幸せ、さがそ。幸せ、さかそ。〜Myuのhappy diary

ある時はコピーライター・中村美夕紀。 またある時は占星エッセイスト・みつみゆう。  “好き"を仕事にすればどんなに苦しくても幸せの種は見つけられる・・・ そう信じて。

arts 〜美が宿るものすべて

阪神競馬場 〜春、桜、ゴージャス。

3月1日、リニューアルオープンした阪神競馬場。
来月にはG1の大阪杯と桜花賞の開催を控える、
同競馬場へ行って来ました。
・・・というのも、3月29日30日は入場無料となる
阪神競馬場フリーパスの日。
ちょうど桜も咲き始めているし、
お天気は良いし、
お花見orお散歩がてら足を伸ばしてみたのです。
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阪急仁川駅から専用の地下道〜歩道で直結。
競馬場周辺の桜はまだ2分咲き程度でしたが、
場内にはほぼ満開の桜も。
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品種が違うのでしょうか・・・
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そして、濃ピンクの枝垂れ桜もだいぶ咲いていました。
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正門上にはどどーんと、大阪杯、桜花賞の看板が。
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私がちょうど到着した時、
パドックでは第9レース、君子蘭賞の馬たちが周回中。
ひときわ熱い視線を集めていたのは
白毛馬のゴージャス嬢でした。
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お母さんも同じく白毛だったサトノジャスミン。
そしてお父さんは阪神巧者にして破天荒だった
芦毛のゴールドシップ。
果たして彼女はどんなレースをするのでしょう?
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・・・残念ながら、見せ場なく10着に。

でも、きれいな馬と桜、麗らかな春にふさわしい
プチトリップでした。
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神戸ルミナリエ 〜真骨頂は最終日の消灯式に。

1995年の阪神・淡路大震災から30年。
同年の12月に始まった神戸ルミナリエも
30年目となりました。
今年のテーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。
コロナ禍を経て会場や様相はだいぶ変わったようですが、
あの美しく壮麗な光の感動は変わらず。
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私にとってはおそらくこれが最後。
まさかルミナリエの見納めをする日が来ようとは
一年前には考えもしないことでした。 


ルミナリエといえば、華やかな点灯式が注目されがち。
ですが、その真骨頂は最終日の消灯式に。
神戸の復興を願って作られ、神戸の市歌にもなった
「しあわせ運べるように」と鎮魂曲が流れる中、
制服姿で整列した警察官やスタッフの方が
「阪神・淡路大震災の犠牲者の御霊に敬礼!」
掛け声とともに灯りが消える瞬間、
寂しさとともに何とも言えない厳かな感動に包まれます。 
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ルミナリエは神戸にとって
冬の一大観光イベントには違いありませんが、
本来はあの震災に思いを馳せ、亡くなった方を悼み
そして気持ちを新たにする大事な光の儀式。
それを忘れてはならないのです、
せめてあの日々を経験した私たちは。

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メイン会場のひとつ、東遊園地の傍らでは
ふわふわのコブシの花芽がふっくらと。
・・・神戸の春はもうそこまで来ています。


 

神戸ポートタワー 〜“鉄塔の美女”に初登楼!

港町・神戸のランドマークといえば・・・
そう、神戸ポートタワー。
皷をほっそり伸ばしたような曲線デザインで、
その優美さから“鉄塔の美女”とも呼ばれているとか。
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誕生したのは1963年。
昨年春にはリニューアルオープンし、
青い海や緑の山を背景に
再び赤くスマートな姿を披露してくれました。

阪神間に住んで30年となる私。
ポートタワーは見慣れてはいたものの、
恥ずかしながら一度も登ったことがなかったのです。
今回、妹が来神したのを機に
思い切って初登楼!
神戸の街と海をいつもとは違う目線で
たっぷり堪能してきました。
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ポートタワーから見て東南方向。
ポートアイランドに薄明光線が差して、何とも神々しい。
足元には開催中のルミナリエも見えています。


