【ブランドHP】ういんどみる

【概要】
田舎町に住む「十河涼太」と3人の幼馴染「東渚沙」「一ノ瀬星里奈」「風見陽鞠」
彼らには幼馴染の4人の間だけで通じる不思議な能力を持っていた

夏休みの前日のこと都会からやってきた怪しい少女「神宮りんか」と出会う
彼女にはなぜか幼馴染同士にしか通じないはずの特殊能力が通じてしまうのだった

不思議な出会いをした涼太たち4人の幼馴染グループはりんかに振り回されることに
そして、りんかを巡る関係を経て涼太たち幼馴染の関係も変化が訪れようとしていた


【システム・仕様】
・画面比率16:9
・キャラ別音声設定
・前の選択肢へ戻る、次の選択肢へ進む
・クリア後のアフターシナリオ

ヒロインは4人、攻略制限などはなく最初からりんかを含めて攻略可能
シナリオ分岐前の少し前で選択肢が発生するが選択するのは1回で決定
クリアするとアフターシナリオが追加され1シーン追加のHシーンがあります


【評価ポイント】
△小さくまとまった内容
幼馴染の間のみで通じる特殊能力と謎の巫女、忘れてしまったりんかの存在
と盛りだくさんの内容に見えて、やることは一夏の物語という感じになっており
全体的に小さくまとまった感じの話になっています、展開も最小限でした


△似通った展開
ヒロインは4人いますが、全体的に山場の展開が似通っていた印象がありました
幼馴染モノの定番で手堅い部分もありますが全体的に幅のなさが気になりました



【ヒロイン】
■神宮りんか
夏休み前に出会った都会からやってきたという不思議な少女
何故か幼馴染の間でしか通じない不思議な能力が通じる
都会から来たこともあり割と田舎に失礼な発言も飛び出したりするが
非常に強引でマイペースな性格で、幼馴染4人組を引っ掻き回していく

特に隠してもいない忘れていた5人目の幼馴染というポジションですね
ムービーがもろネタバレですが共通ルート終わりでOPなので問題なしかな
「にっきけしごむ」という記憶を消すことができる能力を持ち自分も忘れていた

他のシナリオではあまり語られない能力について巫女について語られます
総まとめだけでなく個人の問題として姉も登場したり比較的欲張りなルート
このルートでも相変わらずヘタレぶりを発揮してくれる渚沙はさすがです


■東渚沙
ラノベが好きなインドア派の幼馴染、涼太への好意が透けて見える
何かと涼太に絡んでくるが素直になれず意地を張っているヘタレ

能力は「ひみつでんわ」という幼馴染間で使用できるテレパシー
一方的なものではなく返答もできオープンチャットじみた事ができる
素直に便利な能力程度の印象で渚沙も気軽に使用している雰囲気がある

ついに思いの丈を告白するも、過去の涼太とりんかの関係を思い出して
ヘタれる、付き合っているのにヘタれる、関係を持っているのにヘタれる
他でも関係がよくこじれるがこのヒロインはヘタレが芸になっており
変に暗くなりすぎずコメディ系のシナリオになっていたのが良い塩梅でした



■一ノ瀬星里奈
姉貴というか兄貴的ポジションの幼馴染、剣道一筋で腕前はかなりのもの
精神修行というよりも剣の腕を磨くことを重視しており割と危険な発言もある
幼馴染の中では一歩引いた位置にいる印象で、見守る姿はまさに兄貴ですね
可愛いものが好きだったりカナヅチだったりとわかりやすい弱点もあります

「あしたよほう」は自分を除く幼馴染の数分先から数日先の出来事が見える能力
ランダムの発動であるため不便で本人のシナリオを含めてトラブルの原因となり
りんかシナリオなどでもその厄介さを思う存分生かしてくれることになる

幼馴染の関係を壊すことを恐れた故に、意図せず抜け駆けしてしまったことを
気に病み自分の能力にひっかきまされるというお話ですね、大人びているようで
誰よりも子供じみた部分のある、なにからなにまでギャップ押しの娘でした



■風見陽鞠
甘えたがりで同い年だが年下のように振る舞うマスコット的なポジションの幼馴染
山を愛する4人の幼馴染では1番フリーダムな娘、山に行って帰ってこないことも
好き嫌いが激しく興味のないことは簡単に投げ出してしまう感覚で生きている娘

「うそおおかみ」は幼馴染の言葉から嘘を見抜く能力、任意で使用可能で
その便利さから他のシナリオでも活躍する場面が見られる

陽鞠シナリオにおいては適正の高さと力を抑え込んだ反動からより強力な
思考を読み取る能力に開花しており、そんな能力を持ちたまに使っていることに
罪悪感をもったことで山に引きこもることになる、どこまでもアウトドアの娘

能力に振り回され、幼馴染との付き合いに亀裂が生じるというお決まりの流れ
陽鞠の場合は強化された能力が周囲に与える印象というのは用意に想像出来る為
同情の余地はあるといいますか、とはいえ山に逃げ込むのは彼女ならではですね



【Hシーン】
神宮りんか:4
東渚沙:4
一ノ瀬星里奈:4
風見陽鞠:4

本編中に3シーン、アフターシナリオで1シーン、1シーンにスチル2枚という構成
バストサイズはりんか以外不明ですが基本的にヒロインの胸が大きく描かれており
胸を使ったプレイなどはどのヒロインもあるのがポイントであるということ以外は
基本的にはノーマルなイチャラブ系のHシーンという印象になっています


【まとめ】
元から話を広げない田舎で起きた一夏の不思議なお話位の想定でしょうか
良くも悪くも幼馴染の間で起きた事件の範疇を超えず派手さはないです

テキストなどは読みやすく、幼馴染の関係も丁寧に書いていたと思うのですが
最終的に互いの関係を壊すことに対するお決まりのネタになっていた印象です
その結果、展開がワンパターンに見えてより展開の弱さや退屈さを感じました

その中でコメディ方面に引っ張ったという点で渚沙シナリオは楽しめました
普通に考えるとどうしようもないダメな娘なのですが、結果的にいいアクセント
といいますか本作ではちょうどよい息抜きになったという印象がありました

全体的に丁寧さを感じる作品ですが、手堅く派手さのない作品というところ
個別のシナリオがそこまで長いわけでもないの物足りない部分が多くあり
もう少し掘り下げの欲しかった作品というのが終えての正直な感想です

サブヒロインも魅力的でしたがルートなどもありませんし当然おまけでもないです
過去作にはそういうのがあったので、それが遊びのなさというと望みすぎでしょうが
コレに限らず全体的に食い足りなさを感じる作品となっていました