【ブランドHP】Qruppo

【概要】
前作「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?」の続編
グランドルート後の世界、青藍島を救い真ドスケベ条例を生み出した「橘淳之介」
島の英雄の一人として以前は敵対していたSSメンバーとも良好な関係を持っていた

ある日SNSで知り合った友人から手に入れたオナホールデータから構築した
オナホを試すと凄まじい快感を生み出しシゴく手が止められず光の速さを突破
光に飲み込まれて偶然その場に居合わせたSSビッグ3と共に異世界へ転移される

その世界はまるでドスケベ戦役が起きる前にもどったような空気を孕んでおり
なにより異質なことに淳之介はSSに入っており「性帝」として恐れられていた
違和感を覚えながらなんとかSSのメンバーと日々を送ることになる淳之介

そしてSSとして活動する中でSSやドスケベ条例に逆らう勢力と接触と対峙する
元の世界では淳之介が結成したNLNSの代わりの組織の中心人物の正体とは……

というSSのビッグ3がヒロインとなった本編シナリオの他に
前作のヒロイン4人のアフターシナリオと妹「橘麻沙音」のシナリオで構成されます
劇場版のノリのような続編と前作のFD的な内容が混ざった作品となっています


【システム】
・画面比率16:9
・キャラ別音声設定
・ルートロックあり
・シナリオ選択

最初から本編シナリオと各ヒロインのアフターシナリオが選択可能です
本編のみSSメンバーの3人いずれかに分岐します、それ以外は分岐はなし
メイン格のヒロイン8人に加えもう一人おまけの存在するヒロイン(?)がいます
「橘麻沙音」のみ初期はロックされています、おそらく本編クリアが解除条件

シナリオ選択は前作同様、既読のシナリオを好きなキャプチャから始められます
またシナリオ選択では条件を満たすと追加エピソードを見ることが出来ます
片方が人を選ぶおまけ後日談的シナリオ、片方がエピローグの様な扱いです
一通りコンテンツを見たあとに「NEW」の文字を探すとよいでしょう


【雑感】
前作のグランドからの続きがメインなので、前作プレイが基本的には前提となります
特にアフターシナリオは個別ED時の状況が異なるので知らないとわからない部分あり
サブヒロイン3人をメインにしたアナザーというか番外シナリオをメインとして
前作メインヒロインのアフターシナリオというファンディスクのような構成ですが
いずれも本編の個別ルート位のボリュームはあったので本編に劣らぬ内容でした

「抜きゲーみたいな島」というタイトルに恥じぬ怒涛のエロネタの連発は相変わらず
最近のトレンドも取り入れよくここまでよくネタが続くなという関心するレベルでした
ネタ部分だけでなくメインシナリオについても前作に劣らず設定も練られていました

また、「抜きゲーみたいな島」で収まっており実際のHシーンが抜きゲーどころか
抜きに力を入れ始めたキャラゲーに比べても弱く感じる当たりも相変わらずとなります
結ばれた後のヒロインのアフターは多少濃いシーンも存在するのですけどね

前作の強い部分はしっかりと残しつつも、弱い部分は相変わらずかなと思う続編で
前作が楽しめた方ならほとんど問題なく楽しめる作品であるとは思います

【ヒロイン】
■冷泉院桐香
後輩で1年生ながら生徒会長でSSのトップに立つ圧倒的カリスマ性をもつ少女
事務処理能力と糸を使った高い戦闘力を誇りトップにふさわし高いスペックを持ち
どこか超然とした存在……だったが本作では私生活でのだらしなさが明らかに
さらには自分の身の回りの事が全くできず階段すら昇れないという面も

前作はミステリアスなキャラクターでしたが、本作ではかなり隙が大きくなり
子供らしい可愛い面や日常の貧弱な面、割とコンプレックスの多い面があり
その辺りを取り繕っている部分などが明らかになりかわいい路線が推されます
ミステリアスな強いキャラで推してほしい人には期待と違うキャラと思います

