【ブランドHP】ウシミツソフト

【概要】
祖母「紬」の管理する物件に勝手に居着いた住人達に家賃を取り立てに行くように
命じられた「太刀風柾」は、そこに住む3人の女性とお近づきになる目的で了承する

その物件に居着いた女性たちは異世界の住人であり、賃貸契約を交わす際に
「契約」の意味を誤解され、「厨二姫」と勇者の契約を結んでしまうことになる

厨二姫と契約して勇者となるのは、魔王がその世界に存在する場合のみだという
つまり、異世界ではなくこの世界に魔王が存在するということを意味していた
穏便に済ませたがる厨二姫の意志をよそに事態はどんどん大げさになっていき……

【システム/仕様】
・画面比率16:9
・キャラ別音声設定

攻略対象となるヒロインは4人
一発分岐ではありませんが攻略自体は難しくない部類だと思いますですので
ジャンプ機能がないとしてもそこまで困ることはないかと思います

システム上の致命的なバグはないものの誤字脱字スクリプトミスが目立ちます
しかし、それすらも一週間たってもパッチを出すなどの動きが見られません
つまりそういうことなのでしょうね、と



【評価ポイント】
✕✕:公式HPで紹介されている原画家以外が描いている絵が多い
原画担当として紹介される2人が描いたとは思えない絵が大量にあります
ヒロインによっては原画担当以外が描いているほうが多いほどです
場合によっては絵として崩れているレベルのものも見受けられます
原画担当を目当てにして手を出す可能性も多い作品で、この仕打は酷いです

✕:背景が手抜き
PS1~2世代位の3D背景とまるで実写のような背景が本作の背景です
背景美術というのはそれ用の技術がいることは聞いていますが
やはり商業作品でこういった手段を取られると引っかかる部分があります

✕:設定が共有できていない
本作は異世界及び勇者と魔王について割と細かい設定がされています
しかし、それがルートによっては全く守られていないように見受けられます
緩い世界観であれば、ある程度適当に設定が揺らいでも気になりませんが
本作はシナリオ上何度も説明している部分ですので引っかかります

✕:誤字・脱字・スクリプトミスが多い
一度でも通しプレイをすれば見つけられるレベルのミスが多く
ワードなどの校正チェックでもかければ大半は潰せそうなレベルのものです
そして発売から1週間たった今でも修正ファイルなどが上がる気配は有りません
マスターアップから発売まで2ヶ月以上猶予があったのにコレです、つまり……

(このブログの管理人が言うなというツッコミはこの場ではご容赦ください)



【ヒロイン】
■ステラ(ステラ・イディナローグ・セルテート)
厨二姫の護衛騎士、だが騎士としての腕前はへっぽこで護衛は期待されていない
本人の性格は基本的に卑屈で被害妄想も激しい結構面倒な娘になっています
唯一、柾を警戒していたヒロインですが、散々言われているとおりチョロい娘です

語り部としての能力が騎士よりも向いていると柾達に評価され
実際「照世テル」という名義で最近売り出し中のライトノベル作家
作品は自身の体験を書き起こしているだけで、取材しないと作品が書けない

本シナリオは一番最初に分岐するシナリオです、他の3ヒロインより早く
シナリオの根幹にかかわらない鈴華ですら通過するある展開が発生しません
それは、ステラの語る残虐非道な人間の敵とも言える存在とは大きく異る
魔王像が厨二姫から語るもので、ここで魔王のイメージが大きく変わります

しかし、ステラルートはこの話を通過しません、帝国によって管理される
悪逆非道な魔王像を信じるある意味純粋な小市民がステラなのです、外様です
故にステラルートは今回の魔王騒動とは大きくかけ離れたシナリオとなります
ライトノベル作家という設定がメインであり異世界の要素は殆どありません

取材しなければ話が書けないことから恋愛の真似事をやることになる話で
征服姫を巻き込み古来から伝わる恋愛ごっこ的シナリオがはじまったり
執筆方面にもスランプに陥り、作家方面ですら自信を喪失する様が描かれます
チョロインどころかあらゆるところでダメ出しされる可哀想な娘と化します

そんなステラは主人公の柾ではなく、柾の祖母である紬の言葉で救われるのは
どうなんだと思いつつ、ステラが作家として歩み出す成長物語が描かれます

また、魔王が現れた際に厨二姫と主人公達が倒しに異世界へ旅立ちますが
ステラはステラの戦い(執筆活動)をするのだとこちらの世界においてけぼりです
最初から最後までステラは魔王関連に関わることなく物語は終わっていきます