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展望層の1階にあるギャラリーでは
「あのころの神戸 川西英・祐三郎展覧会」が開催中。
作品越しに眺めるモザイク一帯もまた素敵です。


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ランチタイムには低層階のレストランカフェで
神戸らしい洋食メニューを。
妹はポークカツ、私はエビフライ一択でした。


どなたかがテレビのインタビューで答えていましたが、
「神戸は、住んでいることを自慢できる街」と。
改めて、同感!!
ここを離れる日がほどなく訪れることに
言い表しようのない寂しさを感じる今日この頃です。 

七月大歌舞伎 〜久しぶりに大阪松竹座へ。

浪花の夏の風物詩といえば、
今週末に行われる天神祭。
ですが、こちらも忘れちゃいけない、
東西の役者が揃う毎年恒例の七月大歌舞伎。 
7月26日に千穐楽を迎える本公演を観劇しようと
久しぶりに大阪は道頓堀の松竹座へ行ってまいりました。
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16時開演の夜の部。
とはいえ、写真からも日差しの眩しさが分かるほど
暑い、暑い大暑の日。
遠路はるばるやって来る故郷・信州の友人と待ち合わせ、
お目当の仁左衛門さんの「いがみの権太」を楽しみに
汗だくになりながら劇場に入ります。
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お席は生まれて初めての「左列」。
舞台全面の見渡しの良さには欠けますが、
1階席の平場より一段高くなっている最下手で
通好みのお席なのだとか。
役者さんたちの花道の出入りがしっかり見えるうえ、
幕の開閉の鈴の音も間近に聞こえて
なかなか乙なお席でした 。
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今回は実力派女形で知られる五代目中村時蔵さんの萬壽襲名、
 そのご長男、梅枝さんの時蔵襲名
さらにそのご子息(時蔵さんにとってはお孫さん)の梅枝襲名
三者襲名披露の公園でもありました。
夜の部では、私個人的には初めて
時蔵さん、もとい萬壽さんの立役を拝見。
「義経千本桜」の中将維盛でした。
お里との場面の初々しい可笑しみは
こちらが照れてしまうほど。
今回は大立ち回りの場面が多くてとんぼ切る切る、切りまくり!
アクションに次ぐアクションで
見ているこちらもどっと疲れてしまいました。
しかし、やはり圧巻は仁左衛門さんのいがみの権太。
齢80〜とは思えない立ち姿の美しさ、
所作の軽やかさ、そして色気etc...
矍鑠とした なんて言うのは失礼なほど。
まさに眼福のひと時でした。

見られるものは見られるうちに
聞かれるものは聞かれるうちに
やれるものはやれるうちに
改めて痛感した七月大歌舞伎でした。 

NINAGAWA 〜「にごり江」から「十二夜」まで。

「世界の蜷川」こと
演出家の蜷川幸雄氏が
亡くなられたとのニュース

享年80歳

車椅子に乗って
チューブをつけていらしても
心配の言葉など撥ね付けてしまうような
最後まで毅然とした姿

まだまだ世界を驚嘆させる舞台を
たくさん手がけていかれると
思っていたのに
本当に、本当に残念でなりません

         

私が最初に観た蜷川氏の舞台は
1994年 大阪は近鉄劇場の
「にごり江」 

主演の名取裕子さんが
それはそれは艶やかで美しく・・
氏の姪にあたる蜷川有紀さんも
同じ舞台に上がっていらして
綺麗な方だなぁと・・

次に観たのは
大阪のシアタードラマシティでしたか
「リチャード三世」

タイトルロールは平幹二朗さん
王妃は二宮さよ子さん
舞台もストーリーも暗澹としていて
それに圧倒された感

そして、2009年の大阪松竹座
「NINAGAWA 十二夜」

シェイクスピアを歌舞伎にした
華やかな冒険活劇、いえ喜劇で
尾上菊之助さん演じる
ヴァイオラとシザーリオもさることながら
市川猿之助さん(当時はまだ亀治郎さん)の
お女中マア(マライア)が素晴らしく
笑って、笑って、大満足
 
