年明けになってしまった2016年の総括です
2016年の作品でプレイして感想まで書いたのは商業52本、同人28本でした
同人に付いたは感想が書かれていないのが数本あるのですが……
商業に関しては去年より完全に失速で、多ければいいというわけではないですが
作品的に充実していたかなというと、ボリューム的に重い作品は結構やりましたね

2016年は後半のバテを自覚していた部分もあり、改めて見てもやはり……と思う部分があり
しかし、グダグダ言っても仕方ないのでさっさと毎年の感じでGO!

当然の権利のようにネタバレしているので、見る場合は注意してね



【2016年の5本!】
今年はキリよく行きました

凍亰NECRO[Nitro+]
ADVとりわけ、燃え系といわれるアクション多めのバトル路線の演出の発展系……
一時期大作ゲーがムービーゲーとして揶揄された演出のそれなのですけども
PCに存在するクリックですすめる紙芝居路線のADVで使うと見栄えが良くなるのですねと
進化系というより、贅沢な演出という印象のほうが強く他は真似できない印象です
ただ、アニメ的な演出が混ざる部分はまだ違和感がある部分もあって今後の発展に期待
しつつも、他のブランドがこれを真似しても仕方ないともいますし、お家芸となりそう

演出ばかり語ってますが、シナリオとしては、エンタメ重視という感じになっていますね
選択肢で展開が大きくわかる作品ですし、設定と背景以外を抑えて好きに動かしている印象
同性愛描写がやたら多かった気もしたり、18禁描写も濃いですが、実用性は別問題でした
と、目を惹く作品でしたが、中身としてはあまり残ってないのが正直なところだったり……


あけいろ怪奇譚[シルキーズプラス]
なないろリンカネーションと世界設定を同じくする作品
前作がヒロイン重視の一点突破に対して、トータルバランスに優れた作品となります
ホラーですが、嫌味のない友人キャラクターの明るさもあり、引っかからず楽しめます
シナリオも基本ハズレはなかったですが、葉子シナリオは多少やりきれなさがありました

本作のキャラクターも魅力はあるのですが、それ以上に前作のキャラクターが強すぎます
なないろリンカネーションのファンであれば、前作の主人公サイドに惹かれてしまう
今回も悪くないけど、なないろリンカネーションの続編がみたいなと思ってしまう
そのあたり、不満といいますか、続編希望という部分ではあるのですけど
このメーカーの系列がシステム的に色々あれで次回作があるにも色々不安なのですよね


まいてつ[Lose]
NECROが贅沢な演出ならこちらは人海戦術の賜物という印象があるもう一つの演出部門
ウィッチズ・ガーデンでこれ以上やるブランドはそうそういないと思っていたのですが
それを軽く超えることをしてきたのは驚くと同時に、今後への心配があったりなかったり

ヒロインも最初にデザインで惹かれた部分があり、可愛さなどは文句がありませんでした
ただ、シナリオが硬質すぎるというべきか、この可愛いヒロインの活躍する舞台として
もう少し、穏やかな空気にできなかったのかなと思う場面もいくらかありました

設定については色々練られていますけど、根本に無茶があるので突っ込みだすと……
基本的には雰囲気を楽しむ作品ですが、どちらかというと田舎の雰囲気を楽しみたかった


小悪魔発育チュ~[アトリエかぐや Team GASSA-Q]
はい、かぐや枠です
LOVE x トレとの一騎打ちで両方入れる説もあったのですがこれを選出しました
方向性が決まりそうで決まらないGASSA-Qですけど、本作は年下で受け路線でした
個人的にはりなを推したいところですが、一般的には母性全開の輝らしいですね

少し前ぐらいからバブ味とか、年下の無垢さを母性と重ねて甘えるのが流行ですが
それが年下と軽い受けによる甘やかせ路線と重なった瞬間なのかもしれません
これを活路に、受けゲーが更なる躍進を見せる可能性が……(ありません)