ステラシナリオについては、キャラや設定などが他のシナリオと違うために
何らかの理由で、他の3ルート見た目は似ているけど全く違う世界の話である
くらいの大胆な解釈をしないと説明しきれない部分が多数存在しています

ライター間での設定のすり合わせが出来ていないとかそのレベル以前に
魔王と勇者の設定とキャラの最低限の資料だけ渡して好きに書かせたような話
というレベルです、キャラの極端な言動解りやすい味付けが特徴ですね

やたら好戦的な厨二姫や、やたら友好的な征服姫などが見どころかと思います
人によっては征服姫についてはコレぐらいの方が可愛気があり好感触かも……
魔王が何故か男声のチンピラという最低限の設定(魔王は乙女)も無視していますが
このシナリオは本当に全ての点で異質なシナリオなので気にするだけ無駄です



■碓氷鈴華
激しい妄想癖をもと柾の幼馴染、板金屋の娘だが、錬金術師を自称している
幼馴染である柾は剣の勇者であり、邪王に狙われているなど独自設定が飛び出す
言うまでもなく普通の人間であり、異世界関係者でないため特殊な能力はありません
たまたま鈴華の妄想する勇者に柾が選ばれたことで話が混乱していくことになります

シナリオについてはヒロイン個々の役割にもとづいてシナリオが書かれているのか
本シナリオに至っては「魔王」という存在自体が確認されずに終わってしまいます
本シナリオで「魔王」とされるのは柾の祖母である「紬」になります、勿論誤解です

選定理由としては、年齢からは考えられないほど外見が若々しく見える部分や
多くの人脈を持っており色々な人に慕われるなど、得体が知れないからです
ギャグ空間のツッコミ無用な住人にメスをいれるのはどうかなーと思いますね

そもそもですが、鈴華がやっていることは基本的にごっこ遊びです
鈴華自体は妄想癖が激しく、言動がぶっ飛んだ部分のある娘でありますが
特別な力がないことは根の部分ではわかっていますし、現実的な部分もあります
同時に引っ込み思案で人付き合いがあまり得意な方ではないことが語られます

鈴華が好意を寄せる柾を「勇者」と呼び、柾の親友ビフテキを「オーク」と呼び
柾の祖母である紬を「魔王」としようとしました、全て柾に近い関係の人達です
鈴華は別に異世界のルールに従い勇者と魔王を倒そうとはしていないと思います

柾と一緒に遊ぶ体の良い理由として魔王を生み出し、勇者と賢者ごっこをします
レベリングなどはその最たるもので、ただイチャイチャしたいだけと指摘されます

しかし柾は厨二姫達の存在があるため、紬の魔王説に一定の説得力があると考えます
結果的に征服姫の誤解を生んでしまい、紬と征服姫が争うまでに発展してしまいます

妄想癖でファンタジーな言動をする鈴華は、ごっこの域を超えるつもりはなかったが
本来は常識人枠の柾が、異世界を知っていることでその妄想を真に受けたしまった
という行き違いによって生まれるコメディみたいな構成なのかなと思います、多分

このシナリオでは魔王は出ません、紬が魔王じゃないことが解るのみです
まあ、好意的に解釈するならば魔王が勇者と接触しなかったので
ラグナセカの性格もあり覚醒に至らず、見つからなかったと見るべきでしょうか


■ラグナセカ
厨二姫に使える万能メイド、褐色で耳が尖った異世界ならではの亜人種
休むことなくバイトと家事をこなし続けるスーパースペックのメイドさんであり
ニートの厨二姫が問題なく生活できるのは基本的にラグナセカのおかげです

ラグナセカが「魔王」であることに気づいてしまった柾が右往左往する話
ラグナセカが魔王であることに気づき、何とかして守ろうとする流れは
厨二姫でも共通の展開となりますが、こちらはラグナセカに惚れており
盲目気味に突っ走るお話になります、主にバイトの手伝いするだけですが

ちなみに、柾がラグナセカにどの時点で惚れたかを描く描写はありません
選択肢のフラグでルートが確定したのでラグナセカに惚れたのでしょう…
これについては厨二姫シナリオでも同じく言える部分なので今更な話です