        

たくさんの俳優やスタッフの方々の
哀悼コメントを読みながら
改めて蜷川さんの舞台を思い出しています




 

一條大蔵譚 〜幕見、初体験。

通常、歌舞伎は昼の部と夜の部、
それぞれにお芝居や踊りが
数演目ずつあり
部ごとに通しのチケットを購入して
観劇します。・・が、
歌舞伎座には好きな演目だけ観られる
「幕見」
なるものがあるのです。

 今回は出張の合間を縫い
学生時代から大好きだった
片岡仁左衛門さんを一目
いえ、一幕だけでも観ようと
昼の部へ出かけました。

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新装なった歌舞伎座へは
これで2回目。
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構えはお馴染みでも
後ろに控える高層ビルの全容には
やはり圧倒されます。

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普通、歌舞伎のチケットは
一等席で20,000円前後。
人気役者の襲名公演や
顔見世興行ともなると
30,000円近くもしたりして
結構な覚悟(!?)が要るのですが
幕見席のチケットは数千円と映画並み。
演目ごとに料金が異なるのも
ポイントです。

幕見席の4階までは
専用のエレベータで。
3階以下のお席やロビーには入れず、
花道なども全景まで見られませんが、
常連の大向こうさんの掛け声を
下に聞くのは貴重な経験。

芸術祭十月大歌舞伎
目指すは昼の部の
「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
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一條大蔵譚は義太夫狂言の名作。
平氏を欺くために阿呆のフリをする
大蔵卿=仁左衛門さんの
やはり関西のお人は京言葉がイイっ
と大納得させられる
はんなり可愛い阿呆ぶりと
後半の打って変わっての
凛々しい二枚目ぶりが
まさに一粒で二度美味しい
見事なお芝居

ほんのひととき
良い充電ができました


帰りがけには
歌舞伎座脇にある
小さな明神様にお参り。
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仕事の成功を祈りつつ

雷蔵祭 〜永遠の想いは初恋にも似て。

37歳という若さでこの世を去った
希代の俳優・市川雷蔵

今年は彼の没後45年
さらに映画デビュー60年を迎えます。

テレビに軸足を移すことなく
亡くなるまで銀幕のスターを通した雷様

生きていれば82歳
どんな役を演じていらっしゃるか・・
老け役を観てみたいと思う反面、
美しい姿のまま
永遠に記憶に残るから良いのかも・・とも。


そんな雷様の主演映画を集めた
恒例の雷蔵祭を観に
新宿の角川シネマへ行ってきました。

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今回は映画デビュー60周年
〜雷蔵祭・初恋〜と銘打たれ、
初デジタル化となる初期作品を含めた
46作品を一日4作品ずつ上演。
東京を皮切りに大阪や愛知でも
開催される予定です。

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上映フロアのエレベーターの扉も
すべて雷様のポスターがデザインされ
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ロビーにも所狭しとポスターや
貴重な資料が展示されています。

私が観たのは1955年
デビュー2年目の「いろは囃子」
初デジタル化された作品のひとつ。

本当はデビュー作「花の白虎隊」を
観たかったのですが、
日程が合わず泣く泣く断念。

朝一番の上映にもかかわらず
50席強の会場はほぼ満席で
残り少ない当日券をやっとゲットして
滑り込みました。

「いろは囃子」で雷様が演じたのは
もとは材木問屋の若旦那
それが身を持ち崩して・・・
心中未遂の末やっと立ち直ったものの
再び事件に巻き込まれて・・という
哀しいけれど粋な終わり方。