リラクゼーション癒香M ~マッサージからマゾへの快楽調教 サキ女王様編~[HERENCIA]
マニアックながらも手堅かったリラクゼーション癒香シリーズの新路線で
漠然としたMプレイというわけでなくSMというのが逆に珍しい作品になります
当然逆転はなし、ファンタジーなテクニックもなしと今回も手堅い作品です

やりすぎないのが良さですが、あくまでSMプレイなのできつい人はきついかと
この塩梅が良いか悪いかは正直、好みでしょうが、個人的にはストライクでした
シリーズ物ということで今後の盛り上がりも期待したいところです



【2016年の次点】
このカテゴリーいらないのではという気もするいつものやつです

ノラと皇女と野良猫ハート[HARUKAZE]
いつもよりマイルドだけど、でもやっぱり濃いHARUKAZEのノリは健在
好みの分かれる部分が多く、ここのコメディは好きだけどシリアスが苦手な見として
肩を抜いたと思われるシナリオの方があっているのは、ブランドとあっているのか疑問
という点はありつつ、多分半分以上は楽しめているのでありのポジションでお願いします


てにおはっ!2 ~ねぇ、もっとえっちなコトいっぱいしよ?~[rootnuko+H]
抜きゲー抜きゲーした作品、おとなしい子がはっちゃけるとやりすぎるように
少し下品ベクトルに足を突っ込みすぎではないかと思うのですけども……
個人としては受け~M系のHシーンが比率的に多かったのであたりという感じです
その性質上やたら男の裸も出てくるので人によっては引っかかる部分かもしれません


オトメ*ドメイン[ぱれっとクオリア]
女装潜入モノでしたたかなキャラというのは意外と珍しいなという作品
少し性格に引っかかる部分がありますけど、主人公を含めて癖ありのキャラクター
と見れば、変化球気味の女装作品としてこれはこれで楽しめる作品となっています
主人公のキツさもヒロインたちの残念さを考えれば仕方のないことですよね、と
ただ、お嬢様学校っていう気分は全くしなかったですね、残念ばかりが目立つので……


BALDR HEART[戯画]
BALDR SKYシリーズの反省からか、分割ではなく一本にまとまった作品
終盤インフレはいつものことだったのですが、一本だとアンバランスさが際立ちますね
アクションとしてはBALDR SKYのプラスアルファなので不満はないですが新鮮味はなし
安定した一本でしたが、あまり新作をプレイしているという感じも弱かったり
シナリオはオカルトにベクトルを振っていたので、そこは新鮮でしたけども……
飛び道具も良いところなので謎が解けた的な気持ちよさはあまりなかったのが不満点


炎の孕ませおっぱい★エロアプリ学園[SQUEEZ]
超わかりやすい抜きゲーです、ヒロインは数いますけどシチュエーションゲーですので
このヒロインを攻略したいより、こんな容姿の娘ととりあえずHしたいみたいなノリです
背景も何もあったものではないので、お手軽な抜きゲーとしてはありなのですけども
気に入ったヒロインと深い関係になりたい的な需要にはあまり答えてくれないですね


【同人部門】
ROBFEOY[アスガル騎士団]
ROBFの三部作の三作目で多分完結編となります
毎回ノミネートされている気もしますけど、それだけ完成度の高いシリーズです
同人業界を考えると長いシリーズが無事に完結するだけでも貴重な存在なのですが
シリーズを重ねるごとにレベルアップしていき、しっかりとした形で完結しており
全体を通して満足度の高い作品となっていました、今でもお世話になっています


サキュバステイマー[さーくるてくあ]
リリースペースが非常に早く、どんどんと洗練されている感じもあるサークルの作品
サービス精神が旺盛で、半年後位にさらっと大きめのアップデートがあったり
絵や演出面でもどんどんとレベルアップしており、今後も楽しみなサークルですね

基本的にランダム要素が強く安定したプレイが難しい作品となっているのが玉に瑕ですが
繰り返して遊べるボリュームで、繰り返せばどんどん楽になっていくゲーム性ですので
いつかはクリアできるという、かなりゲームとしてもやりやすくなってきてますね
本作は仲間になるモンスターの個性が面白くバリエーションも豊富で長く楽しめました


