2025年03月11日
新星堂名古屋店の閉店によせて
先日企画ライブにも出演した、加藤岳氏こと加藤店長を激写!!

新星堂名古屋店が、2025年3月16日に閉店する。いつかはと思いつつ、思っていたより早い閉店の知らせにおどろき、本日突撃。自分の職場と子の保育園との中間点にあるおかげ、親になってからもたまにお邪魔しお世話になりました。
音楽を探す機会がそもそも減ったし、新譜もサブスクで済ませることがほとんどで、盤が欲しい時も手軽なネットでポチッとすることも多いから、閉店でセンチになるのも不相応だろう自分は。
けれど、長年続く実貴子ズコーナー、今のビジネスとしての音楽の形、店長加藤岳氏の遊び心とか、ニワカながら行くたびにいろいろ浴びてきた。たっぷり浴びて、ワクワクしたりクールになれたり心が定まったりした。それは事実。
いつかはこういう場所がなくなるんだろうなと思いつつ、貢献するでなく息子と共にサブスク聴いている今日も。5歳の息子はなんとなーくCDショップというところで音楽を買えるんだと原体験を得たと思う。DVDとCDの違いすらわかっていない息子だが、サブスクで見たあのジャケ、YouTubeで知ったあのミュージシャンの名前に目をきらきらさせる。
田舎育ちな自分は、書店で靴屋でCDの予約をしたよなとか、ランキングに入ってる曲は手当たり次第レンタルしてカセットに録音したよな90年代はとか、大学のころ某中古レコード店でバイトした時は在庫の問い合わせに対し、勘でUKロックとアメリカロックコーナーをで探しに右往左往してたなとか、とにかく色々思い起こした1日だった。
そして、不義理でも形をかえても手渡されていくものだと音楽は、それを確信する。
店内商品もかなり整理されたなか、強奪のように豪遊。これもよし。

まだ数日あるけれど、お疲れ様でした。
今3枚CDが入るラジカセコンボでYMOを聴いている。
(ビクトル・ハラの国内盤「人間であることの歌」、突き刺さるような和訳が忘れられず、ずっと探していた。この国内盤を出したレーベル、オーマガトキは新星堂のレーベルだったことを加藤さんから教えてもらった時は、やっぱり音楽の神様ってどこかにいるんじゃあないかなと思った)