雷様はボンボンをやらせても
ヤクザをやらせても
やっぱりかっこいい

束の間、初恋のトキメキにも似た気持ちで
スクリーンに見入ってしまいました。
 

ルミナリエ消灯式 〜14番目の月の下で。

「光の記憶」と銘打たれた
19回目の神戸ルミナリエ

12月5日から16日までの開催期間中
訪れた人々は約354万1000人。
昨年より約14万人も多く、
7年ぶりに増加に転じたそう。

これなら20回目となる来年も
メモリアルにふさわしい美しさで
開かれるはず・・・
個人的にはとっても嬉しいことです。

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元町の通りから東へ伸びる道路を飾る
光の回廊「ガレリア」

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ガレリアを通ってその先に待つのが
東遊園地に設置された
光の壁掛け「スパッリエーラ」

年によっては青が多いな〜とか
今年は白っぽいなぁ〜とか
どれひとつとして同じものがない
ルミナリエですが、
今年はいつになく色鮮やかな印象。

単に煌びやかというのではなく
色と光の深みを感じられる趣向でした。


ふと見上げると
満月を翌日に控えた14番目の月が
光の記憶の向こうに煌々と。
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華やかなスパッリエーラ越しにも。

ルミナリエの光を見守るように
優しく輝いていました。


私はこれまで
灯りがともる瞬間=点灯式に
立ち合ったことは幾度もあったのですが、
今年は初めて
全ての灯りが落とされる消灯式へ。

最終日の21時
消灯時間に合わせて整列した自衛隊員の方々
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まさに消灯、その直前
「阪神淡路大震災の犠牲者の皆さんに
哀悼の気持ちをこめて・・
敬礼っ!」
先頭にいらした女性隊員さんの言葉が
響き渡りました。

それを聞いただけで胸がいっぱいに・・

思えば、阪神淡路大震災の際
様々な場面でお世話になった自衛隊員さん。
救助・救援はもとより
支援物資を配ってくださったり、
特設のお風呂を作っていただいたり。
瓦礫の町で自衛隊の車両を見かけるだけで
何とも心強く思ったものです。


辛かった震災の日々も
波瀾万丈だった神戸の暮らしも
いろいろな笑顔も、たくさんの涙も
すべての思い出の灯を吹き消すように・・

私にとって最初で最後の消灯式が
静かに幕を下ろしました。 

wintry scene 〜冬の神戸が好き♪

基本、冬は苦手です。

冬は氷点下が当たり前という
極寒の信州で生まれ育ったにもかかわらず
寒いのは、、、ダメ。

手先足先は氷のように冷たくなって
すぐシモヤケになるし
そのうえぱんぱんに腫れ上がった指は
アカギレにもなるし 

正直、信州を離れて関西に住みだした頃は
何ともゆる〜い冬に拍子抜けして
故郷の家族や友人たちに
申し訳なくなったくらいです。

でも、慣れとは恐ろしいもの。
年を経るごとにカラダが関西化(!?)して
今ではすっかり
こちらの冬も寒く感じるように。 
・・私も軟弱になってしまったものです


雪と氷に覆われ
白・黒・灰色だらけになる信州に比べ
神戸の冬はとても色鮮やか。

家々の庭には緑や赤が残っているし
道々はイルミネーションで
綺麗に飾られているし
何より街そのものに活気があります。

そんな港町・神戸の冬景色をいくつか。

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つい最近、同い年だと知った
神戸のシンボル・ポートタワーと
誰かさん達の結婚式で話題になった
ホテルオークラ。

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ルネ先生と招待されたこともある
観光船コンチェルトと
海に臨むオリエンタルホテル。 
 
先日も紹介した神戸ルミナリエ
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私が訪れた際には
ミニ試験点灯が行われていました。

いよいよ明日12月5日から
スタートする19回目のルミナリエ。

1995年の冬を思い出しながら・・・
四季折々に美しいけれど
冬の神戸もまたことさらに美しいなぁ〜と
改めて街惚れしてるみつみでした
プロフィール

みつみゆう

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