ラグナセカを魔王として本格的に覚醒させない為に色々と抵抗する流れです
最初は力を使わせない為バイト漬けのラグナセカに無理をさせないように
一緒にバイトをしようと付きっきりで行動します、主にメイド喫茶です

しかし、そもそも厨二姫がこちらの世界にも余る程お金を持っているはずであり
バイトする必要はない筈ですが、という話になると魔王は奉仕精神の塊であり
魔王へ導く存在がいないラグナセカには奉仕する目的だけが残っているという

身分的に奉仕が必要のない相手である柾が奉仕以外の楽しみを教えてやれば
ということで今度は様々な遊びに誘うという流れになっていきます
その流れでラグナセカは柾に惹かれていくという流れになっています

要は一緒にバイトしたりデートしたりする内に親しくなったってことですね
魔王の力ですが、魔族全体の奉仕者であることが条件だったので
柾が特別になったことで魔王としての力がなくなり、問題が解決します

とにかく設定に縛られて、設定で話を動かしていく設定設定した話です
何故そんな展開になるのかというと、そういう設定だからという感じです
そんな魔王と勇者の悲劇(?)のシステム(設定)を打ち破ったのは愛でした
何故愛で打ち破れたからというとそういう設定だからだったとしか……

設定はともかく、感情の起伏があまりないヒロインが献身的になる姿は良いです
立ち絵も非常に好みで、柾に好意を持ってからは表情も増えて可愛さが増します

そんな高ぶった状態で、ついにイチャラブやHPのスチルがと思った矢先に
出ててくるのは見た目は似ているがかなり別人の野暮ったいラグなんとかさんです

序盤の素材だけしかないのか中盤以降ほとんど別人になるのが悲劇ですね
決めのシーンに限って絵がダメになるというのは、なんか駄目だと思います



■厨二姫
125代今上帝の第23皇女で契約姫「エリーコ・フルフル・タダメシヤ・ノヒン」
「厨二姫」はこちらで付けられて自称するようになった俗称
異世界では契約して勇者を生み出す役目を持っており「契約姫」と呼ばれている
本人はあまりこの役職名で呼ばれることを好んでいるようには見えません

柾たちの世界では代替手段として勇者の力が契約姫から得る形になりますが
本来は姉の征服姫こと「ブリュンヒルデ・ポコポコ・タダメシヤ・ノヒン」の力を
契約姫の体を介して勇者に分け与えるものらしいです、何故そんな回りくどいことを

ラグナセカが「魔王」だと解りどうにかするのは同じですが、柾の知恵が回り
一先ず魔王を倒す最先鋒である征服姫の監視から逃れる方法を考え出します
征服姫は魔王が現れると飛んできますが、その判定方法は勇者の力が使われたか
つまり柾が力を使うと飛んで来るのですが、濫用して日常にすることで回避

一番の面倒くさい相手の征服姫が去ったことで、作戦の第一段階は完了
プロローグでも有りましたが、柾に厨二姫が再度夜這いしてきて慰問してくれます
そして遂に結ばれる2人……遂に?何方かが惹かれるようなフラグありました?
また厨二姫が柾を誘うシーンと本番行為をするシーンで絵柄が全然違います
初体験は流石に本人の絵だと思いますが……せめてシーン単位で統一してください

姫は勇者と魔王が戦い勇者が倒すという映像を作品を作成して
技術や知識のない異世界の住人に魔王を倒したと勘違いさせる作戦を考えます
作戦は成功し魔王を倒したとだまし、柾も勇者の力を返すことで問題は解決します

お役御免となった姫は柾とともに下町での生活を楽しむことになります
実は王家から除名されていたらしい厨二姫は今回の功績で王家に戻れるはず
という離別が示唆されますが、本人は最初はそれは無いと否定します

しかし、異世界とこの世界を精神的につなぐ足がかりとなりたいと考えを改め
最後は王家に戻ることを決心して、一時的な別れということになります

せっかくラグナセカの件を誤魔化したのに、掘りかえすきっかけ作ってどうするの


■魔王と勇者
本シナリオでは引っかかる部分として、魔王と勇者の設定があります
設定やたら多くて細かい部類ですが、どうもシナリオごとにブレが有ります
シナリオの本筋で何度となく語られるので無視する訳にはいかないだろうと
適当に整理してみました、嘘です、整理できてません、列挙します


