【ブランドHP】アトリエかぐや

【概要】
ブラック企業で心と体を壊した「九鬼創高」が田舎町で療養していると
アヤカシ娘と縁が生まれ、アヤカシの管理するお城で生活することになる
創高の精液はアヤカシ達の妖力を増幅させる貴重なモノでありを
創高を癒やす代わりに精液を提供するように提案されることになり……



【システム/仕様】
・画面比率16:9
・キャラ別音声設定
・前の選択肢へ戻る
・フィニッシュ選択肢の固定

必要なシステムは一通り揃っています
ヒロインは3人、1人はサブのような扱いになっていますプラスハーレムルートあり
メインの桜狐と深雪のどちらに甘えるかを選択肢5回目に到達したルートに分岐
深雪ルートに分岐した際に、選択肢で一夏のサブルートに分岐することが可能です
全ルート攻略後は選択画面でハーレムルート直行の選択肢が登場します


【雑感】
「あまやかし」ということで年上の女性に甘やかされるお話となっています
ただ、Hシーンはその傾向にありますが日常部分ではコメディ色が強く出ています
ヒロインは3人いますがパッケージに描かれる二人がメインでもう1人はサブ枠です

ミドルプライスの作品ですが、ヒロインの3人以外のボイスは存在しないため
マスコットキャラ的な存在が大量に出てくるのに全く声が出ない仕様となります
騒がしいはずのお城は一夏がひたすらさわいでいるだけに見えるのは少し寂しい

全体的にはパロネタ含むコメディ成分多めの甘やかしプレイ多めの抜きゲーです



【ヒロイン】
■黒宮桜狐
アヤカシたちの住む城を管理している狐のアヤカシ娘
戦闘能力にも長けており縄張り争いでは率先して敵対するアヤカシを倒している
言葉遣いなどが古い部分があり、一部の知識が現代からかなり遅れている
クールなようで割と頭に血が上りやすい部分はあるが基本は頼れるリーダーである

性的な知識にも長けているようで本などで得た情報しかなく実際は処女である
しかし甘エロの儀式に置いては姉のように毅然と振る舞おうとする姿を見せる
途中からは張り切りすぎて失敗する場合もあったりと創高側が世話する側面も

最後には対等な関係となり本作のタイトルに反故するような展開な気もしますが
Hシーンは甘えてますし姉さん女房という感じになったと思えばこれはこれで


■皆木深雪
城内の家事全般を取り仕切る雪女のアヤカシ娘
桜狐とは違いそこまで戦闘に長けているわけではないが、No.2的存在
謎の迫力を持って暴れん坊の一夏を黙らせる場面もある

包容力や甘やかしの面では桜狐よりも手練であり、甘やかしたがりである
シナリオが進んでいき「アまヤカシ」申し出てくる際には桜狐と違い
ある種の危うさを感じるの気のせいではなく、アヤカシは危険な存在なのです
……とはいえ、公式HPは悪意的に書きすぎであるとは思うのですけども

胸を使ったプレイが中心で優位性を殆崩さずに甘やかしてくれます
個別の終盤では思わぬ展開で親の愛を知らぬ創高が子供化して甘やかされます
成長後Hすると思ったら子供状態のままHすると思ったらHします、親の愛とは


■黒宮一夏
城で気ままにオタニート生活を送っている自宅警備員のネコ娘のアヤカシ
桜狐がやってくるまではこの周辺の主であり、ナイスバディだったらしい
一人称は「チー」で他の二人に負けず偉そうにしているが立場は弱い

深雪のアまヤカシを回避するとルートに分岐する、懸命な判断かもしれない
特になにをナスでもなく一夏の部下という体で、気ままに過ごすお話となる
EDも良いんなくあっさり終わるのもありサブヒロインぐらいのポジションかと




【Hシーン】
・黒宮桜狐:15
・皆木深雪:16
・黒宮一夏:6
・桜狐+深雪:1
・桜狐+一夏:1
・深雪+一夏:1
・桜狐+深雪+一夏:1

ミドルということで全体の数で見ると少なめ、メイン二人は回数としては十分
アマヤカシということでヒロインがリードする展開が多めになっている
桜狐はだんだんノーマルに、深雪は始終アマヤカシ、一夏はずっとノーマル
というような塩梅でしょうか、深雪の後半の展開は色々と予想外でした
ハーレムはそれぞれの組み合わせがあるぐらいでボリューム的には控えめですね



【まとめ】
基本的にはブラック企業に疲弊した男がアヤカシにあまやかしてもらう
という社会要素と流行り物のよくわからなごった煮感がとてもChesihre Catです
桜狐については途中から普通に対等にイチャイチャしていますしいつもの

と思ったのですが深雪ママが思わぬ伏兵でした、アナザールートでもなく
普通にアマヤカシを通しておねショタに近いシチュにひっぱりこまれました
個人的な好みで言えばこのルートがかなり好物だったので楽しめた作品です

暗い要素がありそうですが、基本的にはお気楽なノリの作品ではありますので
甘やかされるHが多めというので惹かれるならある程度は楽しめるかなと
ただ、明るい雰囲気は出てるもののその雰囲気を出す多くのサブキャラクターが
声がないということで、逆に物足りなさを感じさせてしまう部分はありました
ミドルプライス故仕方ないのでしょうが、こういうときは声がほしいですね

その点は気になりますが先の通り深雪が気に入ったので個人的にありな作品です