ただ公私のギャップが激しいネタキャラと思わせて深刻な体質的な問題とわかる話
エピローグでも全く成長しないことが描かれてますし一番の不思議になりました
そんな成長しない彼女を受け入れるという話なので少ししこりが残る部分もあり


■女部田郁子
SSのビッグ3の一人で第一部隊の隊長を務める高い戦闘能力を持つ切り込み隊長
過去の性的接触があって以来「ダーリン」と淳之介のことを呼んですり寄ってくる
服装が過激で常にHのことを考えて襲ってくる危ない女の様な雰囲気を出していたが
周囲に問題が多すぎたため、結果的には常識人ポジションに収まり苦労人気質が

ひたすら壮絶な過去が明らかになるお話、とはいえ郁子にとっては消化済みの話
この精神的な強さもありヒロインでも髄一の安定感を持っている娘になります
Hでは郁子に押されて負けたり、なんとか見返そうとして負けたりするお話です

終盤で再度青藍島のピンチが訪れますがメスガキの敗北射精の力で解決します
かなりギャグよりです、今作はやたらメスガキに敗北するネタが多い気がしますね
ネタとして使われることが多いだけで別にM向けの話というわけでもないんですが


■糺川礼
SSのビッグ3の1人で隊員たちの共感的なポジションの一学年上の先輩
隊員の指導時は鬼軍曹のような意味の分からない怒涛の罵倒が出てくる
ヒナミとは同学年で親友で、純真無垢なヒナミを陰ながら守っていた
まともに身の回りのことが出来ない桐香のお世話係をしており面倒見が良い

可愛いものに対しては非常に情けない態度を見せヒナミへの依存が非常に強い
桐香のヘタレっぷりも可愛いとして大体のことは全肯定してしまう部分も
朝が弱かったり勉強が実は得意ではなかったり弱点が多く増えた印象ですね
また、精神的にもろい面も見られ守ってあげたくなるタイプのヒロインです

礼とヒナミはとりあえずセットということで、自分は相応しくないし
ヒナミとくっつけようという、ありがちアレですが礼の過去を思うと……
と、割とシリアスな展開が続くお話になってくっつくまでが長い娘ですね
SSの過去は大抵重いのですが、礼は特に引きずるタイプで厳しい部分です


■片桐奈々瀬
前作は淳之介のこじらせた性格によりなにかと犠牲になっていた感もある幼馴染
容姿から最強のビッチとして噂に背びれ尾ひれがついているが本人は淳之介に一途

他のルートをやるごとに株が上がっていく人、幼馴染として出来過ぎた娘ですね
淳之介との関係は他よりリードした位置にいると自負していることが明らかに
これは幼馴染属性のネタですが、他ルート見ると納得のポジションではあります

個別ではダメな部分も受け入れて支えようとするダメ男製造機の部分が明らかに
その姿はビッチではなく生活感が凄いオカンであるが、誤解は一向に解けない様子

エピローグで文乃を助け出したときに、このルートの文乃の扱いを思い出しました
個別のアフターシナリオはプレイするうちに各設定を思い出す感じになったのは秘密


■渡会ヒナミ
タイトルの元となっていると思われるロリの上級生でNLNS唯一の年上メンバー
基本的に見た目通りの純真無垢な性格だが、心の広さや懐の深さはメンバー髄一

礼がポンコツ化したことで、更に母性方面が強調されるヒロインとなりました
郁子と美岬とか奈々瀬と桐香の対応関係は弱いという印象がありますので
この二人の関係は余計に強く感じます、そこまでエピソードは多くないんですけど

