幸せ、さがそ。幸せ、さかそ。〜Myuのhappy diary

ある時はコピーライター・中村美夕紀。 またある時は占星エッセイスト・みつみゆう。  “好き"を仕事にすればどんなに苦しくても幸せの種は見つけられる・・・ そう信じて。

阪神競馬場 〜春、桜、ゴージャス。

3月1日、リニューアルオープンした阪神競馬場。
来月にはG1の大阪杯と桜花賞の開催を控える、
同競馬場へ行って来ました。
・・・というのも、3月29日30日は入場無料となる
阪神競馬場フリーパスの日。
ちょうど桜も咲き始めているし、
お天気は良いし、
お花見orお散歩がてら足を伸ばしてみたのです。
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阪急仁川駅から専用の地下道〜歩道で直結。
競馬場周辺の桜はまだ2分咲き程度でしたが、
場内にはほぼ満開の桜も。
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品種が違うのでしょうか・・・
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そして、濃ピンクの枝垂れ桜もだいぶ咲いていました。
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正門上にはどどーんと、大阪杯、桜花賞の看板が。
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私がちょうど到着した時、
パドックでは第9レース、君子蘭賞の馬たちが周回中。
ひときわ熱い視線を集めていたのは
白毛馬のゴージャス嬢でした。
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お母さんも同じく白毛だったサトノジャスミン。
そしてお父さんは阪神巧者にして破天荒だった
芦毛のゴールドシップ。
果たして彼女はどんなレースをするのでしょう?
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・・・残念ながら、見せ場なく10着に。

でも、きれいな馬と桜、麗らかな春にふさわしい
プチトリップでした。
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桜紀行 〜西へ、東へ。

桜前線が早くも通り過ぎようとしています。
今年は咲き始めはもとより
満開になるのも最速だったとか。
予報では今週半ばにはまとまった雨が降るそうで、
これが花散らしの雨となるのは必至です。
最後のお花見日和を逃すものかと
日がな一日、桜を求めて東奔西走!?
西は須磨浦公園から東は地元・芦屋の宮川まで
観桜ツアーを決行しました。
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須磨浦公園は花見のピークで
お目当のロープウェーに乗るのも1時間待ち。
早々に諦めて桜越しの電車、
桜越しの海と空、それぞれを堪能しました。
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続いてやって来たのは灘区の摩耶ロープウェー下。
地元民なら誰もが知っている桜の名所、
五毛の桜のトンネルです。
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年々増える人と反比例するように
桜が老木化して少なくなっていくのは寂しい限り。
私が住んでいた20年ほど前は
両側から伸びる枝がピンクのトンネルさながらで、
彼方に広がる大阪湾との対比が
息をのむほど素晴らしいものでした。
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最後は芦屋に戻ってご近所の宮川沿いへ。
北を向けば六甲山の山腹にも
こんもりとした薄桃色が点々と。
春は南から北へ、そして低地から高地へ、
足早に広がっていくのですね。

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こちらは恒例の一日参りにて。
打出天神社の境内の桜は
今年も美しい姿を見せてくれています。
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春に想う 〜「さまざまのこと思ひ出す桜かな」

別れと出会いが交錯する春。
まだ季節は半ばですが、
 今年もいろいろな別れがあり、
思いがけない再会や出会いがありました。
 
さまざまなこと思ひ出す桜かな

松尾芭蕉の句の中で私が一番好きな句。
時に45歳、奥の細道の旅に出る一年前、
故郷の伊賀に帰り着いて詠んだものと言われます。
平易で簡潔、でも、奥深い・・・
日本の年度制は近年になってからですが、
咲く桜とともに人生の様々な節目やドラマを思い出して
感慨に耽る人はきっと多いはず。 
楽しく笑い合って見上げた桜、
ひとり悲しみを抱えて見つめた桜、
故郷を懐かしんで眺めた桜、
桜の数だけ人の思いがあるのかもしれません。

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朝の桜並木。
人気のない通りに花びらの舞う音が。
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十六夜の月と夜桜。
暗闇に白々と浮かぶ桜はどこか妖艶。
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昼の桜。
薄紅色の花にはやはり青空が似合います。
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桜の花は枝だけでなく幹や根にも。
目の高さにあると愛しさひとしおです。

 ちなみに。
わが家のカランコエさんも桜に負けじと
満開の時を迎えています。
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春の果て 〜桜、見おさめ、飲みおさめ。

2020年の春もそろそろ幕引き。
・・・と思いきや、
来週は時ならぬ寒波がやってきて
再び寒くなるとの予想です。

でも、一度散ってしまった桜は
もう元には戻らず。
すでに若緑の葉を出している枝もちらほら。
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仕事帰りに歩いた夙川沿いでは
川面に浮かぶ花びらが
淀みに佇んで花筏となっていました。 
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日本の桜100選にも選ばれた夙川は、
例年なら大勢の花見客で賑わいますが、
さすがに今年はこの通り。
ただ、春の果てを実感するには
しみじみとして良い風情ですが。。。

家に帰ってから、改めての花見酒。
これも先月の誕生日に贈ってもらった1本で
新潟県は妙高市にある鮎正宗酒造さんの
純米にごり酒「さくらいろ」。
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白い陶器のボトルに桜のワンポイントが
実にキュートで春らしい。
しかも、注いでビックリ!(◎_◎;)
なんとお酒そのものも桜色!!
とろりとしていて、ほんのり甘く
まるで甘酒のよう。
日本酒というよりリキュールといった感じで
食前酒、もしくは食後酒に最適。
私はここに氷を入れて飲んでみました。

