「清和(せいわ)」とは4月の異称。
旧暦4月は現在の5月頃に当たりますから、
澄み渡る空は清らかで、陽気は和やか。
一年で一番過ごしやすい時期と言えるでしょう。
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ただ、昨今の気候変動を見ると、
4月と言うのに夏日、真夏日が続出して
別の異称「孟夏(もうか=夏の初めの意)」や「新夏」の方が
しっくり来るかもしれません。

春は空が霞んで星空散歩には今ひとつ。
・・・ですが、ぼんやり霞んだ夜空に浮かぶ春の月は
風情があってまた良いもの。
実は、4月13日の満月は2025年で地球から最も遠くにあり、
今年一番小さく見える満月です。
桜の盛りは過ぎているかもしれませんが、
舞い散る花びら越しに控えめな満月を眺めるのも
なかなか趣があるのでは。
花見酒など片手に夜空も眺めてみてください。
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占星術における星の動きを追って見ると---
現在牡羊座にある太陽は20日に牡牛座へ。
魚座にある水星は7日に順行に戻り、16日に牡羊座へ。
同じく魚座にある金星は13日から順行。
蟹座にある火星は18日に獅子座へ。
木星は双子座で順行中。
土星は魚座で順行中。
天王星は牡牛座で順行中。
海王星は牡羊座で順行中。
冥王星は水瓶座で順行中。
月は13日に天秤座において満月となり、
27日には牡牛座で新月となります。
今月のトピックは火星が座を変えること。
振り返れば、一時的な獅子座への先行移動はあったものの、
昨年9月から半年余に渡り蟹座に滞在していた火星。
牡羊座の支配星にして火の星座の象徴、
情熱や闘争を司る星が水の星座で足止めを食らい、
随分居心地の悪い思いをしていたはず。
今回、満を持して火の星座・獅子座に移ることで
本来のプラスの力を発揮しやすくなるのではないでしょうか。
3月末の魚座-牡羊座間の星往来、そして海王星移動と
ダイナミックドラマの余韻は続いているものの、
それも徐々に清く和んでくると予想します。
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牡羊座はビッグチャンスほどリスクの顔をしてやって来そう。
失敗していい、損してもいい、くらいの心意気で。

牡牛座は見えているのに届かない、もどかしさが募るかも。
遠回りもまた楽し〜と思い直して、慌てずに。

双子座は新たなコミュニティーに幸運が待っているよう。
自ら飛び込む、自ら立ち上げる、どちらでも。

蟹座は対人面のトラブルが多発し、感情が乱高下しがち。
守れない約束やルールなら、最初から辞退するべき。

獅子座は手を伸ばしさえすれば、棚ぼた式に幸せが落ちてくる予感。
もらって満足せず、どう活かすかよく考えて。

乙女座は自分の心の奥の奥を覗き見るようなシーンあり。
案外、本人が一番分かっていなかった事柄かも。

天秤座はこの先の人生を大きく左右する出会いや出来事が。
4月から新環境へ飛び込んだなら、その確率はさらに大。

蠍座は「木を見て森を見ず」的なシチュエーションが多々。
人の批判をする前に、我と我が身を振り返って。

射手座はスターであり、カリスマであり、とにかく目立つ期間。
下手に隠そうとしないで、何もかも堂々と。

山羊座は居るべき場所、戻るべき場所に何らかの変化が。
大切に思うなら、日頃から気にかけ、手をかけて。

水瓶座はフットワークよく動き回って様々な成功を収めそう。
趣味でも勉強でも興味を持ったなら、即行動を。

魚座は身のまわりが落ち着き始め、自身もほっとひと息。
自分の好きなことにどっぷり没入できるはず。