孟冬(もうとう)とは陰暦10月の異称。
「孟」には“初め”という意味があり、
孟冬はそのものズバリ、冬の初めのことです。
昔は1月から3月が春、4月から6月が夏、
7月から9月が秋、10月から12月が冬。
10月ともなれば1年の締めくくりを意識したものでした。
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現在の10月は朝夕にようやく秋の気配が感じられる頃。
どこからともなく爽やかで甘やかな香りが漂ってきて
「あ、金木犀が咲いている!」と
思わず足を止めてしまう時期でもあります。
日没時刻もますます早くなり、
夏の星座に代わって秋の星座が主役の座に。
下旬にはオリオン座流星群もやって来ます。
10〜12日の日の出前には
新月へと向かう細い月が明けの明星=金星に、
24日の日の入り後には満月へと向かう月が土星に、
28、29日には満月が木星に、次々と接近します。
さらに、今回の満月は部分日食。
29日の夜明け前、4時半〜5時半頃の西空で
沈みつつある月が徐々に欠けゆく姿が見られます。
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占星術における星の動きを見てみると---
現在、天秤座を運行中の太陽は10月24日に蠍座へ。
乙女座にある水星は5日に天秤座に入り、
22日には蠍座へ。
獅子座にある金星は9日に乙女座へ。
天秤座にある火星は12日に蠍座へ。
木星は牡牛座で順行中。
土星は魚座で逆行中。
天王星は牡牛座で逆行中。
海王星は魚座で逆行中。
山羊座で逆行している冥王星は11日から順行に。
月は15日に天秤座で新月に。
29日には牡牛座で満月となります。
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牡羊座は相対する人、全てが師。
時には反面教師として学ぶこと、気づかされることも。

牡牛座は気配り上手を目指して。
周囲の人にはもちろん、自分の体も細やかにケアを。

双子座はビッグな進展あり。
得意ジャンルにターゲットを絞り、楽しみながら。

蟹座は足下注意。
一番安心できる場所を大事にし、踏み込まれないように。

獅子座はコミュニケーション重視。
喜びと情報を分かち合い、悲しみと悪評を遠ざけて。

乙女座はゆとりのターム。
先を思い悩むより今に集中し、マイペースで楽しんで。

天秤座は我が世の春、ならぬ秋。
自分らしく行動し、自分らしく表現すると好反応が。

蠍座は不安の先に幸運が。
利益にならないと分かっていても、敢えて取り組んで吉。

射手座は怪我の功名あり。
チャンスはアクシデントの顔をしてやって来るもの。

山羊座はプレッシャー増大。
どんと来い!と開き直って、とことんやり尽くす。

水瓶座はホップ・ステップ・ジャンプ。
手順にこだわらず、時にはステップ抜きで目指すゴールへ。

魚座は静かな秋。
行楽シーズンながら、気乗りしなければインドアで内省を。