刹那の春だから、幾度も眺めたい、味わいたい。
その名残り感こそ春の真骨頂かもしれません。


春は行く 〜散る桜 残る桜も 散る桜。

わが家から歩いて10分ほど。
時折潮の香りも漂ってくる宮川沿いで
春の背中を見送りました。
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河口はすぐそこ。
海から吹く風に花びらをさらわれて、
一週間前とはすっかり姿を変えた桜が並びます。 
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ちょっと上流に目をやれば、
まだ満開に近い桜もあるのですが。

「散る桜 残る桜も 散る桜」
良寛さんの辞世の句を思い出さずにはいられない
春の名残の昼下がりです。 

朝桜 〜花のトンネルを抜けて。

春はあけぼの
やうやう白くなりゆく山際
少し明かりて
紫だちたる雲の細くたなびきたる


・・・の時間には間に合いませんでしたが、
清冽な朝桜を眺めるために
神戸〜芦屋の早朝ドライブへ。
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以前住んでいた神戸市灘区。
摩耶山の麓にある摩耶ケーブル駅周辺はほぼ満開。
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朝日を浴びて輝く桜はどこか神々しい美しさ。
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摩耶ケーブルは始発前。
赤いケーブルカーが静かに出番待ち。
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摩耶ケーブル駅から少々下ったところにある
五毛の桜のトンネル。
重なり合う桜の枝の向こうに海が見えて
かつては灘区きっての桜の名所と謳われていたのが
今はずいぶん寂しい風情。
桜も寄る年波には勝てないのでしょうか・・・

芦屋市に戻って
こちらはいつも通る茶屋之町。
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早朝というのにカメラ片手の花見客がちらほら。
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 そこから下って芦屋高校の校庭横。
学校の周りには桜、多いですよね、やはり。

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夜桜が妖艶な美しさなのに対して
朝桜は初々しく清らかな美しさ。
同じ桜でも、1日の中で表情ががらりと変わって。
それもまた いとをかし 
 
 

サクラサク 〜春とともに。

芦屋の打出天神で桜が咲き始めました。
・・・と言っても、見つけたのは先週。
今頃は7〜8分、
いえ、もう満開になっているかもしれません。
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神戸の東灘にある酒蔵、
酒心館ではしだれ桜がこのとおり。
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門越しに見える裾のピンク、
野点傘の緋色がなんとも鮮やか。
春生まれで良かった〜と思う瞬間です。

けふまでの 日はけふ捨てて 初桜  加賀千代女

今日までの日々のことはすべて過去
きれいさっぱり捨て去って
再び新しく生きよう!
咲いたばかりの初桜のように。

今はまさにこの句のような心持ち。

引っ越し準備中 〜見上げれば、桜も・・。

来月頭の引っ越しに向け
バタバタと準備中。

振り返ってみると
これが通算12回目の引っ越しです。

進学で京都に住んだのを皮切りに
再び長野〜そして神戸〜さらに芦屋〜
流れ流れて・・
大きな移動だけでも5回。
その間、各市内で数回ずつ転居して
何やら流浪の民のよう

自身は決して好き好んで
転々としているわけではないのですが、
様々な土地に住めて幸せ
と喜ぶべきなのか
はたまた引っ越し貧乏の典型
と嘆くべきか
未だ心の整理はつきません。

でも、今回に限っては
前向きに吉運を引き寄せるべく
方位を確かめ
時期を待っての引っ越し。
そう、来月4日立春から節が変わり、
吉方、凶方もガラリとかわって
真の新年が始まるのです。

じっと耐え忍び
待った甲斐があった〜 と
歓喜の報告ができる日がくるように・・
まずは精進、精進。


冬来りなば春遠からじ

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ご近所の桜並木を見上げれば
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枝々にはすでにたくさんの蕾が
まだまだ固く、
寒風に身を縮めてはいるものの
「春の来ない冬はない」
そう励ましてくれているようです。

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こちらは大根。
葉の付け根から切って
キッチンの片隅で水栽培しています。
うまくすれば
中心の新芽がぐんぐん伸びて
菜の花に似た愛らしい花を咲かせるはず。
ここを越すまでに
その姿を見られれば良いのですが・・



 

桜さまざま 〜咲いて良し、散ってよし。

散る桜 残る桜も 散る桜

禅僧にして歌人、書家としても知られる
良寛さんの辞世の句。

〜潔いからこそ美しい〜

桜のように生きられたらと
人は誰もが願うものなのでしょうか。


            

私は忙しい合間を縫って東奔西走
ひたすら桜を求める日々。

今を盛りと咲く桜
今が最期と散る桜
どちらも美しいその姿をお届けします。

わが家から歩いて15分ほど。
日本さくらの名所100選に選ばれた
夙川の川辺にて

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咲く姿を映したり
散った花びらを漂わせたり
水辺は桜の美しさを際立たせる
最高の舞台かもしれません。

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目前に海が迫る最下流には
村上春樹氏の小説にも登場する
葭原橋(あしはらばし)が。
薄紅の桜と白い雪柳に囲まれて
ここも春爛漫です。

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桜の種類もいろいろ
一番上はここ特有の桜・夙川舞桜
ややウェーブがかった
愛らしい花びらが特長です。
真ん中はお馴染みのソメイヨシノ。
そして、花と葉が同時に出てくるのは
オオシマザクラ系でしょうか。


この時期恒例
神戸市は王子動物園の夜桜通り抜け

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さくらを見に行っているのか
人を見に行っているのか
今年も大賑わい!
ただ、年々夜桜の観覧コースが
短くなってしまうのが
残念ではありますが

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動物園なので
運が良ければ就寝前にウロウロする
動物と桜の共演も。
この日はかわいいペンギンでした
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王子動物園のシンボル
観覧車と桜も
しっかり目に焼き付けて。


            


夢で逢いし人に逢いたる桜かな  野村喜舟

今度は東上して
関東の桜を楽しもうと思います。




 
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