【ブランドHP】SMEE

【概要】
「小鳥遊和馬」は運命的な出会いの恋に憧れて、恋の一つもしたことがなかった
しかし、義理の妹「亜子」の応援などもあり、少し積極的に動くことになり
様々な女性の出会いが増えていき、その縁から親しい間からに発展することに……

本作は序盤でルートが確定し、早い段階で同居などの親しい間柄になります
本格的に恋人になってからも長く、恋人関係とそれからを重視した内容になります


【システム/仕様】
・画面比率16:9
・キャラ別音声設定
・前の選択肢へ戻る
・主人公の名前変更可能

ヒロインは5人、3人は1回の選択肢で分岐、他も2回ほどで分岐と序盤で決定
個別にデートをセッティングする選択肢はありますが、シナリオの分岐はなく
テキストなどで差分がある程度ですので、そこまで構える必要はありません


【評価ポイント】
○ひたすらにヒロインと1対1の関係を追える内容
早い段階でヒロインのルートが決定して、そのまま最後まで関係が書かれます
デートという遊び要素はありますが、好感度などに影響をあたえるのではなく
特にフラグなど難しいことを考えずに関係を進めていくことが出来ます


△ヒロイン間の関係がほぼない
妹という立場の亜子を除き、ヒロインが他のヒロインと顔を合わせません
一部のサブキャラクターが共通して出て来るなどの繋がりはあるのですが
キャラクター同士の掛け合いが一つのウリとも言えるブランドであるために
そのうちの一つヒロイン同士の掛け合いが消えているのは寂しい部分ですね


✕:CGが不安定な部分がある
立ち絵は横顔以外(必須ではない筈ですが横顔頻度高い)は概ね違和感なし
一枚絵になると途端に不安定になるきらいがあります、特にHシーン
一枚絵は作品でも重要なファクターだと思っているので弱いのは不満点です



【ヒロイン】
■小鳥遊亜子
血のつながりのない義理の妹、ブラコンで独立した兄を尊敬している
家に返ってくると世話を焼きつつもベタベタと甘えてくる部分もあり
恋人を作るように発破をかけるが、結局恋人を見つけられない兄に対して‥…

個別分岐から関係を持つまでの期間が一番短い気がします、最初にガツンタイプ
過去のエピソードやギャグを交えながら親密な関係に発展していきます
兄妹という関係に悩む部分もありますが、あまり深刻にならずライトな路線
可愛い妹キャラとの一つ屋根の下のイチャイチャ生活を存分に楽しめます


■鳴瀬咲
容姿端麗で成績優秀なお嬢様、地方テレビ局の気象予報士をしている
親が過保護で、その高嶺の花の雰囲気もあり、男性との交際歴はゼロ
互いのミスマッチで知り合うことになる、初見で気後れするほどの相手

早い段階で再会した後、抵抗なく話せる相手として、お試しで付き合うことに
一回の分で、付き合うまでが軽いのが、初対面組の共通点という感じですね
年上ヒロインですが、余裕は見せつつもしっかり可愛さも見せてくれます
偶に醒めたセリフを吐くのもある種このブランドの定番路線でしょうか
インパクトで言えばハムジローですね、ヒロインのリアクション含めて


■鹿目レイナ
女性誌で高い人気を誇るモデル、とあるきっかけで知り合い気に入られる
母親の仕事の手伝いということで女子寮の住込みバイトで偶然再会することに
偶然というには強引すぎる天界ですが、運命の出会いといえば運命の出会いです

年下の娘にグイグイと迫られる形になります、最初はからかい半分ですが
いつの間にか本気にという感じ路線ですね、意外にと言うと失礼ですが
一途で気遣いの出来るしっかりとした娘になっています、いい奥さんになる
ということと関係あるかはともかく、最後に子供がいるEDになっていますね


■北大路可憐
大学の同期で同じサークルに所属、但し、特に仲が良いわけではなかった
友人のセッティングする合コンで偶然再会してそれ以来縁が生まれることに
ある日、可憐の現状を知ることになり、面倒を見ることになり……

過去に接点があるということで、付き合うまでの流れが書かれている印象
お話は仕事を一度やめて、夢に向かって走り出す感じでしょうか
多少の躓きはあるものの基本はスムーズにイチャイチャ成長する感じです


■月野ましろ
船上レストラン「リヴァイアサン」で働くウェイトレス
合コンの時にトラブルに巻き込まれることで、縁が生まれ、気に入られる
バイトに募集することで仕事仲間となり、実は隣同士であることが発覚する

不思議な言動で主人公すら振り回すおもしろ担当になっています
出会いから付き合うまでの流れもセリフと同様に唐突な部分があり
恋人というよりノリの良い友人とじゃれ合っている感じにも見えるお話です
可愛さより面白さ重視でしょうか、サブヒロインだとより映えそうですね

【Hシーン】
小鳥遊亜子:5
鳴瀬咲:5
鹿目レイナ:4
北大路可憐
月野ましろ:4

基本はベッティング→本番の2回戦仕様になっています、プレイはノーマル
偶に屋外のプレイある程度です、前戯も口などのノーマル系がメイン、偶に胸

キャラゲーとしてみると4、5シーンは現在の平均レベルでしょうか
個別突入が早いこともあり、頻度としては控えめかなと感じる程度でした

Hシーンは何だかんだ主役なのですからビジュアルが崩れがちなのは残念です
好みもあるので、あくまで個人的にですが乳首の描き方が特に気になりました


【まとめ】
ひたすらヒロインとの関係を描く、SMEEの強さを活かした作品になっています
ヒロインはいずれも魅力的ですし、会話劇も楽しく描かれていましたが
今作ではヒロインの横のつながりなどがなくそこが寂しく感じる部分もあります

俺デートについては、試みとしては面白いと思いつつ、存在感はやはり薄いです
分岐にかかわらない(正解がない)というのもあり、全体的に軽い扱いですから
今後の作品の実験的な試み以上には評価しにくい部分のようになっていました
もう少しヒロイン毎の差別化やバリエーションがあれば面白そうだなという所

絵については、先に語ったとおり、立ち絵の横顔や一枚絵に違和感を覚えます
一枚絵でもいいと思うビジュアルもあるのですが、偶に首を傾げるものもあり
キャラゲーという路線である以上はやはりCGにはもう少し力を入れて欲しいです
絵がいいか悪いかは好みとして、やはり崩れなどが見られるのはマイナスです

Hシーンもその点で絵に引っ張られているという印象ですね
最初から粗イチャラブなので、ボリュームを考えると頻度も低めに感じました
抜きの方面はあまり期待してないですが、もう少し力を入れて欲しかったです
好みもありますし、あくまで私が気になった程度の話とはお思います

キャラ同士のトークは健在ですが、今回はヒロインとの1対1が多いため
シチュエーションが限られてしまうところは少し気になる部分ではあります
イチャラブと関係ない部分で盛り上がられても困るという意見もあるでしょうし
個人の好みという感じで、ワイワイした会話が好きなら引っかかる程度かと

と、キャラゲーとして、イチャラブゲーとして相変わらずの安定感
ヒロインのコンセプトに惹かれるようでしたら問題なく楽しめる作品かと