【ブランドHP】かえるそふと

【概要】
クラスメイトに気味悪がられ孤立していた「七里孝史」は人間関係を諦めて
曽祖父の遺した魔導書でサキュバスを召喚して性欲処理をしようと企んでいた

サキュバスの召喚には処女の生き血が必要ということで生理用品で代用する
しかし不純物を多く含んでいた為召喚されたサキュバス「ネム」は力が使えず
生理用品の使用者であった「赤崎瑠珠」と「椚忍乃」には呪いが掛かってしまう

呪いは本番行為を行うとサキュバス化してしまうというものであり
召喚者から精液を貰わないと衝動を抑えることが出来ず自ら襲ってしまうという
これを避けるためには、定期的に孝史から精液をもらう必要があるのだという


当然、瑠珠と忍乃は素直にその事態を受け入れられずネムも協力的とは言えず
順調とは言えない中、無事に孝史達はこの呪いに打ち勝つことができるのだろうか



【システム】
・画面比率16:9(サイズ変更可能)
・キャラ別音声設定
・E-moteによる立ち絵とスチルの演出
・攻略制限あり

システムは揃っていますが、バグが多いのでパッチを当てましょう
ヒロインは3人で道中の中出し有無で妊娠エンドか別エンドかに分岐します
ネムは先に二人のヒロインを攻略していないと分岐することができません
サブキャラもシーンはありますが本番シーン及びEDはありません

売りはなんと言ってもE-moteの演出で立ち絵とスチル両方の演出に使われています
Hシーンも全シーンではなかったと思いますが、割と多くのシーンで使われています


【雑感】
かえるそふとの第一弾ということで、たぬき系のロリ系ゲームではありません
原画のイメージもありますし演出的にも少女ぐらいの幼さを感じさせるものですが
主人公とヒロインは同年代でヒロインの胸にも膨らみがあるのでその辺りは注意

全体的にはいろいろ作品が広がる要素があったのにミドルプライスということで
小さくまとまった作品という印象を受けました、色々ともったいない要素が沢山

抜きゲーだとは思いますが、割と登場人物が意地っ張りだったり変に真面目なため
中盤ぐらいがHシーン空白地帯になってしまうのでエロ一色で期待してしまうと
少し物足りない感じになりました、Hシーンが本格的に始まるとラッシュなのですが

シナリオ的にもわりと真面目な部分も多く、締めるところは締めるエロコメディ
ぐらいのノリを期待するのが一番ズレのない作品ではないかなと思います


【ヒロイン】
■ネム
孝史によって召喚された見習いのサキュバス、一人前になる為の試験を受けていた
褐色のサキュバスで、基本的にポジティブ思考、ぐうたらな性格で協力的ではない

中途半端な召喚だったため力を使うことが出来ず、連絡もうまく取れないために
試験は無効になっていると考えており、精液は欲しいけど問題を解決する気は薄い
サキュバスだからというよりもネムという個体がぐうたらな性格であると思われる

個別に入ると途端に魅力手になりました、身勝手なネムが必死になってくれる周囲
特に孝史の姿に胸を打たれ段々と打ち解けていくさまは割と良い話になってました
専属のサキュバスになった後の全幅の信頼を寄せる様は健気で非常に可愛らしいです
告白がなくとも大丈夫と余裕を見せるも、実際に告白された後の態度が良かったです


■赤崎瑠珠
孝史のクラスメイトの一人で社交性の高い元気な女の子、忍乃の親友である
他と同様孝史は気持ち悪いという態度だが、同時に同情的な立場をとっている
事件に巻き込まれたことで悪態をつくが、生理用品を盗んだ行動に対するもので
孝史が思っているほど徹底的に嫌悪の感情を浮かべているわけではない様子

そもそも、性的な知識が殆ど無く、精液を飲むことにもそこまで嫌悪がなかった
性器をいじる意味なども良くわかっておらず、乳首をいじると気持ちいと言う位
その程度の性知識からサキュバス化による衝動によってだんだんと流されていく