礼ルートもですがヒナミと礼はセットで切り離せないポジションなんですよね
本編の礼ルートでさんざんやりましたが、こっちでもしっかりと礼が絡みます


■畔美岬
何故NLNSに所属しているのかわからない非常に青藍島の住民らしい変態
変態で恵まれた体系と濃いキャラだがなぜか目立たない個性がない人物とされ
なんとか個性を持とうと付け焼刃の語尾などをつけて無駄な奮闘し空回りする
SS内の対応するキャラとして郁子がいますがかなり無理があると思います

基本このルートは互いに馬鹿なバカップルなので特に語ることはありません
美岬をヒロインにしたエロゲーを作るぜということで周囲を巻き込む話
予想以上に周囲を巻き込んだりします、難しく考えないでいいギャグシナリオです

複数プレイはないですが体を張ってくれるのでHシーンでは割と活躍するタイプ
普段の言動とかをスルーできるなら実用度の高いヒロインなのかもしれません


■琴寄文乃
前作では物語のキーを握っていた重要人物、年のわりに発育が遅い
ルートによって処遇が変化する為、個別のアフターでは割と混乱をきたす
基本的には橘家に居座り家事全般を担当するなど淳之介に尽くそうとする娘
ついでに折檻されるプレイに憧れるちょっと歪んだ面も垣間見れたりする

自分を強く出さない忠犬タイプだがライバルの出現などには警戒するなど
多少の縄張り意識はあるようで、可愛い嫉妬心を他のルートでは見せます

前作のグランドルートが文乃ルートだったのでこのアフターは時系列的に
2の本編ルートも消化済みでビッグ3の誰にも分岐しなかった感じですかね
フラグの類を考えるとわからなくなるのでだいたいそんな感じという理解

基本は忠犬で仕草の可愛い文乃を愛でるお話になっているだけですね
猫を拾って少しの間親代わりになったりデートをしたりというところで
デートで周囲がおせっかいを焼く流れは本作に置いて何度目だという気も

最後にプレイするかで全ルートクリア後にシナリオ選択で最終エピソードが
前作絡みでいくとメインヒロインとして扱いに不満はないヒロインですけど
2だとそこまで扱いが大きくないので割と違和感のあるポジションでしたね


■橘麻沙音
淳之介の妹で女性が好きという青藍島ではマイノリティな性嗜好をもっている
青藍島では矯正される嗜好だった為、本編で淳之介の戦う理由の一つとなっていた
クールなかっこいい系の女性が好きで郁子と奈々瀬が好みにストライクの様子
ずっと一緒にいた兄も好きで、好みの女性との3Pを妄想したりするたくましい娘

B世界では兄に捨てられたと思い暴走し、淳之介に対する強い依存が見られます
それでも桐香ルートでは兄から独立したりするのでどれだけストレスなんでしょうか
あの娘の介護役ってとどうでもいいことを認識させられる部分でもあります

なんだかんだ積年の思いを奈々瀬に告白するもフラれるお話
積年といいつつ麻沙音はルートによっては郁子の音声で暴走してる娘なのですけど
気持ち悪がらずに真面目に思いに回答する奈々瀬の株がまた上がるお話ですね

このルートの淳之介は前作の本編を少し思い出す周囲の見えなさ気持ち悪さでした
ただ、さすがに奈々瀬を悪く言わなくなった辺りにわずかな成長が見られます


■秋野水引
ハメドリ君のスーツに身を包んでいるSSの副会長を務める人物
元の世界では前に出ない大人しい性格であるとビッグ3にも印象づいている
性別的には男性であるが、自分の股間についているものに思うところがある

B世界では自分の嗜好についての締め付けが厳しく抑圧されていたことや
感情が爆発して性帝となった淳之介の代わりにNLNSと異なる組織を立ち上げ
SSやSHOを掌握するクーデータを起こすなど非常に激しい一面を見せる

中身は青藍島の人間らしく性の追及者でもあり音声作品を愛好しているなど
淳之介と趣味が合うだけでなく、道を追求するスタイルも近い部分がある
淳之介の作るオナホールのファンであり互いに素性を知らずリスペクトしていた

