【ブランドHP】Digital Cute

【概要】
「比婆蛮悟」は幼馴染「露梨子かすみ」の思いつきで超常現象を研究する「超常現象研究会」
略して「超妍(「妍」はかすみの誤字)」の設立と活動をを手伝わされることになる
最近疎遠となった幼馴染がンバーとして集い、活等で様々な事件に首を突っ込む中で
サークル活動の筈が思わぬ大きな案件に関わり、予想外の因縁に引き寄せられることになる

基本的には何でも屋的部活をする一方で一部きな臭い事件がつながっていく感じでしょうか
各自の能力を使用してみたいに書かれていますが、蛮悟以外殆ど使う機会はないです


【システム/仕様】
・画面は16:9
・ミニゲーム要素あり
・自動アップデート機能
・立ち絵アニメあり


選択肢によってBADがありますが基本的には一本道で、個別EDはありません

e-moteではなくブランドオリジナルのCuteMotionを搭載しており立ち絵が動きます
非常に活き活きと動きますが、初期版では動きすぎが原因化色々とあったようですね……
陰影の動きなどもあり、暗い場所の探索では臨場感が出る部分もあります

またHシーンもアニメするようですが、全体の割合からみると殆どアニメしていません
立ち絵を細かくアニメーションするよりも、Hシーンを頑張ってほしかったですね


【評価ポイント】
○:Hシーンが豊富
蛮悟が抑えきれない性欲を抱えていることと、一部の倫理観の欠如から
Hシーンは頻度が高く、メイン級は抜きゲーとして遜色のない回数になっています
Digital Cute独特の肉感を持つHシーンが好きな人にはそちら目的ではありです


△:探偵モノとしての要素が弱い
タンテイセブンと名打たれていますが、探偵要素が非常に弱い作品となっています
ミステリとオカルトとサスペンスを推理力で解決するような風に書いていますが
Ver.1.5で追加された何気ない選択肢でのみ、陰惨なBADへ分岐してしまう程度です
それ以外は、その場でやり直せたり、そもそも介入する余地が殆どなかったりです

序盤に出てくる昔のADVの総当り選択を彷彿とさせる「シナスタシアビジョン」は
1.5より前はチュートリアルの1回のみでした、コレも1.5で1回追加されますが
全部を調べるしかやることはなく、単にテンポの悪いだけの存在になっています

なんとか論破を想起させる「シナスタジアバトル」も思い出した様に使う程度で
ルールがわかりにくい以外は特に難しいこともないスキップ殺しになっているだけです
そもそも、シナスタジアグラスでせっかく正解をしたのにずっと過去の選択肢で
既にBADが決定している場合があったりするので、このミニゲーム意味ないのでは……

ミッションは連続ミッションがある、複数同時に受けられるミションがある
ミッションには期間があるなど、ゲーム性がありそうですが、この要素は消えています
先に攻略していないと最良の結果を得られないものや、次のミッションが出ない程度で
同時攻略や時間制限などと頭を使わせるような部分はありません、順番に選ぶだけです

また、ミッションでもサブミッションなどは特に依頼がどうとかいう話も存在せず
単に個性豊かというか人の話を聞かない自分勝手なキャラの相談や愚痴を聞き
適当な回答を返したり、中には落ちがなかったり、文章だけの後日談にしたりと半端

とプレイヤーが解決する問題はなくただのシナリオを読むだけの作品に
たまに中途半端なミニゲームが挟まる程度の作品で、タンテイ要素はありませんでした


X:持て余している要素が多い
タンテイ「セブン」といいつつ異能を使うのは主人公の蛮悟ぐらいのもので
他はそういうのを持っているとか補助にたまに使ってもらう程度の扱いであり
メンバーの異能を駆使して事件を解決するという熱い場面は全くありません
唯一力の強い三人が連携する場面はありますけど、そこかよって部分にあります

事件も半ば巻き込まれているだけで、蛮悟も兄を探す目的で自主的には動きません
雑誌記者にきなくさいネタを調べるように命令されていやいや蛮悟が動く程度です

皆が動くのはミステリーではなくオカルト要素のもつシナリオに方になっています
後出しとは言え完成度的にも描きたかったのはこちらだろうという扱いになっており
このことからタンテイという言葉は完全に浮いている作品となっている気がしました

