幸せ、さがそ。幸せ、さかそ。〜Myuのhappy diary

ある時はコピーライター・中村美夕紀。 またある時は占星エッセイスト・みつみゆう。  “好き"を仕事にすればどんなに苦しくても幸せの種は見つけられる・・・ そう信じて。

火星

火の星、水の月 〜6月の星読み&月読み。

Super Mars=スーパーマーズ

新聞やテレビを賑わしている
火星最接近の話題。
地球に最も近づくのは5月31日ですが、
6月に入ってからも
マイナス2.0〜1.4等級の明るさを保ち
土星やアンタレスと並んで
 存在感を示します。

その名の通り
見るからに赤い、火の星。
和名の「夏日星(なつひぼし)」は
江戸時代につけられたそう。
蠍座のアンタレス(和名は赤星)と同様
暑い夏の夜空に輝く赤い姿は
何百年前も今と変わらず
眺める人々を魅了したようです。


6月の異名は水無月
他には青水無月、風待月、常夏月など。

陰暦6月は現在の7月頃なので
炎暑で水が涸れてしまう月とするのも
納得ですが、
水無月の“無”は助詞の“の”にあたり
「水の月」を意味するという説も。
ちょうど田植えが済み
水をいっぱいに張った田園風景が
目に眩しい時季でもあります。

          


太陽は双子座を運行中で
6月21日には蟹座へ。
同じく双子座にある金星は
ひと足早く18日には蟹座へ。
牡牛座にある水星は
13日に双子座に移って
30日には蟹座へ。

木星は乙女座を順行中。
5月末に蠍座へ戻った火星は
引き続き逆行中。
土星は射手座で逆行
天王星は牡羊座
海王星は魚座にあって
15日より逆行
冥王星は山羊座で逆行

外惑星の半数が逆行するせいか
世の中の大きな流れが
何となく淀みがち。
政治・経済・裁判・事件etc...
重要な課題や決断が先延ばしされるか
有耶無耶になってしまうかも。
双子座にある太陽はちゃっちゃと
物事を進めたいのだけど
水星との協力機関が短いし
後押ししてくれる星も少ないし。
停滞感が薄れるのは
7月に入ってからになりそう。

本来、6月はもっと軽やかで
広がりのある雰囲気。
でも今年はいつになくスロー、
よく言えば、
地に足が付いている感じです。

月は6月5日
双子座において新月に。

そして、20日には
今年2回目となる射手座の満月。

満月が同じ星座で
続けて巡ってくるのは稀なこと。
世界レベル、はたまた地球レベルで
他国、他星へ目を向けるよう
促しているのかもしれません。
個人にとっては
もっと視野を広げたり
もっと遠くへ足をのばしたり
思考も行動も外向きにするよう
働きかけているもの。

ちょうど太陽が夏至点へ入る
前日の射手座満月。
滞在中の土星の存在感も増して
強大なひとつのピークを迎えそう。

いつもの満月より
背筋をシャンと伸ばして
その日を迎えたいと思います。

Red Planet 〜火星が輝きを増す時。

一説には
地球の双子星とも言われる火星。

Mars
英語ではマーズ
ラテン語ではマールス 
ギリシア語ではアレース

レッド・プラネット(Red Planet)の
通称でも知られます。

遠目にも分かるその赤さは
地表を覆う
大量の酸化鉄(赤さび)によるもの。
双子星説こそあるものの、
質量は地球の約1/10で表面積は約1/4ほど。
ですが、
火星の自転周期は約24時間40分で
地球とほぼ同じ。
しかも、自転軸が傾いていて
季節があることも地球と似ています。

ギリシア神話では
軍神アレースに相応する火星。
その2つの衛星はアレースの息子から
フォボス(狼狽)とダイモス(恐怖)
名付けられています。

西洋占星術においては
牡羊座のルーラー(支配星)
蠍座の副支配星。
闘争やトラブルを呼ぶマレフィック(凶星)
分類されますが、
一方では積極性や情熱を司り
体力・生命力、性愛を読み解くための
重要な星となっています。