◆共通ルート:契約の時の謎の声
・柾は1324代目の勇者
・勇者と契約できたということは、柾の世界に魔王がいる


◆共通ルート:勇者について
・勇者は王家が契約という形で任命する
・ステラの10代前の先祖は勇者アリステート
・厨二姫は魔王探索と称してこちらの世界に来ていた


◆共通ルート:ステラの知る伝承上の魔王像(一般的な理解)
・魔王は可憐な乙女
・内心は邪悪
・魔王は塔が5つある城に住もうとする
・契約姫との契約で勇者になるのはその世界に魔王がいる場合のみ
・過去に存在した魔王は33人(確かと曖昧)
・最終的に勇者は勝利で相打ちが1件ある程度
・「最後の魔王」のみ例外的に複数の勇者を倒した


◇厨二姫の補足
・契約の魔法は1000年前につくられてここ数百年使われていない
・「最後の魔王」と名乗った魔王が最後の魔王で以降は出現していない


◇ラグナセカの補足
・生まれは魔王城
・魔王は慈悲深く魔族のために戦った
・魔族は最後の魔王以外は悪く言わない、一部は最後の魔王すら擁護する

◆共通ルート:勇者について(征服姫とマントのキツネとラグナセカ)
・勇者は魔王か魔王の眷属1人倒せば勇者として解放される
(1324代目の勇者に対し魔王が33代なのはこのためと説明はできる)
・勇者に選ばれると王族とお近づきになるチャンスとして歓待される
→勇者のシステムについて征服姫が詳しく知っていることが謎
 契約の魔法は数百年使われておらず勇者となった人間はいない筈


◆ステラルート(こちらの世界に現れた魔物に対して)
・現れたのは影という意味を持つ魔物「オンブレ」
・異世界間のゲートが開けきっていないため影として現れる


◆ステラルート(魔王アルバセテの石版)
・ツインリンクの姫(厨二姫と征服姫の俗称?)
・(アルバセテの声はどすの利いた男の声)
・異世界から魔獣を送り込んでいた
・勇者ともども皆殺し予定
・姫は奴隷にしても良い
→ステラが全く違う世界の話としたのはコレが理由です
 魔王の眷属が気を大きくして魔王を名乗ったと解釈できなくもないですが


◆共通(ステラ以外に分岐後):厨二姫の魔王観(仮説)
・ステラの語る魔王観は帝国にとって都合の良い魔王観
・魔族をまとめ上げる魔族にとっての勇者が魔王
・魔族の危機に対して魔王が生まれる(のではないか)
・最後の魔王は500年前に倒されている
・最後の魔王の被害を受け、魔族を刺激しないようにと配慮している
・差別はあり、魔王の眷属が現れて、魔王待望論が強くなっていた
・そんな世情で内密に魔王を倒し、眷属の出現を偶然としようとした
→「共通ルート:勇者について」の厨二姫がこちらの世界に来た理由の説明
 征服姫に疑問を打たれた、ステラとラグナセカでどうやって魔王を
 倒すつもりだったかについては説明されていない
  先に語った楽隠居のつもりで異世界に来たことと
  このパートで語った魔王探索に異世界に来たの件について
 本音と建前の使い分けが出来ているようで出来ていないように見える


◆ラグナセカ・厨二姫ルート
・魔王はラグナセカ
・厨二姫はラグナセカが魔王と気づいたが黙っていた
→気づいたのはいつ、契約が成功したこと?
 元から疑わしいなら戯れで契約はするべきではなく、完全に姫の落ち度になる


◆ラグナセカルート
・魔王は奉仕精神の塊である
・魔王は魔族が追いつめられたときに行動を起こす(何故それを知っているのか?)
・過去の勇者がここまで力を乱用したことはなかった(何故それを知っているのか?)
・魔王は全体の奉仕者で誰かを特別にしてはならない(何故それを(略))
→今代の契約姫は過去に勇者と契約したことがあるのか?
 500年来魔王は存在していない筈で厨二姫は友好な契約したことが無いはず
 さらに言えばステラの10代前が500年前とは考えにくい
 500年前が最後ならば征服姫も厨二姫も知っている風なのが気にある
 
