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【概要】
公安に所属する「黒永仁」は任務の為であれば何でもする優秀な捜査官
とある企業の潜入任務で同じ捜査官であり元恋人の「川島夜宵」と再会する
仁は捜査官同士の干渉は危険とわかりつつも昔のように体を重ねてしまい……
トラブルだらけの潜入捜査で果たして仁は任務を遂行することができるのか


【システム】
・画面比率16:9
・ヒロイン別音声設定

シナリオはほぼ一本道で、終盤に一度だけ結末に影響を与える選択肢が出ます
それ以外に分岐はなく、ヒロイン個別エンドというものが存在しません
その単純さ故スキップ関連の便利機能がなくても特に気にはなりませんね


【雑感】
潜入任務を優位に進めるために女性の恋愛感情を利用していくスタイルです
自作自演のトラブルや嫉妬などを利用して女性と近づくチャンスを作りコマします
そういうスタイルで女性と関係を持っていくためその対象となるヒロインとの
個別ルートみたいなものはなく、その辺が愛か仕事かにも掛かっていくのでしょう

それらの対象と対比して扱われるのがメインとなる「川島夜宵」と呼ばれる女性
過去の悲劇から感情を失った仁が唯一心を許しそうになる相手として書かれます

夜宵もそんな仁のことを理解しており……というお話で夜宵との関係がメイン
パッケージにも描かれていますし別格の扱い、潜入任務も仁の過去についても
メインヒロインである「夜宵」との関係を書くための要素でしか無いと思います

よって、このヒロインにどこまで魅力を感じるかが全てという感じがありますね
背景自体がそういう設定だと強引にモノローグで押し込まれている感もあり
そこにどこまで入り込めるかがこの作品を楽しめるかのポイントとなりそうです


【ヒロイン】
■川島夜宵
本作のメインヒロインというか唯一のヒロインポジションたる女性
かつての恋人であり同じ潜入捜査官であり、たまたま同じ現場に派遣されることに
夜宵から切り出した別れであるが、再会した夜宵からは未練も感じられる

本作は夜宵を気に入るかどうかがポイントといっても過言ではないポジションです
過去の悲劇より心から笑うことができなくなった仁が唯一心を許しそうになる相手
というのが夜宵のポジションであり、逆にその原因のテロ組織の設定そのものが
夜宵のポジションを確固たるものにする要素になっているという印象ですね

テロ組織とこの事件が関わっているかもというのも設定説明に過ぎない感じで
そちら方面をもしかして期待すると弱いのは言うまでもない部分です雰囲気です

この作品の言う「愛」とは仁が唯一心を縛られる相手である夜宵だけなわけです
シナリオのオチも含めて彼女を魅力に感じないといろいろと厳しいことになります


■大知玲奈
潜入先の会社の企画課の先輩社員、優秀な社員だが正義感が強く疎まれており
部署をたらい回しにされて上司へ不満を持つことから協力者候補と目されている
性格から仁の面倒をミルコtも任されることになり最初に接触することになる

自作自演のトラブルで助けられて参ったところを酒の勢いでそのまま関係を持ち
あとは好きなように利用されることになるちょろい対象と思いきや……
この娘だけろくな役割がないなと思ったのでその点はしっかりフォローされました
最初に接触した相手だけにわりとその辺の描写は多くされていた印象でしたね


■濱本優佳里
秘書課に所属する優秀な女性、国内企業に収まっているのが安定志向とされるぐらい
経歴はエリートの中のエリートであり、潜入任務ではある意味で最終目標となる
その経歴とポジションからなかなか思ったように関係を進められない手強い対象

表面上は下心ありで近づく仁を牽制しながら、真意を探ろうとしてくる強敵ですが
持ち前の面倒臭い性格ゆえか一周回り、目的を理解しつつも協力してくれる難儀な人
関係を持つのが他二人よりも遅いこともあり、ヒロインとして遅れをとっている印象


■叶伊結
潜入先の社長の娘で完全にコネ入社であり、企画部でも荷物扱いされている
伊結自身もその立場を自覚しており、そこを利用して気ままに窓際社員をしている
優れた観察力と記憶力があり、思わぬ鋭さを見せて仁を驚かせるような場面もある

案外ガードが硬そうとされるが、最初から仁に興味津々で押せばあっさりと崩れる
仁のためにと目的は聞かずに父親の情報をプライベートから探ってくれるいい娘
ヒロインとしては本筋とは外れたところで社会人として成長を見せる別作品の娘




【Hシーン】
・川島夜宵:5
・大知玲奈:5
・濱本優佳里:4
・叶伊結:5


一人4~5シーン、個別ルートがないので道中でとっかえひっかえ抱いていきます
ヒロインの数やミドルプライスの値段と見るとそこまで多くない印象ですけど
一本道なので常に誰なりとHをしているような印象がありました、やってばかり
最終分岐後はHシーンもないので選択肢による取り逃しなどもありませんので安心?

Hシーンはノーマル方面、パイズリや足コキといったプレイも存在します
オフィスやホテルのプレイが多く全体的に背景が暗いのが少し印象的でしょうか
ヒロインが全員黒メインの髪の色なこともあって独特の雰囲気が出ているのが特徴




【まとめ】
任務を遂行するために女性を利用することもいとわない男がかつての恋人再会し……
任務というのが表向きの一般企業に潜入しての機密情報を回収することなのですが
緊張感というのはあまりなく、任務のためにうまい具合に女性が配置されているので
その女性をトントン拍子に落としていきます、定期的にHシーンが楽しめるスタイル

ヒロインといえるのは夜宵のみで、他はHシーンのあるサブヒロインみたいな位置
一応他のヒロインもある程度納得して身を引くまでの流れは描かれてはいますが
如何に夜宵に情を持てるかでこのシナリオにどこまで入れ込めるが変わるかと

最終的にシナリオで「夜宵(愛)」か「任務(仕事)」の選択を迫られるわけですけど
1プレイヤーとしては元彼女としての印象も任務の印象もあまりなかったために
純粋にシナリオの分岐を抑えるために上から順番に選択肢を選ぶぐらいの感情しか
沸かなかったというのが正直なところで、話に引き込む要素が欲しかったですね

せめて分岐後もう少しシナリオが続いていくようであればその展開をもって
選択した事の重みというのを感じることもできたのですが、即エピローグです
エピローグも今までの任務とは全く違うようなことをやっていたりしますし
全体的に愛についても仕事についても書ききれていないと感じてしまいました

ミドルプライスという選択もですが全体的に物足りなさ半端さを感じる作品でした