「一陽」とは11月の異称。
冬至を示す「一陽来復」に由来する月名で、
「陽月」や「復月 」と呼ばれることも。
旧暦における冬至は11月にあり、
陰が極まり陽が生ずる日とされていました。
暗く寒い時季はまだ続くものの、
冬至を境に日中時間の方が徐々に長くなり、
人々の心にも明るい兆しと希望が戻ったのでしょう。 
現代の11月は冬の初め。
本格的な寒さに備えて様々な支度をする頃合いです。
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11月の夜空ではおうし座流星群としし座流星群、
ふたつのビッグイベントが控えているもののも、
今年は極大でも見えるのは1時間に2〜3個程度と少なめ。
観測にはおすすめできません。
そのかわり、星、それも惑星の観察にはもってこい。
こと木星は日没後の早い時間帯から東の空に現れ、
深夜には南天高くに上がって一晩中見ることができます。
しかも、明るさはマイナス2.9〜2.8等級と
金星と見紛うほどの輝き。
24〜26日には満月間近のふくよかな月が近づいて、
美しいランデブーシーンを見せてくれるでしょう。
また、金星は明けの明星となって日の出前の空に。
9日と10日には新月へと向かう細い月と
落ち合うのも見どころです。
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占星術における星の動きを見てみると---
10月下旬から蠍座に入っていた太陽は22日に射手座へ。
同じく蠍座にあった水星は10日に射手座へ。
金星は乙女座にあって8日に天秤座へ。
火星は蠍座にあって24日に射手座へ。
木星は牡牛座で逆行中。
魚座で逆行していた土星は4日から順行。
天王星は牡牛座で逆行中。
海王星は魚座で逆行中。
冥王星は山羊座を順行中。
月は13日、蠍座において新月に。
27日には双子座で満月となります。
土星が順行に戻ることで
社会的に停滞していたことが進み出したり、
組織的なルールが機能し始めるかもしれません。
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牡羊座は雌伏のターム。
密かに爪を研ぎつつ推移を見守り、チャンスを待って。

牡牛座は大どんでん返しあり。
ただ、有利な方へ転換するとは限らないので冷静に。

双子座は打たれ弱い期間。
嫌な話題と人物はできるだけスルーし、仕事に集中。

蟹座は楽しみ優先。
好きなものに夢中になれれば、その分英気を養えそう。

獅子座は足元注意。
トラブルの火種はあなた自身、もしくは身近な人間関係に。

乙女座はフレキシブルに。
ひとつの物事に固執せず、興味の対象をどんどん変えて。

天秤座は立ち止まるタイミング。
振り返って反省し、今後の目標と計画を立て直して。

蠍座は自己チューOK。
やりたいことを、やりたいようにするのが成功の鍵。

射手座は情に厚く。
困っている人、弱っている人の側に立って行動を。

山羊座はハプニング大歓迎。
想定外を楽しむ余裕と意外性のある発想でピンチを脱出。

水瓶座はパワー減退中。
余計な見栄とプライドを捨て、地道に一歩一歩進んで。

魚座は冒険の旅へ。
今いる世界を飛び出すことで新たな出会いと可能性が。


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今年も芦有ドライブウェイの美しい紅葉と
出会えますように。。。