ネムと同様にいざとなったら孝史は男らしい、周囲の人間の言う通り
やたらネガティブで孤立しようとしているだけで、基本人に迷惑をかけたらがない
という人の良さというのはこのルートでもよく書かれていたなと思います
瑠珠は結末もあり対等な恋人として終わるので見ていたスッキリする話でした



■椚忍乃
孝史のクラスメイトでおとなしく優しい性格の女の子、孝史の幼馴染である
基本的には人に嫌われるのが苦手でフォローしたり相手を宥めてしまう向き
性格なのか元よりの孝史への思い故か、孝史の行動をフォローする場面がある

孝史のことを幼少の頃より慕っており、今でもその思いは継続中であり
更にはHなことには興味が強く自慰行為なども嗜んでおりサキュバス化により
性欲が増大されて孝史に襲われて犯してほしいという願望を持っている

おとなしく見えて一番サキュバスの適性が高いと思われるヒロインとなります
これだけの属性だと私的に最高だったのですが、どちらかというとマゾ系の娘
とにかく孝史が自分を思ってしてくれるのなら酷いプレイでも受け入れてしまう
自分のためにこんな激しいプレイをしてくれて嬉しいと思ってしまう強い娘です

放置プレイや野外での無理やりなプレイ、羞恥プレイなどいじめるプレイが多く
EDでは記憶を失ったネムが出るなど、これってある種のBADなのではと思わせる娘
ネムにしろ瑠珠にしろ別ヒロインでは涙を飲み、ヒロイン的には好きなのですが
扱いが個人的に合わなかったなとなるヒロインです、ある種の王道展開ですけどね



【Hシーン】
ネム:16
赤崎瑠珠:15
椚忍乃:14
瑠珠+忍乃:1
神間釉愛:3

シーン数字体は抜きゲーとして遜色ないレベル、E-moteもあり動いて盛り上げます
複数のシーンは1シーンのみで、サブヒロインの釉愛は自慰シーンのみで本番なし
他のサブキャラもシーン登録されますがHシーンといえないレベルのため省略

ネムはネムから襲うシーンが多く、忍乃は逆にムリヤリされるシーンが多め
いずれのヒロインも前半は本番がNGの為前戯的なプレイが多めとなります
また、腹ボテのHシーンは全員1回ずつ、少し大きすぎるような気がしますね


【まとめ】
原画のイメージでロリ系ゲームと思っていましたが、全然違いました
良くも悪くも想像していたのと違うお話でした、リサーチ不足ですね

主人公が人間関係に臆病で諦めており孤立している性格が印象的であり
このため、サキュバス化するHしなければとなってしまっても消極的で
相手が嫌ならやらないを貫くので、思ったよりエロエロになりません
とはいえ後半は怒涛のHですが、基本的にはヒロイン一人への純愛傾向
能力に振り回されあっちこっちに手を出すわけではないのが実際でした

設定としては面白いのですが、もう少し膨らませればと思う部分もあり
ナナリー先生や釉愛、ヒロイン二人のサキュバス化サキュバスにならないルート
ハーレムルートなどがあれば抜きゲーとして大きく化けたと思うのですけども
ただのワガママでなく設定などでその措置はあったので小さく纏まった印象

ヒロインはどの娘も可愛かったです、デレ後のネムや瑠珠もそうですし
忍乃の重い性格は個人的にかなりお気に入り、報われないことが多いですし
いざ本人のルートはいじめてるプレイが多いので乗り切れなかったのは……
ここは、個人の好みですが、多少残念かなという部分ではありました

シナリオは予想外に楽しめました、主人公がわりと真面目な性格だったのが
良くも悪くも計算外で、中盤のHシーン空白地帯はもどかしい部分もありましたが
瑠珠やネムルートの後半での行動力は気持ちよく純粋に応援できるキャラでした
周囲に期待され評価されている部分をしっかりと終盤で見せるのは良かったです
そのかっこよさを忍乃ルートで見たかったという部分もあるのですけど……

と個人的に引っかかる部分はいくつかあったのですが、光る部分も多くあり
万人には勧めにくいもののヒロインが好みと思えるなら楽しめる作品かなと