ParadeBuster [excess m]
マウスでお手軽に楽しめるアクションと誘惑描写が上手くマッチしている作品
ゲーム性+Hシーンがしっかりと噛み合っており、普通にクリアするのはもちろん
個人的にはギリギリの戦いで負けるときがとても実用性が高くて良かったです
ゲームもマウスで直感的にプレイできてますし、ストレスとなる部分も少ないかなと
受けはもちろん、軽い逆リョナ描写とか好きな人にもおすすめできたりします


■ヤバい彼女[刈屋]
漫画じゃねーかということでゲームですらない作品です
以前、「気弱なおじさまにいっぱいHなことして泣きながらお射精させちゃいまーす」
を勧めた時があったのですが(あちらはVNの形式を一応取っていたのですけども)
この作品は表現方法は変わりつつも、雰囲気がそれに近いものになっています
高嶺の花の女性が優し言葉で女性に不慣れな男をあれよあれよと落としていきます
優しい言葉の裏に隠れた彼女の危険な性質とは……やりすぎない描写が絶妙でして
自分もやってもらいたい、落とされたいと思える雰囲気がとても良かったです


ダンジョンタウン ~遺跡の森と夢魔の薬~[サークル冥魅亭]
THE時間泥棒ともいうべき長大な時間のかかるハクスラ系のゲームです
よくも悪くも個性的な濃いヒロインたちの魅力との冒険もさることながら
やめ時のなくなる、細かい目標設定が絶妙でずっとプレイをしていました

Hシーンはざっくばらんにレイプから逆レイプまで幅広く取り揃えているため
一部のシチュに特化している作品と比較すると実用性で一歩落ちる部分もありましたが
それを置いてゲーム部分で非常に楽しめたので最終的な満足度は高めになりました


【ヒロイン部門】
・深山りな(小悪魔発育チュ~)[アトリエかぐや Team GASSA-Q]
・白崎和葉(空のつくりかた)[COSMIC CUTE]
・エルザ・ヴァレンタイン(千の刃濤、桃花染の皇姫)[オーガスト]
・ベルベット(あけいろ怪奇譚)[シルキーズプラス]
・パーフィル(ワールドエレクション)[Whirlpool]

いつもはひねくれていますが、比較的素直なラインナップになりました
半分ぐらい今年の作品としてノミネートしていませんがヒロインの可愛さとは別評価です


[まとめ]
2016年は、何かとネット認証などで騒いでいた記憶がありました
その総決算のようなものが12月に出ていたきもしますが、外様なのでどうこう言いません

もちろん違法コピーに手を出しているのが悪いのは間違いなく対策は必要と思いますが
現状、出ている成果が、オフィシャルに購入した人間が一番損をしてしまっている
というものばかりに見えてしまってどうしても疑心暗鬼となり、認証アレルギーになりそうです

対岸の火事なら、よくはないのですけど、それほど気にならないのですけども
こういった対策を率先しているブランドの作品を2016年に大きく評価しているために
今後の対応というのがどうにも、気になります、絵師とライターのコンビのファンですので
別のブランドに移ればあっさりとそのあたり見切りをつけそうなレベルですけども……

個人的な面で言えば2016年は下期のエロゲーの買い方を失敗したなというのがあって、
特にALLin1な作品ばかり買っている為か、これはという作品あまり出会えませんでした
完全に自責の部分もあり、もう少し自ら気になる作品を掘っていくようにしていきたいなと
2017年の目標にしているところです……1月は安牌に逃げそうな部分がありますけど

また、改めて感想を書くと同人5本の方が熱量が高いことに気づきました
ピンポイントに好みをついてくるだけに、記憶に残りやすい部分があるようですね
ジャンル的に恐ろしく偏っているので、多くの方の好みとは違うものとなりそうですが
実用性で考えればニッチジャンルは同人側の添加という印象は強いですね
そんな中、安定した作風でソフトなM路線を作ってくれるHERENCIAには期待します

1年を通せばダレることもありますが、まだまだエロゲーの熱は消えていないつもりです
ということで、今年もいい作品と出会えるように祈って、2016年は締めさせていただきます