に新月と満月は1回ずつ、
位置する星座もひとつずつ進んでいくのですが、
時には、満月がひと月に2回巡りきたり
(ブルームーンと呼ばれていますね)、
今回のように同じ星座で2回満月を抱くことになる場合も。
こうしたイレギュラーな月相があると、
そこに特別なメッセージを読み解きたくなるのが
星を診る者としてのごく自然な心情なのですが。。。

天秤座が司る調和とバランス、対等な関係が
念押し的にクローズアップされると説く人、
また、前回3月21日の天秤座満月に起きたこと、
思ったこと、感じたことが再来するという人、
今は諸説が飛び交っています。
いずれにしても、天秤座は向き合う相手があってこそ
自分を認識し、高めていける星座ですから、
パートナー、ライバル、親友etc...
そうした唯一無二の存在の大切さを実感したり、
見直したりする出来事が起こっても不思議ではありません。

私は、それが個人間にとどまらず、
国家間にもあるのでは〜と見ています。
というのも、天秤座は日本の星座だから。

以前も何回かご紹介しましたが、
国にもそれぞれ属する星座があって
例えば、イギリス、フランス、ドイツは牡羊座、
アイルランド、スイスは牡牛座、
アメリカは双子座、オランダは蟹座、
イタリアは獅子座・・・といった感じ。
イタリアが獅子座なんてピッタリ!でしょう。
それはさておき、
どっちつかずの優柔不断さは難点としても、
日本固有の優れた美意識、調和性、平和尊重の姿勢は
天秤座ゆえのものと考えてよいのでは。

今回、平成から令和へと改元されるタイミングで
天秤座の満月が再び巡るのは
まるで宙がその流れを見越していたかのよう。
と同時に、前回の満月から徐々に高まっていた
日本の、日本人としての矜持を
盤石にするよう月が諭しているとも考えられます。
(・・・ちょっと飛躍しすぎた星読み・月読みだったかしら)

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天秤座が常に求めているものは
自分と対になる存在。
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恋愛であれ、友情であれ、共同経営であれ、
一人勝ちを望む人には天秤座の幸せは訪れません。
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あなたも綺麗ね、、、あなたも素敵ね、、、
お互いに認め合ってこそ。

人も、国同士も、そうであることを願ってやまない
そんな2019年2回目の天秤座満月です。



ワインの夕べ 〜評判のお店へ、ヨガ友と。

満開の桜もそろそろ見納め。
散りゆく薄ピンクの花びらと入れ替わりに、
初々しい緑の葉が日差しに輝く頃となりました。
そんな光景に一抹の寂しさを感じつつ、
美味しいと評判のイタリアンへ。
最近仲良くしてもらっている
ヨガ友のKさんと行ってきました。
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ここヒパニ食堂さんはわが家から歩いて数分のところ。
(ヒパニさんの情報はこちら)

ヨガ教室からの帰り道、必ず前を通るので
雰囲気の良さそうな店内や賑わいぶりを眺めながら
いつかは行ってみたいと思っていたのです。
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最初は、やっぱりシュワシュワ系……
おすすめのスパークリングで乾杯!
見た目からデリシャスな前菜の盛り合わせと。
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皆さんが一度は注文されるラザニアは
見た目にキュートで、食べるとボリューミー!
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壁の黒板には本日のグラスワインがずら〜り。
店主のアピールポイントにそそられて、
上から順番に制覇したくなります。

実は、Kさんはワインスクールにも通われていた
ワイン通の才女。
イタリア産サンジョヴェーゼの赤、
スペイン産テンプラリーニョの赤、
ロゼも美味しかった〜
人生いろいろ、お酒もいろいろ。
彼女のアドバイスもあって
美味しいワインをたっぷり堪能できました!
 

朝桜 〜花のトンネルを抜けて。

春はあけぼの
やうやう白くなりゆく山際
少し明かりて
紫だちたる雲の細くたなびきたる


・・・の時間には間に合いませんでしたが、
清冽な朝桜を眺めるために
神戸〜芦屋の早朝ドライブへ。
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以前住んでいた神戸市灘区。
摩耶山の麓にある摩耶ケーブル駅周辺はほぼ満開。
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朝日を浴びて輝く桜はどこか神々しい美しさ。
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摩耶ケーブルは始発前。
赤いケーブルカーが静かに出番待ち。
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摩耶ケーブル駅から少々下ったところにある
五毛の桜のトンネル。
重なり合う桜の枝の向こうに海が見えて
かつては灘区きっての桜の名所と謳われていたのが
今はずいぶん寂しい風情。
桜も寄る年波には勝てないのでしょうか・・・

芦屋市に戻って
こちらはいつも通る茶屋之町。
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早朝というのにカメラ片手の花見客がちらほら。
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 そこから下って芦屋高校の校庭横。
学校の周りには桜、多いですよね、やはり。

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夜桜が妖艶な美しさなのに対して
朝桜は初々しく清らかな美しさ。
同じ桜でも、1日の中で表情ががらりと変わって。
それもまた いとをかし 
 
 

牡羊座の新月 〜清く、正しく、新しく。

2019年4月5日17時50分過ぎ、
月は牡羊座において新月となります。 
まだほの明るい春の宵。
あと30分ほどで西の地平へと沈む太陽と重なり、
月は再び光を得て新たなサイクルへ入ります。
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ちょうどこの日は二十四節気のひとつ「清明」 。
“万物発して清浄明潔なれば此芽は何の草と知れるなり” 
この世のものすべてが生き生きと清々しく、
明るく瑞々しい輝きに満ちる頃です。
「清明」を花言葉に持つという
キンポウゲ科デルフィニウム属のヒエンソウは、
漢字で書くと飛燕草。
花の形がツバメに似ていることから
この名がついたと言いますが、
ちょうど今はツバメたちの飛来も始まる頃。
地上でも、空でも、
新しい物語の幕が上がろうとしています。
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ご存知のとおり、牡羊座は12星座の最初に位置する星座。
占星術の1年は牡羊座の初日から始まります。
新暦の元旦は1月1日ですが、
旧暦の新年は立春(例年2月4日頃)から。
そして、春分の日(3月20日頃)=牡羊座が始まる日、
4月の企業や学校の新年度と続き、
スタート機運の決定打or頂点とも言えるのが
この、牡羊座の新月です。

何かを始めたいけれど、
失敗するのが怖くて一歩踏み出せない…
まわりに反対されて押し切ることができない…
そんな人には牡羊座の新月パワーが必須。
ただし、牡羊座で太陽と月が重なる瞬間のホロスコープで
何より目を引くのは太陽&月と土星のスクエア。
初々しさと老練さのせめぎ合い、
あるいは、ローギアからの慎重な発進
そんな意味合いも感じ取れて。
軽やかな勢いや思いつきだけでなく、
確固たる意志と覚悟を持って始めることを
促しているのかもしれません。
そう、始めたいものはユニークで斬新なものであっても
始め方はあくまでも伝統的な正攻法で。
清冽で、正統で、誰が見ても真っ当な手段が
成功を引き寄せそうです。



 
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みつみゆう

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