タンテイ部分のミニゲームについては先に書いたとおり、殆どが中途半端なものです
OHPに書いてあることはほとんど実現しておらず、ただの何でも屋系のADVでした

オカルト部分に当たるシナリオのように、皆が集結して個性を出し合って問題を解決
という部分を期待すると、かなり肩透かしな内容になっていると思います


XX:致命的なバグがある
本作はアップデートが必須で、アップデートなしではまともにプレイできません
初期は立ち絵のバグや進行不能のバグが有り、2週間後に出たパッチを当てることで
漸くシナリオの空白を埋めることが出来、そこまではシナリオがありませでした
私が最終的にプレイした1.5でもゲームに影響するバグが複数存在しています

自動アップデートがあるとはいえ(これも失敗する場合があるようですけども)
初日の時点でまともにプレイできないどころか数日だたないとクリアできないことや
数週間で漸くシナリオの不整合にある程度是正が入るといった惨状となっています




【キャラ】
■比婆蛮悟
主人公、両親を交通事故で亡くし、育ててくれた継父側の祖父を去年になくしており
現在孤独の身となったの学生、人力車でバイトをしており進学の予定などはない
昔は体が小さかったが今は恵体のフィジカルエリートで恐ろしいぐらいによく食べる

目に力を集中させることで人の感情を色などで読み取る異能を持っている
本人は下手に騒がれないため幼馴染のかすみにも黙っており、かくし芸と揶揄している
力を使いすぎると副作用により、性欲が抑えきれなくなるという欠点を持っている
食べることやHするなど興奮する際にはハートマークが乱舞して恐らく使用率はトップ


■露梨子かすみ
蛮悟の幼馴染、蛮悟が祖父から受け継いだビルの店子をしている
大食いの筋では有名な大衆料理屋の一人娘で本人も料理の腕はかなりのものである
蛮悟の恐ろしいまでの食事量を1人で賄っており、それを支えていることを喜んでいる
周囲にはほぼ夫婦のような扱いを受けており、本人たちも満更でもない様子である

異能は不明だが、副作用は驚くほど馬鹿で性急なことであろうと指摘されている
非常に短絡的で人の話を殆ど聞かず反射的に言葉を発して周囲を混乱させてしまう
本人はバカの自覚はなく突っ込まないと、調子に乗ってエラソーな態度を取ることもある

賑やかし担当であり、日常担当なので序盤は付きっきりで登場してきます
序盤の言い間違いによる天丼ギャグや、料理ネタをしつこいぐらいに繰り返すので
コメディ担当ながら本作の序盤の退屈さを象徴するキャラとなっていました
中盤以降になると主要キャラが周囲に増えて落ち着いてくるので辛抱が必要です

異能については非常に便利ですが、タンテイとして利用されることは全くありません
かすみの異能の正体とそれが隠される理由がシナリオの主要その一つの過去の出来事
に大きく関わるからで、コレがある程度開示されるイコールほぼ終了だからでしょう

実際にいくつも事件があれば、かすみの異能は大いに役に立ったと思うのですが
本作の範囲ではトラブルの火種にしかなっていない、なんとも言えないポジションです


■阿部摩り耶
蛮悟の親友の妹で幼馴染、しばらくこの地を離れていたが最近戻ってきた
無邪気で天使爛漫な可愛らしい子……7年前から全く心が成長していないとされ
幼い子供のようの態度を取り、親しいものには甘え、見知らぬ相手位には怯えを見せる

相手の保護欲を掻き立てるという比較的わかりやすい異能をもっているが
その性質自体は悪い人を引き寄せるようなマイナス面にしか働いた記憶しかない
代償としては、心が成長していない無邪気な子供のままにとどまっていることとなる
摩り耶を成長させる為に、かすみと共に色々な面で世話を焼くことになります

本作の主要な解決するべき問題の一つとしては自分たちを振り回す異能の代償を
どうするかという部分があり、そのもっともたるが摩り耶関連の話となります

こんななりですがかなり早い段階でHシーンが有り回数はトップクラスであり
ヒロインという意味ではかすみと並ぶ存在となっていると思います


■横溝薬子
かすみや蛮悟の先輩で、漢方薬局の娘で怪しげな薬を調合している
蛮悟の継兄(継父の息子で現在失踪中)と恋仲で自称許嫁であった為、義弟扱いする
相変わらず継兄を強く思っているようだが、義弟をからかい思わぬ悪戯を仕掛けることも

