毎月恒例の御一日参り(おついたちまいり)へ。
IMG_5598
本日、芦屋の日の出は6時19分。
6時過ぎに家を出て打出天神社に着く頃には
朝日も昇り切って鳥居が赤く染まっていました。
あんなに青々と茂っていた桜の木も
今ではすっかり葉が落ちて
冬の近さを感じさせる様相に。
IMG_5599
ふと見ると、境内の片隅には何ともキュートな小菊の鉢が。
そういえば各地で菊花展も開かれる時期ですね。

「ついたち」という呼称は新しい月が始まる、
つまり「月が立つ」が転じたもの。
新月の日を月の始めとしていた旧暦・太陰暦の
名残でもあります。
本来なら新月の日にお参りするのが正当。
15日後の満月の日にもお参りして
両参りにするのが一番なのです。
宇宙から見れば、新月や満月のタイミングは
月・太陽・地球が一直線に並んだ状態。
星同士の共鳴にあわせて祈りや感謝を捧げれば
思いがスムーズに届くと
昔の人々は考えたのでしょうか。

2018年も残すところ2ヶ月。
そして、平成時代はあと6ヶ月。
半年後には新年号の幕開けとなります。
1日24時間は長く感じるけれど
1年は思いのほか早く過ぎていくもの。
そんなことも考えながら、
今日も、今月も、どうか安らかに心強く。