Maruhari'21年10月号 〜結びのまち・高砂をゆるり散策。

はりまのライフスタイルマガジン
「Maruhari (まるはり)」 2021年10月号が
8月25日に発売されました。

今号は「秋の和めぐり」と題して
古民家を利用したお店や施設をピックアップしています。

表紙は私が担当した街ブラ・特集、
高砂市内の日本遺産の街並み。
撮影は梅雨明け前後の暑い盛りでしたが、
秋モードを纏ったモデルの大西さんはとても涼しげ。
見事に季節を先取りしてくれました。

本文では知っているようで知らない
高砂の歴史的な横顔やお洒落なお店もご紹介。
白砂青松100選に認定されている
高砂海浜公園も綺麗でした！

シリーズ「今はりまで輝く女性たち」では
フードデザイナーの石野愛さんにインタビュー。
彼女のユニークなプロフィールと
お料理を通じた取り組みの数々は笑いあり、涙あり。
お話を聞きながら私自身も
思わずウルウルしてしまったほどです。

Maruhari12月号、現在コンビニや書店で絶賛発売中!!
ぜひご購入ください。




 

septembre 〜9月の星読み＆月読み。

「septembre(セプタンブル)」はフランス語の9月。
古代ローマ暦は3月から始まっていたので、
7番目の月という意味です。

9月といえば、日本ではまだまだ残暑の只中。
それでも朝夕は少しずつ涼しくなり、
澄んだ虫の声もあちこちで響き始めます。
秋分の日を挟んで前後7日間は秋のお彼岸。
赤い曼珠沙華(彼岸花)も目につく頃でしょうか。

宙に目を転じれば、年に一度の月のビッグショー!?
「中秋の名月」の話題で持ち切り。
名月と満月の日がずれることはままあるのですが、
今年はぴったり！
旧暦の8月15日に当たる9月21日・中秋の夜には
正真正銘まん丸な満月が上ります。
満月が南東の空で輝く頃、
南の空にはマイナス3等級弱の明るい木星と
マイナス0.5等級弱の土星が。
まるで白道(月の通り道)を清めるために
露払いの役を買って出ているよう。
お月見だけでなく木星見や土星見も楽しめる、
格別な夜となるかもしれません。

白の曼珠沙華(彼岸花)は白秋のイメージそのもの。
楚々として美しい。

では、占星術における星の動きを見てみましょう。
8月23日から乙女座にある太陽は
9月23日に天秤座へ。
水星は天秤座にあって27日から逆行。
金星は天秤座にあって11日から蠍座へ。
火星は乙女座にあって15日から天秤座へ。
木星は水瓶座で逆行中。
土星は同じく水瓶座で逆行中。
天王星は牡牛座で逆行中。
海王星は魚座で逆行中。
冥王星は山羊座で逆行中。
月は7日に乙女座で新月に。
21日には魚座で満月に。
今年の中秋の名月は魚座満月となります。

こうしてみると木星以遠の巨星たちが
全て逆行というのがポイント。
社会における重要事項、
中でも早く進行しなければならないことほど
スローペースになったり、
振り出しに戻ったりするかもしれません。
下旬の水星逆行スタートもそれに拍車をかけそう。
遅れたor止まった、と
ニュースを伝えるべきメディアや通信関係にも
トラブルが生じやすくなるでしょう。

              

牡羊座は“当たり前”を大切に。
批判的な言葉と諄い話を慎めば穏やかに過ごせるはず。

牡牛座はクリエイティブ欲が倍増。
動画投稿からイベント提案まで人から注目されるほど強運に。

双子座はかなりナーバス。
家族をはじめ身近な人のトラブルに巻き込まれないように。

蟹座はトーク力に自信あり。
まわりの人たちを次々と味方につけ優位に展開できそう。

獅子座は堅調。
じっくり腰を据えて取り組めば必ず道は開けるはず。

乙女座は新天地or新境地へ。
まず自分の足で立ち、頭で考え、手を動かしてリスタート。

天秤座はプチ幸運期。
表舞台に立てなくても、裏方で手に入れられるものはいっぱい。

蠍座は向学心に点火。
知りたいこと、学びたいことがいっぱい。とことん貪欲に。

射手座はルールやマニュアルが邪魔。
思うように動けない時には無理せず、その場に留まって。

山羊座は一発逆転。
勢いに乗って、不利な状況もどんどん有利に変えられそう。

水瓶座はネガティブな傾向。
元気な人や最近ツイている人と仲良くなって幸せのお零れを。

魚座は山あり谷あり。
人間関係や環境の変化が新たな未来を見せてくれるはず。

水瓶座の満月 〜自分を超えるとき。

8月22日21時過ぎ。
水瓶座からの去り際、月は太陽の真向かいへ。
先月に続いて今年2度目の
水瓶座における満月となります。

28〜29日周期で天を巡る月が
前月と同じ星座で満月あるいは新月を迎えるのは
年に1度あるかないか。
毎回のように世界のどこかで月食、
はたまた日食が観測できることを考えれば
かなり貴重＆希少なことかもしれません。

