【ブランドHP】Whirlpool

【概要】
普段から性欲旺盛な「神島宗太」は催淫能力を持つ「色欲」系統の魔力に目覚める
それは、「傲慢」系統の魔力を操る家系から盗まれた秘宝によって引き起こされたものであり
盗まれた秘宝を取り返す為に街にやってきた傲慢な少女「冥堂羽月」に協力することになる

しかし、盗まれた秘宝がきっかけとなり宗太の周囲の女性が次々と魔力を持つ魔女に覚醒する
秘宝を取り戻すどころか、覚醒した魔力に引っ張り回されることになってしまい……


【システム】
・画面比率は16:9
・キャラクター別音声設定
・前の選択肢、次の選択肢
・シーンジャンプ機能
・バックログジャンプ機能
・シナリオロック

バージョン1.00は進行形バグがあるので、パッチを当てることを推奨します

ヒロインは4人+α、1人クリア後にサブヒロインのルートが一つ開放されます
またメインヒロインはクリア毎におまけのHシーンが1シーンずつ追加されます
シーンジャンプは、通過済みのシナリオの節目へジャンプする機能となっています

選択肢へのジャンプ系の機能もあり、道中に選択肢が幾つかありますが
ヒロインの各ルートへの分岐で影響するのは共通の終盤に登場する1回のみとなります
ただし、道中の選択肢次第では、その選択肢にヒロインの名前が登場しな場合がある……
というのが過去作だったのですが、今作は道中に関係なく全て選択できる気がします

仮に、一部のヒロインが存在しない場合でも「シーンジャンプ」を使用して
分岐地点のシーンにジャンプすると全ヒロインが選択可能な状態になっています


【評価ポイント】
○Hシーン
ヒロイン一人あたりHシーンはおまけを含めて6,7回と多め
催淫の能力がある為、初めてのプレイでも割りとマニアックな内容になっているプレイ
と、キャラゲー、萌えゲーのカテゴリの作品としてはかなり濃い目かと思います

△個性の強いキャラが多い
本作はどのヒロインも個性が強く、ただの良い娘ではなく割りと言動のキツイ娘がいます
結果、掛け合いなどが楽しくなる面もありますが、人により引っかかる部分もあるかなと

△コメディ色が強いシナリオ
「傲慢」や「色欲」という言葉から分かる通り「七つの大罪」モチーフの能力が出てきます
また、能力でのバトルもしますが、基本的にはエロコメ路線みたいな感じになっています
能力モノとしては軽めなので、良いからヒロインとHなことしておけと言う人向けです



【ヒロイン】
■冥堂羽月
本作のあらゆる意味でキーとも言えるヒロイン、常に根拠の薄い自信で満ち溢れており
特に根拠なく相手を否定したり避難したりする言動はまさに「傲慢」というところである
根っからの酷い人間というわけではなく、端々に優しさなどを覗かせる部分もあったり
田舎モノ要素や相手に凄まれるとヘタレる部分などの愛嬌はあるが、それで許容できるかが
本ヒロインと本作全体の評価に大きく関わってきそうな部分のヒロインとなっている

デレてからの可愛さ破壊力は随一のヒロインで、それを受けて改めて他のルートを見ると
ヒロインの評価が一転したりしなかったり……と良くも悪くも本作のキーとなる娘ですね
噛めば噛むほど味が出てくるヒロインです、珍味みたいな表現ですが、大体あっています


■花房小春
宗太にだけはダダ甘の姉キャラというところですが、勿論それ以外にも癖があります
怠惰の系統故「ぐうたら」なキャラクターが強く、完全無欠のお姉ちゃんではなくて
そこそこに迷惑をかけてしまう、他のヒロイン同様、他以上に面倒なヒロインでした

他のルートでも割りと甘やかしキャラとして目立つために、個別とのギャップが弱め
元から惚れていたという点では雫と並ぶのですけど、こっちは最初から明らかですし
そういう点ではギャップが弱めで、第一印象の良さで押し切るヒロインというところですね

ラーメン同好会のメンバーから一歩引いているのもみおと並び割りと外様感もあります
羊仮面2号ということで1号こと姉の花房早希の補助で動いたりと見た目の華やかさに反して
地味な役回りが多いのもネックと言うべきか、Hシーンでは大活躍なのですけどね
個人的な話ですが、羊仮面の格好見ると1号も割といけるので3Pが欲しかったなぁという


