「季夏(きか)」とは陰暦6月の和名のひとつ。
“季”は春夏秋冬それぞれの時節を表すと同時に
“すえ”という訓読みが示す通り、
季節や時期の終わりという意味もあります。
つまり、季夏とは夏の末。
今でこそ6月は梅雨まっただ中のイメージですが、
旧暦ではちょうど夏が過ぎ行く時分。
まさに季夏だったのですね。
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街中では連日、傘の花が咲き競う頃。
雲に覆われて星空観測もままなりませんが、
それでも梅雨の晴れ間を縫って探したい、
星のトピックスもいくつか。
6月13日〜15日には新月へと向かう細い月が
未明の東空で木星と邂逅。
さらに、新月過ぎの22日には日の入り後の西空で
今度は金星、火星と共演します。
春を代表するしし座やおとめ座に代わって、
こと座、わし座、はくちょう座といった
夏の星座も目立ってくる頃。
夜空で季節の移り変わりを感じるのも良いものです。
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占星術における星の動きは---
現在、双子座を運行中の太陽は21日に蟹座へ。
牡牛座にある水星は11日に双子座へ、
そして27日には早くも蟹座へ。
蟹座にある金星は5日に獅子座へ。
火星は獅子座で順行中。
木星は牡牛座で順行中。
土星は魚座にあって18日から逆行。
天王星は牡牛座で順行中。
海王星は魚座にあって30日から逆行。
水瓶座で逆行していた冥王星は
3月下旬以来、再び山羊座へ。
月は4日、射手座で満月となり、
18日には双子座で新月に。
今月は冥王星の山羊座への逆戻りが一番の肝。
時代や社会の動きが鈍ったり、反転したり、
想定通りに行かなくなるでしょう。
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牡羊座は“情報を制するものは未来を制する”と心して。
収集に終始せず、取捨選択がポイント。

牡牛座は手綱を緩めて、しばしのんびり。
休息しながら今後の展開を予想し、ぼちぼち準備を。

双子座は人脈ネットワークのハブ的存在に。
自分が動けば、関わる人が次々と動いていく。

蟹座は精神的に満ち足りた日々。
映画や絵画、会話の中にも琴線に触れるシーンあり。

獅子座はイレギュラーとハプニングが満載。
頭と心を柔軟にして、どんなことにも対応できるように。

乙女座はヤル気共々運気もスローダウン。
できない理由を探す前に、今できることを一つでも。

天秤座は「案ずるより産むが易し」を実感。
高い目標も難しい関門も思いのほか楽勝かも。

蠍座は成果も報酬もワンテンポ遅れる見込み。
焦らず慌てず、「果報は寝て待て」と開き直って。

射手座はピンチの陰にチャンスあり、不運の裏に幸運あり。
どんな状況も長くは続かないもの。

山羊座は丁寧に、誠実に、一つひとつ。
良質な仕事ぶりと対応が今後の信頼の礎となるはず。

水瓶座は飛躍・躍進のビッグチャンス。
まず一歩踏み出すことで目の前の世界が変わっていく。

魚座は気分の浮き沈みが激しいよう。
敢えて外界をシャットアウトし、内に籠るのもあり。