1月14日7時半前。
蟹座にある月は太陽の真向かいに入り、
満月の刻を迎えます。
ここ芦屋市ではちょうど月の入り時間が満月のピーク。
お天気が味方してくれれば、
六甲山に沈み行くまぁるい月の姿を眺められるでしょう。
今の暦の上では2025年最初の満月ですが、
月の暦(旧暦)における新年の始まりは次の新月=1月29日。
なので、この満月は旧年最後の満月となり、
いつも以上に完結、完了の意味合いが強まりそう。
前日13日の夜、天高く輝く月を仰ぎ見ながら
改めて昨年を振り返ってみるのもいいかもしれません。

満月時のホロスコープを見てみると---
月のすぐそばには火星、太陽のすぐそばには冥王星があり、
4星が引き合うオポジション。
その緊張の糸を天王星と海王星が解きほぐす
台形の図式が際立っています。
もともと月は蟹座の支配星ですから、
自分のホームタウンに戻って存分にパワーを発揮。
守護、自衛、愛国主義、愛社精神、
受容、癒し、情感、母性愛、アイドル性などの
良い面が強調されれば問題はありませんが、
行き過ぎると少々厄介なことに。
自分や自分のテリトリー、大事な人を守らんがため
過剰防衛に陥る傾向も。
友人や隣人同士はもちろんのこと、
企業間や国家間に波及しないことを祈るばかりです。
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蟹座は元来、全てを受け入れ、包み込む、
大いなる愛と強さを持った星座。
肝っ玉かあさん的な頼り甲斐と度量の深さ、
温もりと癒しもキーワードです。
折しも今年最強の寒波がやってくるという昨今、
蟹座の満月パワーを上手に取り入れて
心からほんわか。
自分と、自分の大切な人や場所に想いを馳せて。。。
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