水瓶座の満月 〜自分を律してこその「和して同ぜず」。

8月20日3時半前。
水瓶座にある月は太陽の真向かいに入り、
満月の刻を迎えます。
まだまだ各地で花火大会が行われている頃で
所によっては華やかな打ち上げ花火との共演も楽しめるはず。
きっと素敵な夏の思い出となることでしょう。

満月時のホロスコープを見てみると
全ての星がいずれかの星とアスペクトを組むという
かなりパワフルな布陣です。
中でも月と対角に位置する太陽と逆行中の水星、
そこにスクエアで割って入る天王星、
このTスクエアは強力。
8月に入ってからも度々ニュースになっている
交通・通信のアクシデントに加え、
ネット上の大きな問題、突発的な事故が予想されます。
一方、火星・木星を頂点にした金星ー土星のTスクエアは
経済や政治に関するトラブルを暗示。
シビアな星配置の中にあって唯一、
遠方の3星、天王星・海王星・冥王星の協調角が
優しく大らかな救いとなりそうです。

今回、満月を宿す水瓶座は
革命の星・天王星をルーラーに持つ、
“自由・平等・博愛”を理想とする星座。
個人の自由を尊重しながらもチームワークを大事にする、
まさに「和して同ぜず」を地で行く人々です。
この相反する行為をさらりと遣って退けられるのは
情を汲みつつも情に流されないから。
現実生活で実践できるかどうかは別として、
占星術の先生方の中には
水瓶座こそヒューマニティの理想形と仰る方もいます。

水瓶座満月の日は自分の理想を再確認。
「こうなりたい！」「こう生きたい！」を
具体的に思い描いてみましょう。
変革パワーも存分に活用したいなら、
従来のルールやマニュアルから少々逸脱してでも
理想と夢をとことん追求して。
その先に、きっと新しいあなたがいるはずです。