「狭雲月(さくもづき)」は旧暦5月の異称。
「小雲月」とも書きますが、
どちらも頭の“さ”には特別な意味がなく、
調子を整えるための接頭語とされています。
要は、雲の多い月、空が雲に覆われる月の意。
旧暦5月は現代の6月頃で
まさに梅雨の真っただ中だったことが所以でしょう。
他にそのものズバリの「雨月」や「五月雨月」、
雨で月が見えないため「月不見月(つきみずづき)という名称も。
今でこそ5月の爽やかな晴天を「五月晴れ」と言いますが、
元来は梅雨の合間の晴れを指す言葉。
時代と共に意味も使われ方も変わっていった、
“生き続ける”名称のひとつです。
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ツツジの見頃は4月〜5月。
青空の下でも綺麗ですが、雨に濡れた花も風情があって素敵。

 
今年のGWの空模様はぐずつきがちとのこと。
例年ならば寒さや霞の心配もなく
星空観測にはもってこいのタイミングなのですが、
果たしてどうなることやら・・・。
ちなみに、5月5日〜6日はみずがめ座η(エータ)流星群が極大。
3大流星群ほど流れる星は多くないものの、
新月直前で月明かりに邪魔される心配がないため
比較的見つけやすいそう。
もし流星を見逃してしまっても、
うしかい座の赤い星・アークトゥルス、
しし座の尻尾に当たるデネボラ、おとめ座のスピカが形作る
「春の大三角」や「春の大曲線」など
この時期は探し甲斐のある星々がいっぱい。
夜散歩のついでに見上げてみるのもいいでしょう。
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見上げる・・・と言えば、5月は藤の花。
甘やかな香りと風になびく姿がなんとも優美。


占星術にお置ける星の動きを追ってみると---
現在牡牛座にある太陽は20日に双子座へ。
牡羊座にある水星は16日に牡牛座へ。
牡牛座にある金星は24日に双子座へ。
魚座にある火星は1日に牡羊座へ。
牡牛座にある木星は26日に双子座へ。
土星は魚座で順行。
天王星は牡牛座で順行。
海王星は魚座で順行。
冥王星は水瓶座にあって2日から逆行。
月は8日、牡牛座において新月に、
23日には射手座において満月となります。
何と言ってもビッグなトピックは木星の移動。
約1年ごとに星座を移り、別名・歳星とも呼ばれる
ラッキースターの双子座入りは物事の流れを推進し、
世の中全体の通信や交通、コミュニケーションに
大きな発展と転機をもたらすかもしれません。


牡羊座は安定感のある一ヶ月。
不安材料が無いかわりに刺激も少なく、少々退屈かも。

牡牛座はやる気満々!
温めていた計画があるなら、今こそ宣言もしくは実行を。

双子座は飛躍前の準備期間。
モノもご縁も不要なら潔く手放し、できるだけ身軽に。

蟹座はラッキー・ハプニングが多め。
想定外の事態に戸惑うものの、終わりよければ全てよし。

獅子座は思惑が裏目に出がち。
あれこれ画策するより、言われた分だけきっちりと。 

乙女座は好感度急上昇。
人脈ネットワークが広がり、嬉しいご縁があちこちから。

天秤座は疑心暗鬼の傾向。
信用できない人とは距離を置き、信頼できる人のみ動向を。

蠍座は運も気持ちも大揺れ。
重要な選択や決断をするなら状況が落ち着くまで待って。

射手座はいつになくナーバス。
パーフェクトを目指すがゆえ、些細なことが気掛かりに。

山羊座は実力を披露する好機。
周囲に認められ、憧れていたワンランク上のステージへ。

水瓶座は逆風に次ぐ逆風。
まわりは敵ばかりでも、そばには支えてくれる人が。

魚座は物の流れがスムーズに。
滞りがちだった仕事や交渉、人間関係も好転する兆し。
 
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芍薬もまたこの時期を代表する花。
「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」とは
誰もが知っている美人の形容ですが、
芍薬と牡丹は花姿がよく似ていて見分けがつきにくいもの。
大きな違いの一つは香りの有無です。
バラに似た香りがする芍薬とほとんどが無臭の牡丹。
さらに、草本でまっすぐ上へ伸びて咲く芍薬に対し、
木本で枝分かれして横に広がって咲くのが牡丹。
そんなところから「立てば〜坐れば〜」という
言葉が生まれたのかもしれませんね。