■日向みお
素直で可愛い後輩路線のキャラと見せかけて割りと我が強い点が変化球でしょうか
基本的には良い娘なのですけど、話に置いてかれたりすると不機嫌になったりしますし
正義感の強さは羽月以上なので、そういう点では他と変わらず面倒くさい娘なのでしょう
夢見る女の子はただ可愛いだけじゃ駄目なんですという感じでしょうか

一番自分のもつ系統「強欲」と向き合って話がまともに書かれている感じはしますね
正義の味方に憧れるというだけあって「強欲」の能力に抵抗を覚えるのは分かりますし
テーマに合ったシナリオという感じですが、その分他よりイチャラブの尺が短めですね
陸上部のメンバーにからかわれて居たりする辺りが個人的には一番良かったです
Hシーン自体は他のヒロインと遜色はないのですけども割りと悩みっぱなしの娘でした


■百々咲雫
非常にわかりやすいキャラというポジションになっているかと思います
ツンデレというより毒舌系コミュ障素直クールみたいな何だろ……面倒くさい娘です
分岐後側告白ぐらいの流れで付き合うまでが非常に早いヒロインになっていますね
魔法が「嫉妬」系統だけあってそちらの方が生きるのが理由だと思いますけれども

雫の惚れる馴れ初めが非常にチョロくて良かったです、ラーメン同好会自体が完全にデレの証
日常の言動でほぼ、デレを表しているようなものだったという初期好感度MAXキャラですね
キャラの方向性は少し違いますが、過去作のパフエルを思わせる好意表現でした

基本的に好き勝手振る舞う羽月も雫の迫力に押されて可愛いキャラになっています
この作品でイニシアチブ握るにはコレぐらい強いキャラでないと駄目なんだなぁと

シナリオは雫の嫉妬気質を制御する話だった気がしますけど、解決してなかったと思います


■刑部奏
可愛い顔をして割と怒りっぽい、親友?悪友?キャラみたいなポジションなのですが
1ルートでもクリアすると他のヒロインと同タイミングで分岐することが可能になります
分岐からは特に難しい展開もなく、女の子なので色欲の影響を受けていましたというお話

サブヒロインだからそれ位簡単でいいんだよという感じです、一応「憤怒」系統の回収枠です
根本的に解決しないのはどのシナリオも同じですので深く考える必要ないかと思います
初Hシーンでのノリノリ具合が個人的にツボに入るヒロインとなっていました


【Hシーン】
・冥堂羽月:6
・花房小春:6
・日向みお:6
・百々咲雫:7
・刑部奏:2

メイン4人はクリア後追加シーンがあります、本編では5~6シーン、キャラゲーとしては多め
ですが、特に抜きゲーというほどHシーン重視という程でもボリュームになっていますね、
HシーンはノーマルなイチャラブHで、マニアックなプレイなどは殆どありません
魔女コスチュームでのプレイは一応ヒロイン毎に1シーンずつは存在しています

色欲の力によって初めてのプレイでも割合盛り上がるようになっていますが
他を含めて描写が特段濃いとう感じではありません、絵の力は偉大という感じですかね
個人的には色欲の能力が原因で本番ではないけどHなことをするシチュが全体的にツボでした


【まとめ】
割りとギリギリのバランスで成り立っている気もするラブコメディという感じでしょうか
テンポもよく掛け合いが楽しい反面、癖があり人によっては引っかかるかもしれませんん
一番のネックがメインヒロインの羽月で、もうひとりが話を引っ掻き回す早紀ですので
この2人が合うかどうかによって作品の印象がおおきく変わる作品になっているかと

七つの大罪をモチーフにした魔法の系統などのネタがありますし偶にバトルしますが
基本はコメディ路線で部活を中心としたメンバーの掛け合いがメインになっています
色々設定があるように仄めかしていますが、最低限という感じで軽く流されています
深いテーマを求める人はあまりいないと思いますが、そちら方面だと肩透かしでしょう

逆にキャラゲーとして求める場合、この個性が受けいられられるならありかと思います
羽月にしても個別では化けますし、そういう点ではヒロインは全員可愛く描かれています
サプライズ敵要素はないですが小春も良かったですし、みおもマスコット的な可愛さがあり
一番ツボだったのは雫ですが、それに並ぶぐらい最終的に羽月が気に入る位になってました

個人的にはどのヒロインも割と気にいったので、キャラゲーとしては割とお気に入りです
あえて不満を言うなら色欲の能力設定があるならば、複数プレイが欲しかったですね