異能はなく当然代償もない、薬方面の知識が豊富でそちらのアドバイザーとなる
オカルト方面については頑なに否定し拒否反応を示す、逆に現実的な視点をもって
蛮悟達をサポートしていくようになる、マスコミ関連で色々思うところがある様子

ヒロインとしては、気まぐれに襲ってくるお姉さん、そこまでSというわけでもない
Hシーンの数で言えばかすみや摩り耶より少ない程度となっているが十分多い
こちらは継兄との関係がメインとなっており、かすみたちとはまた別口のヒロインです


■阿部零士
蛮悟の同級生で幼馴染で親友、中性的で整った顔立ちだが男
寡黙で落ち着いた雰囲気だが、感情の起伏が欠如しており平坦というのが実際
妹の摩り耶が心を成長しない原因が自分にあると考えており、兄離れを促そうとする

異能は思考過程を飛ばして結果を導く、便利なようで判断材料が足りないと成立しない
正直メタ視点で見て結論がわかっているプレイヤーとの情報齟齬を埋める役割のような
推理などで非常に役立ちそうだが、推理が必要な事件がほとんど存在しない問題がある

驚くべきことに彼とのHシーンが3シーンある、2シーンは女装をシているが
1シーンは男のままで自慰を見るシーンとなっており、回想を埋める場合は注意が必要


■黒曜
少年のような体型をした完全無乳の霊能力少女
ふとした機会に蛮悟と出会い、見える人間だと看破して、興味を持ち近づいてくる
性質は蛮悟の霊視に近いが偶々得た異能ではなく修業によって高められた霊能力であり
より高度で器用なことが可能、また霊と話をして声をかけ説得することなども出来る

異能についてオカルト部分は大抵のことを1人でこなせる超便利キャラです
便利キャラ過ぎて最終章の事件が起きる前に一時的に強制退場を受けます
異能を整理するために生まれた便利キャラとも言える存在になっていますが
彼女が登場から漸く話が動き出す部分もあり、本作きってのキーキャラでしょう

大人びた態度を見せますが、基本は子供で、体型はつるぺたと言うか無です
犯罪臭とかそれ以前に、これ痛いだけなのではと思うシーンが何度もあります
実際破瓜するまで結構長いシーンを経るヒロインとなっていますね、


■海老一真珠、辰砂
母が違う腹違いだけど父が同じというよくわからない姉妹、双子のように瓜二つ
地元の有名な地上げ屋の娘であり、最近周辺で起きている妙な現象について超妍を尋ねる
びっちシスターズとよばれたがり、大人の男を掘れさせるためにビッチ修行中である
実際にビッチであり、経験豊富、蛮悟も襲われてしまうほどのバイタリティをもつ

一応部員となり、同じ経緯で異能を手に入れた身であるが、あまり活躍しない
というか事件を運んでくる役目としてが殆どになっている、サブヒロイン枠
それどころか、最終的にくっつくのが主人公でもない、色々自由な枠である

Hシーンは基本的に双子セットな場合が多い、1vs2も多いが途中から蒼海が加わり
2vs2となる、その頃にはビッチ姉妹から責めるような描写は殆どなくなっている


■驚木蒼海
嫌味な態度とルー語のような外国語混じり口調で周囲に呆れられている幼馴染の1人
嘗て蛮悟たちとタンツボを覗いたメンバーの1人であり、同様に異能を見に付けている
相手を自分の言葉に従わせる声の異能を持ち、代償として性格が傲慢になる部分がある

意味不明な外国語のチョイスと嫌味で回りくどい試すよな言葉は能力を暴発させない為の
自己防衛手段であり、能力と向き合い制御するための努力の結果であることが解る
便利すぎるため、事件で使用される機会はないが、トップクラスの優秀な能力である
中盤以降、特に八名家では活躍の機会も多く非常に見直されるポジションだと思います