ここに来て何故それを知っているのかという情報だらけになります
具体的に500年前と語ったので色々と無理が出ているように思えます


◆好意的に解釈してラグナセカが魔王として知られないルートの扱い
契約の時点で厨二姫はラグナセカが魔王ということに粗たどり着くとすると

・ステラルート
「魔王アルバセテ」が眷属かおごりであると理解したが
ちょうどよいスケープゴートになるためそのまま魔王扱いして倒した
眷属ならば勇者契約が解約されるので魔王について追求されない

・鈴華ルート
ラグナセカが魔王だが、鈴華の話で魔王が有耶無耶になる
依然として魔王は倒されないが、ラグナセカに柾が気づかないために
魔王は覚醒することなくそのまま楽隠居を楽しむのだろう


と、好意的に解釈した結果です、無理があると思います




【Hシーン】
・厨二姫:5
・ステラ:6
・ラグナセカ:7
・鈴華:4

シーン数だけで言えば最近のキャラゲーレベルはあります
シーンによっては2回戦、3回戦がありますし、プレイはノーマルです
キャラゲーの平均ぐらいの濃さで、特にマニアックなプレイはありません

これで絵が安定していたら言うことはなかったのですが、鈴華以外安定しません
一番シーンの多いラグナセカは通して1人で描いているのは多分1シーンのみです

厨二姫は体験版で見られるシーン以外は本人以外の絵が混ざっています
せっかくの初体験シーンも誘惑されるシーンは完全に別人になっています
偶に胸が膨らんだりといろいろな顔が楽しめると思えばいいと思います

ステラについても初体験シーンだけは本人らしき絵となってますが
それ以外のシーンは基本的に違和感を覚えたり別人だったりします

偶に人体がおかしい絵もあるので、色々と厳しい部分があります


【まとめ】
色々いいましたが、多くの要素のレベルが低い作品だったと思います
システム上のバグはないですし、音楽もおかしいところは特に無いので
絵とシナリオ、あとテキスト誤字脱字、作品のサポート体制ですが

シナリオについては散々語ったとおり、妙に複雑な設定で首を絞めており
その上でライター間で無視されたり或いは齟齬が生じています
しっかり整理していれば面白くなったのかは謎ですが、問題外です

コメディ部分も皆が好き勝手喋ってるだけの部分が多く合わない部分もあり
テンポが良い会話ならいいのですが、ただの言葉のぶつけ合いになっていました
コレについてはシナリオによってかなり空気が違うので一概には言えませんが

絵については本当に同しようもないです、体験版では背景が酷いですが
一枚絵の原画本人が描いている絵が個々まで少ないとは考えませんでした
鈴華は大半が本人による絵だと思いますが、他は半分以上が別人のものです
スタッフロールにはOHPの2人以外の名前が載っていません、フェアじゃないです

スタッフロールで思い出しましたが、スタッフロールは背景が真っ黒です
ロゴの一つもなく、どこでスタッフロールが終了したかもわかりません

想像になりますが、複数回の延期後にプロジェクトが実質頓挫してしまい
元のスタッフを戻す力もなく、ツギハギで作品を作ってリリースしたのかと
発売後全く音沙汰がなく、明らかなスクリプトミスすら存在するのに
2ヶ月以上前倒ししてマスターアップをして、手放してしまっています

OHPで紹介されている原画による絵があまりに少ないですし、中途半端です
シナリオについても無理やり継ぎ足して完成させたのではと疑っています
設定の齟齬もありますし、それがメインと思われる2人でも健在です
シナリオについては完全にライターのものと証明するすべがないの憶測ですが

そんな感じで、今後の展開など全く期待できない作品なのは確かでしょう

本作はどうしようもない地雷要素といえば正直絵の部分だけだと思います
但し、本作についてはキャラゲーとして期待したユーザーが多いと思います
しかし、裏切りという点ではこの要素が一番ひどく、失望させられました
抜きゲーなら絵が違ってもHシーンがいいならと無理やり納得できるのですが
人気原画家を前に出したキャラーげでコレをされると正直詐欺もいいとこだなと

元より、やばい作品であることはわかっていたのですが
あまり面白くない方面に駄目な作品だったというのが正直な所でした

ヒロインの立ち絵やデザインはすごく魅力的ですし、鈴華はCGも良かったので
そこだけでもしっかりしてれば設定が無茶苦茶だけどキャラゲーだしいいよね
位の納得はできたのですが、それすらも本作については高望みなのですね……

ということで、そろそろこの作品から開放してもらうことにします、さよなら!