なんだか書き残しておきたくて。失礼いたしました!
2025年01月31日
鈴木実貴子ズ「あか」について個人的妄想やら。
鈴木実貴子ズがメジャーデビュー、ファーストアルバムを出した。そのアルバムの中の、「あか」について。
多分、「あばら」リリース日から「あか」を狂ったように聴いてる人ランキング一位は自分な気がする。
「あか」の音、詞。ぱっと雰囲気は優しいファンタジーな曲のようで、実際聞くとアルバムの中で一番激しい。
これは本当に妄言なんだけど、「破片」の歌詞が「肉片」として想起されて、いやいや盛りすぎだろう私の脳ミソと思い、けれど聴けば聴くほどに「あか」の実像みたいなのがくっきり物体として自分の目の前に現れる。
私も作詞をするのですが、勝手に実貴子さんのこと同志というか戦友のように思っていて。自分の中にある得体の知れないアレに、極限まで取っ組み合って、一緒にボタボタ泣いて、言葉を拾いあげるような作業だと思っている曲を描くのは。大袈裟と言われようが、時に生きることより譲れない作業。
で、拾い上げた言葉は、別にそのままが一番というわけでなく、その後の行く末はさまざま。そのままにしたり、肌触りだけととのえたり、さすがに直はちょっとという物は手渡しやすい言葉に置き換えたり(時には敢えて過激にすることでポップにする)。
ともかく、人様に触れていいだろうなーのラインを一応合格させることが、私にとって歌を作る作業。多分、実貴子さんも同じような作業をやってるのではないだろうか。
で、私の場合。暗い曲も沢山あるが、曲のストーリーはさておき源泉は自分の中身なわけで、作品としてはエグくならない食後感を目指してる。質量をもたない。そのくらいにすることで、なんとか人前で歌えて、なんとか歌い続けることができる。そして、ステージで奥深くに潜ることができる。
「あか」がリアルとか、そういう話じゃあない。
質量がある、実像がある。
風のようにさわやかに、
確かにそこにあったという残り香がする。
なんなんだ、これは。
私は描けたことないと思うし、
本人は意外と無自覚かもしれないし、
そんなつもりそもそもないかもしれないし。
そして勝手に、
ここまで頑張ってきた実貴子さんへの
ご褒美の曲だと思ってる。
私にとってではなく、彼女にとっての。
ちょっとこの曲は、ずるいなぁ。だめだよー。
多分もっともっと聴くと思う。
変な感想書いて、営業妨害にならんかなーとぐるぐる心配したが、実貴子ズに甘えて結局書き晒すことにした。意外と大人な二人だから、私程度の人間のプロレスには付き合ってくれることだろう。
以上、いちおう人様に見せられるくらいに整えた妄想でした。大量殺人だよーこの曲、肉片だよう。レコ発、楽しみじゃー!
(本当は企画ライブありがとうございましたブログを書く予定だったのに!!!!企画ライブ、ありがとうございました。このように私は相変わらずです)
多分、「あばら」リリース日から「あか」を狂ったように聴いてる人ランキング一位は自分な気がする。
「あか」の音、詞。ぱっと雰囲気は優しいファンタジーな曲のようで、実際聞くとアルバムの中で一番激しい。
これは本当に妄言なんだけど、「破片」の歌詞が「肉片」として想起されて、いやいや盛りすぎだろう私の脳ミソと思い、けれど聴けば聴くほどに「あか」の実像みたいなのがくっきり物体として自分の目の前に現れる。
私も作詞をするのですが、勝手に実貴子さんのこと同志というか戦友のように思っていて。自分の中にある得体の知れないアレに、極限まで取っ組み合って、一緒にボタボタ泣いて、言葉を拾いあげるような作業だと思っている曲を描くのは。大袈裟と言われようが、時に生きることより譲れない作業。
で、拾い上げた言葉は、別にそのままが一番というわけでなく、その後の行く末はさまざま。そのままにしたり、肌触りだけととのえたり、さすがに直はちょっとという物は手渡しやすい言葉に置き換えたり(時には敢えて過激にすることでポップにする)。
ともかく、人様に触れていいだろうなーのラインを一応合格させることが、私にとって歌を作る作業。多分、実貴子さんも同じような作業をやってるのではないだろうか。
で、私の場合。暗い曲も沢山あるが、曲のストーリーはさておき源泉は自分の中身なわけで、作品としてはエグくならない食後感を目指してる。質量をもたない。そのくらいにすることで、なんとか人前で歌えて、なんとか歌い続けることができる。そして、ステージで奥深くに潜ることができる。
「あか」がリアルとか、そういう話じゃあない。
質量がある、実像がある。
風のようにさわやかに、
確かにそこにあったという残り香がする。
なんなんだ、これは。
私は描けたことないと思うし、
本人は意外と無自覚かもしれないし、
そんなつもりそもそもないかもしれないし。
そして勝手に、
ここまで頑張ってきた実貴子さんへの
ご褒美の曲だと思ってる。
私にとってではなく、彼女にとっての。
ちょっとこの曲は、ずるいなぁ。だめだよー。
多分もっともっと聴くと思う。
変な感想書いて、営業妨害にならんかなーとぐるぐる心配したが、実貴子ズに甘えて結局書き晒すことにした。意外と大人な二人だから、私程度の人間のプロレスには付き合ってくれることだろう。
以上、いちおう人様に見せられるくらいに整えた妄想でした。大量殺人だよーこの曲、肉片だよう。レコ発、楽しみじゃー!
(本当は企画ライブありがとうございましたブログを書く予定だったのに!!!!企画ライブ、ありがとうございました。このように私は相変わらずです)
2025年01月07日
今月です!企画ライブ

企画ライブです!!どうぞ、浴びに来てください。
年甲斐もなく、了見狭くイビツなまま、ナンダカンダで生きております。性懲りない!!
そんな自分をやさしく撫でてくれた
あの歌、あの音、集めました。
集めた夜に、私だって私だっての自分を、
精一杯出しつくそうと思っております。
どうぞ、よろしければ、是非とも!!!
******************
いつか ウタに恋をした vol.2
2025年1月24日(金)
@鑪ら場 (名古屋・吹上)
料金 前売2000円/当日2500円(共に1drinkオーダー別)
18:30開場19:00開演
鴨しんご(from大阪)
植田涼太(from札幌)
加藤岳
佐賀優子
******************
2024年11月12日
企画ライブ
小出しにお知らせしていました、企画ライブです。産後、ようやくの企画。ほぼ4年ぶり。ようやく。
ただただ、佐賀が聴きたい歌を集めた夜です。こんな夜のためにがんばって生きてきたぜ!やるぜ!!
金曜日です、ぜひ都合つけて浴びにきてください。いい歌、そろってます!
いつか ウタに恋をした vol.2
2025年1月24日(金)
@鑪ら場 (名古屋・吹上)
料金 前売2000円/当日2500円(共に1drinkオーダー別)
18:30開場19:00開演
鴨しんご(from大阪)
植田涼太(from札幌)
加藤岳
佐賀優子




ただただ、佐賀が聴きたい歌を集めた夜です。こんな夜のためにがんばって生きてきたぜ!やるぜ!!
金曜日です、ぜひ都合つけて浴びにきてください。いい歌、そろってます!
いつか ウタに恋をした vol.2
2025年1月24日(金)
@鑪ら場 (名古屋・吹上)
料金 前売2000円/当日2500円(共に1drinkオーダー別)
18:30開場19:00開演
鴨しんご(from大阪)
植田涼太(from札幌)
加藤岳
佐賀優子