Hシーンではびっち姉妹とのシーンで関わってくることになり穴兄弟となる
さすがにホモ的な展開はこちらには用意されていないので、安心しましょう



【Hシーン】
・露梨子かすみ:13
・阿部摩り耶:9
・かすみ+摩り耶:4
・横溝薬子:11
・薬子+かすみ:1
・黒曜:12
・海老一真珠/辰砂:7
・阿部零士:3
・キョーコ・X・プロセダン:3

メインクラスは大体10シーンオーバーあります、中には2回戦するのもあり
本番まで中々入らないので、実際はコレよりも少なく感じるかもしれません
キャラがかなり肉感的というかかなり肉を盛るタイプでカワイイ絵ながらエグい部分も
蛮悟が異能の代償で性欲が抑えられなくなるという設定から責めるときは責める感じです

一応薬子やびっち姉妹側から襲ってくることもありますけど、基本は主人公主導です

キョーコというみなれない名前の人は、ストーリーに関わるようでかかわらない
超妍の顧問となってくれる予定のハーフの教師です、完全なおまけ枠ですね

シーンとして陵辱シーンはなし、BADでさんざんボロボロにされた後の絵がある程度です
逆に事件解決に失敗した結果ボロボロにされるという流れが欲しい人には物足りないかと


【まとめ】
夢はでっかく現実はちっさく、どれもこれも、しっかりと作り込んだら光りそうですが
夢半ば現実は残酷にバグだらけ、シナリオは穴あき状態でリリースされてしまいました

1.50で八名屋敷が補完され、これで一先ずの形にはなったのかなという感じもしますが
まだ、バグがあり全部揃うとなにかあるらしい実績が解明されていないのが現実です
(単にやりこみ不足かもしれませんがフラグの管理ミスが現状もあるので真相は不明)

シナリオとしては終盤の事件や話の締め方自体はそこそこ綺麗にまとまっていますし
追加された八名屋敷も一連の流れなどは雰囲気も出ており、面白い雑学も多くて
読んでいて面白かったです、そういうエピソード単位で見るといい部分もあります

ただ、序盤から中盤まで、特に黒曜が登場するまでのダラダラした期間は退屈ですし
黒曜が出ても最後の事件が起きるまではあまり物語も動かず物足りなく感じます

八名屋敷は、殆どの主要キャラが参加し良く動くため単品として見ると面白かったです
タンテイってなんだって感じの黒曜無双ですし、あとは蒼海ぐらいしか動きませんが
この依頼のように他のキャラとワイワイ動いて探偵ごっこが楽しみたかったなと

本編自体は超妍がメンバー揃えてる頃には物語も終盤ですからね
ここからという時に、きな臭い次元が起きてやっぱり蛮悟の動きで粗解決
最後の異能関係もほぼ黒曜のお陰で解決という感じで他が動いてない感じです

漸く能力の連携を見せると思ったらかすみの異能と隠し事を暴くためという
しかも最終的にそれをやったのは蒼海の能力単品だというのですから
蒼海便利すぎて動かしにくいんだろうなというのがよく分かるエピソードです

蛮悟の過去の過ちについては、現在でも言葉こそ立派なこと言ってますが
倫理観ぶっ壊れたようなやりたい放題な人ですので今更感ありますよねって

継兄についても、終盤でいきなり犯人出てきても、蛮悟自体まともに追ってなくて
思わず真実が降ってきたという感じでスッキリとしないのが正直な所です

このあたり因縁とかが解るためにシナリオの積み重ねが必要だと思います
ミッション性という細切れなこともありますし、雑学披露だけのサブミッションも多く
話が散漫になって追いにくくなっているのもそのあたり欠点かなと思います

と、後半以降の展開は楽しいと思う部分もありましたがそうなるのがおそすぎました
5章や八名屋敷の完成度に近いエピソードが他の章でも存在していたらというところです
それが出来てないので、終盤になって漸く盛り上がってなんかいい雰囲気で終わった作品
ぐらいの印象になります、こう、あと1つ2つ3つ足りない感じの作品だったなぁと

システムについては擁護しません、現行のネット環境に甘え過ぎだと思います
私はプレイする時期が上手く嵌ったためほぼ被害はなかったので言うのもアレですけど
そんな私でも、このメーカーを発売日には買わない、予約して買うのは以ての外である
と思わせるには十分すぎるほどの印象をあたえるものでした2017年にもなって……ねぇ