現在、魚座から水瓶座へ戻った木星は
年末の本格移行に向けて木星水瓶座イヤーの総仕上げ中。
満月時、月の隣には木星が陣取って
こちらも太陽の対角に。
逆行中のためストレートな効果は出にくいものの、
きちんと区切りをつけることが
大きな成果や幸運につながる暗示です。

もともと同じ星座であっても第3デーク生まれは
次の星座の影響を受けやすいもの。
今回の水瓶座満月も多分に
魚座カラーを含むことが考えられます。
理と知のマエストロにして、
時に人智を超えた発想力や機転を発揮する水瓶座。
そして、人や社会、世代や歴史、様々な境を超えて
相手の情や感覚を共有できる魚座。
どちらも他の星座にはない、
“超越”するスーパーな能力を備えた星座です。
風と水、エレメントは違えど
往々にして天才肌(もしくは天然)なのも共通項。
従来の概念を軽々と飛び越えるような
何かが起こるかもしれません。

ちなみに。
前日21日には牡牛座にある天王星が
年に一度の逆行のタームに入り、
22日には乙女座の火星とトラインを結びます。
これはなかなか激烈な星配置で
危険を承知の上で敢えて決行！　が吉と出そう。
ただ、かなりの痛みを覚悟しなければなりませんが。

いずれにしても、
何かを完成させること、ケジメをつけることが
今の自分を未来に向けて成長させること
・・・そんな理想を誇らかに語りたくなる満月です。

薄明光線 〜季節を先取りするような。

立秋を過ぎ、暦の上では既に秋。
暑中お見舞いから残暑お見舞いへ、
時候の挨拶も変わりました。
東京ではオリンピックが終わり、
こちら兵庫では高校野球が始まろうとしています。
季節も、世の中も、移ろっているのに
居座り続けるコロナの猛威。
なんともやり切れない秋の幕開けです。
・・・が、
夕刻の西空に目をやると、こんな神々しい光景が。

六甲山の山並みに太陽が沈んだ直後、
空へと伸びる「薄明光線」です。

薄明光線、またの名を光芒。
「天使の梯子」「天使の階段」「ゴッドレイ(God Ray)」
さらには光の画家、光と影の魔術師とも呼ばれた
レンブラントが好んで描いたことから
「レンブラント光線」とも。
天使の梯子というだけあって
空から地上へ降り注ぐスタイルが一般的ですが、
これは逆。
舞台のフットライトのように
青空を突き刺すように伸びる放射状の光が
劇的なまでに美しく、
しばし見惚れてしまいました。

気象学的には薄明光線は空気の澄んだ秋〜冬に
よく現れるとのこと。
これもまた季節が一歩進んだ証拠かもしれません。

 

獅子座の新月 〜人生の主役は自分。

8月8日22時50分過ぎ。
獅子座にある太陽に月が重なり、
新月の時を迎えます。
この時、月と太陽は天底にあって水星も同座中。 
ホロスコープを見てみると
獅子座の太陽と月、水瓶座の土星、
双方に牡牛座の天王星がスクエアで絡みます。
そして、獅子座の水星と水瓶座の木星はオポジション。
不動宮ならではの揺るぎなさの中に
一触即発的な緊張感がひしひしと。 
こと、表舞台では出演者全員が
主役を主張して譲らないような
壮大で重厚、だけど少々厄介な星回りです。 
一方、乙女座の金星と魚座の海王星、
2星のオポジションには
山羊座の冥王星が協調の手を投げてふわりとソフト。 
まるで大物スタッフと出番待ちのヒロインが
楽しげな一幕を別立てしているよう。 
どちらも客席から観る分には興味深いステージ
・・・と言えなくもありません。

今回、演劇評のようにホロスコープを解説したのは
獅子座が12星座中で一番
自己表現・自己演出に長けた星座だから。
生まれながらのヒーローorヒロインですから、
恋愛ドラマでも、冒険活劇でも、コメディーでも
目立ってなんぼ、注目されてなんぼ。
誰かを引き立てるために存在するなんて
これっぽっちも考えられません。 
誰よりも強い自己肯定感と自信、
その場を楽しむ力こそ獅子座の輝きのもと。
反面、意外と小心で寂しがり、
お山の大将的な横柄さやずぼらさなど
らしいと言えば、らしいのですが。

とにもかくにも、
そんな獅子座に新月が巡ったからには
自分の人生の主役は自分自身!!
という第一義をしっかり胸に刻みましょう。
最近、自分を見失っているなぁ　とか
周囲の顔色ばかり気にしているわ　とか
脇役チックな思いを一掃して。
自分のための舞台の新たな幕を開ける好機です。

今、悲しく切ない思いをしているあなたに
チャップリンの名言を。
「人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇である」