事件の発端となったオナホールの形状データは水引のお尻のものであり
色々な意味で相性のいい相手となっており、ヒロインの最強のライバルである
元の世界では引っ込み思案だったが、淳之介と打ち解けて正直に生きていた
時々覗かせる表情などから、本来の顔はB世界で見せたあちらなのかもしれない

クリア後にミニシナリオ内でHシーンを見ることが出来るが当然生えています



【Hシーン】
・冷泉院桐香:6
・糺川礼:4
・女部田郁子:4
・橘麻沙音:4
・片桐奈々瀬:3
・奈々瀬+麻沙音:1
・渡会ヒナミ:3
・ヒナミ+礼:1
・畔美岬:3
・琴寄文乃:4
・秋野水引:3

本編のヒロインは4回、桐香は未遂プレイが多く多めの回数を持っています
メインのアフターは3~4回で関連の強いヒロインの3Pは+1回というところ

プレイ内容は一部マニアックなプレイがあるもののキャラゲーレベルです
美岬が多少マニアック路線で孤軍奮闘してる印象ですが、割合でみると少なく
回数的にも濃さ的にも抜きゲーレベルと比較すると弱いものとなります

あえて言えば性別上は男性の水引のシーンがあることについてでしょうか
シーンの内容よりも目立ったスス子や凛のシーンも欲しかったなというところ


【まとめ】
1の良かったと思った部分を失わずよりパワーアップして帰ってきた2となります
個人的にメインヒロイン達よりSSメンバーのほうが好みだったのもありますが
さらに好みので語ればが誇り高き童貞という拗らせたキャラを脱却したことにより
素直に主人公の主観を受け入れることが出来たという面があり本編は楽しめました

SSの面々の魅力だけでなくNLNSメンバーも主人公が落ち着いたことで素直に楽しめ
特に拗らせたために不遇だった奈々瀬の扱いが一気によくなった印象があります

ただ2ということで1の時点である程度エロネタに飽きてしまっていた部分もあり
2も最初は良かったのですがやはり続けていくうちにダレてきた面がありました
いずれのシナリオもボリュームがあるのですが気になり始めると逆効果に……

Hシーンは相変わらず、いいと思えるシーンもあるのですが精々単発ネタですし
回数から言えば前戯だけのパートを除けばせいぜい3でエロネタだらけの本編に反し
抜きゲーとは程遠い一昔前のキャラゲーぐらいの基準のレベルになっています

射精管理やメスガキネタが本当に「ネタ」として消化されたりする点については
このあたりHシーンとうまく結びつけば……ターゲットとは違う作品になりそうです

また、個人的にシリアスパートは良かったのですがイチャラブという点でいえば
バカップルではなくひたすら主人公もヒロインも相手の欠点やなにげないしぐさに
全肯定して騒ぎまくる馬鹿なカップルになっている部分は好みから外れました

主人公でいえば視線がキャラを愛でるプレイヤーの視点のように見えました
この点でいえば相変わらず個人的な好みから外れるキャラになっていましたね

元々主人公自体は主張が強いキャラということもあるのですが
Hシーンの件も含めていざこういった描写はライターの照れがあるのかなと
この辺りは個人の好みの塩梅なので、勝手な推測になるのですけども……

と、個人的には本編やシリアスの満足度はエピローグ含め非常に高いのですけども
イチャラブやHシーンとなると個人的にはそこまでというのが正直なところです
エロネタのテキストは用量次第という形ですね、個人的には過剰な分量でした

前作の強みとなった部分はそのまま正統進化しておりより素直に楽しみやすく
弱点と個人的に思った部分は前作からあまり変わっていないという印象の作品
私が個人的に合わなかった途中からきつかったといっている部分についても
前作から問題なく楽しめているという人は全編余すことなく楽しめるかと思います
個人的には良い部分も悪い部分もでしたが、エネルギッシュな点は相変わらずでした