その火星が地球に接近中。
最接近する5月31日には
約7,528万kmまで近づきます。

地球の公転軌道はほぼ真円ですが、
火星のそれはやや楕円形。
会合周期も2年2ヶ月なので
2星が接近する位置は毎回違い、
その距離も大きく変動するため
2018年の最接近時には約5,759万kmに。

現在、日没後の南東上空に
赤々とした姿を見せている火星。
月末を境に少しずつ離れてしまうものの
まだまだ観測の好機は続きます。


ちなみに
火星の東下には蠍座のアンタレスが。
やや暗い赤ながら
存在感のある輝きを放っています。

古来、中国ではこの2星が近づくことを
熒惑守心」といい
不吉の前兆とされていたとか。

確かに、赤い星が並び輝く様は
美しくもあり・・
不気味でもあり・・

果たして。

 

火には火を 〜火星vsアンタレス。

「5月の星読み&月読み」でも
紹介しましたが、
今月の天体トピックスで一番の注目は
地球に最接近する火星の動き。

5月22日には地球を挟んで
太陽と正反対に位置する「衝(しょう)」に。
太陽・地球・火星の順で一直線に並びます。

さらに、31日には地球に最接近。
その距離は約7,560万kmで
過去11年間で最も近い位置まで来ます。

既にかなり明るさを増していて
比較的早い夜時間から
南東の空に輝く姿を目にした方も
多いのでは。

今回の最接近では
蠍座のアンタレスも近くにあり
赤い星同士の共演が見もの。

何と言ってもアンタレスは
その語源が“アンチ・アーレス”
アーレスとは火星のことで
直訳すれば“火星に対抗するもの”の意。

現在、蠍座の守護星は冥王星ですが、
冥王星が発見される以前は
火星が守護星。

そんな背景を考えながら眺めるのも
また一興かもしれません。

ちなみに。
アンタレスの東上には土星。
22日は満月を迎えて
ファイヤーっな夜となりそうです。

34
 〜国立天文台のサイトより〜

火星、最接近 〜春の宙に赤星を探して。

占星術において火星は
情熱、闘志、肉体的パワーを司る星。

社会にあっては事故や闘争
個人においては体力や体調の変化
そして、恋愛力にも関わります。

今、太陽が座している
牡羊座の守護星でもある火星は
通常数ヶ月ごとに
星座を渡っていくのですが、
今年は順行・逆行を繰り返しながら
7月下旬まで天秤座に長期滞在中。

(=地球を挟んで太陽と真向かい) にあって
牡羊座の太陽、天王星 
蟹座の木星、山羊座の冥王星と
グランドクロスを形成します。

牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座は
それぞれ季節のスタートに位置する星座で
自ら動いたり、物事を始める傾向の強い
活動宮と呼ばれるグループ。

活動宮=カーディナルに
大きな星が集中することで
社会的、世界的な変動・始動があると
予測する方もいらっしゃいます。 

確かに。
火星×天王星による
革命や戦いが起こったら
死と再生を意味する冥王星が
最後の最後まで突き進めることに。
木星がうまく取りなして
良い着地点を示してくれると良いのですが。


             


さて、天文学的には
今日の主役・火星は約2年2ヶ月ごとに
地球に接近していて
今回は4月14日に最接近

とは言え、地球からの距離は約9,200万kmで
次回2016年の約7,500万km、
次々回2018年の約5,800万kmと比べると
だいぶ隔たりはありますけど

14日は満月を翌日に控えた
ほぼ真円の月とも近い位置にあるうえ
乙女座の一等星スピカも間近に。

条件的に恵まれれば
小さいながらもオレンジ色の表面に
黒っぽい模様や白い北極冠も
観測できるとのこと。

まだまだ夜は冷え込みますが、
お仕事帰りや夜ウォーキングのついでに
午後8時ごろの南東の夜空を
見上げてみてください。

もちろん、14日を過ぎても
今秋までは火星の姿は宙のどこかに。
夏には蠍座のアンタレスとの
赤星共演もお楽しみに







 
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