山羊座の満月 〜大人って楽しい♪

7月3日、20時半過ぎ。
山羊座にある月は太陽の真向かいに入り、
満月の刻を迎えます。
アメリカの先住民たちは7月の満月を
Buck Moon(バックムーン)と呼んでいたそう。
バックとは立派な角を持つ雄鹿の成獣のことで、
彼らは春に角が抜け落ち、
今ぐらいの時期に新たな角が生えてくることから
この名がついたと伝えられます。

ホロスコープを見てみると－－－
対峙する月と太陽を取り持つ木星の存在が大。
月とはトライン、太陽とはセクスタイルで
幸福感あふれる配置です。
さらに、太陽と土星のトラインも
堅実で揺るぎがない感じ。
物事が良いかたちで結実する、
あるいはプラス方向へ着実に進む、
そんな雰囲気が見て取れます。

バックムーンとこじつけるわけではありませんが、
元々山羊座は成人、成熟の象徴とされる星座。
現実社会で力を発揮して地位を築き、
リアルな幸せを手に入れることを望みます。
一方で、時間とも縁の深い星座。
「ルパン三世のカリオストロの城」でも
あの時計台のキー・モチーフは山羊座でしたよね。
時間＝時、年月の流れを常に意識し、
大切に生きることは
山羊座最大の人生テーマでもあるのです。
子供のような純粋さや無垢な心を持ち続けるのは素敵。
でも、生き方や働き方、人との接し方まで
いつまでも子供でいるのは社会人として失格。
年を重ね、人として深みを増すことが
楽しいと実感できる世界が
この先に待っていることを願って。
山羊座満月は大人の目を持って自分と向き合い、
現実をしっかり受け止めましょう。