【ブランドHP】HOOKSOFT

【概要】
学業は優秀でクラス委員長で風紀委員の副委員長も務める優等生「辻堂忠臣」
イケメンでないと自覚しており、今まで女性にモテることもなく生きてきた
来年に受験を控えた2年生……夏を前に彼女を作って一緒に夏休みを過ごしたい
彼女を作る機会は今しかないと行動をはじめると、思わぬ出会いが生まれて……


【システム】
・画面比率16:9
・キャラ別音声設定
・バックログジャンプ
・次のシーン/前のシーンへジャンプ
・EXピロートーク

ヒロインは4人、序盤でナンパする選択肢はありますが個別のイベント回収程度
(ただしいずれもCGとイベントがありますので回収しておくことを勧めます)
実際のヒロインの分岐は共通終盤の1回で決まるシンプルなものとなっています
個別分岐後の告白付近でリードする恋愛かリードされる恋愛かを選択します
EDは8種類となっていますが分岐タイミングはわかりやすいので攻略は簡単かと

EXピロートークはHシーン後の女の子のリクエストに応えて体に触れるモノです
キスしてほしいなら口をクリック、頭をなでてほしいなら頭をクリックとかですね
要求以外の場所をクリックすることもでき、それはそれで異なる反応を示します


【雑感】
恋人とイチャイチャする関係に憧れたから期限の日までに恋人を作ろうとするお話
いつも通りですがリードする恋愛とリードされる恋愛の2通りの話が書かれています
別にMやS的なHのシチュエーションの話ではないのでその辺りは誤解なきよう
(一応Hシーンでもヒロインから積極的な態度を見せたりという違いはあるのですが)

いつもの独自のシステムもリードするかリードされるか二つのルートの恋愛と
EXピロートークというHシーン後のヒロインとのじゃれつきというシンプル構成で
どちらもヒロインの魅力を素直に引き出すことに従事しており好印象でした
ヒロインの噂話を聞くためにモブをクリックする必要なんてなかったんですよ

システムのまとまりよの良さ以外にも、恋愛という面でリードする/リードされる
という二つのシナリオで分けられたのも、ヒロインの魅力を引き出しており
ヒロインとの恋愛やイチャイチャを楽しむお話としていい塩梅に機能していました

【ヒロイン】
■種村小柚子
成績優秀な元生徒会長の先輩で多くの男性から告白されている学園の有名人
忠臣の住んでいるアパートに後から越してきてお隣さんの関係になる

体を動かすのが好きでバッティングセンターで汗を流すのがストレス解消術
原付の免許を持っており、普段の移動手段として使用するなど活動的な性格
ボケにやたら大げさに突っ込んでくれたり、リアクション担当でもあります

基本的にかっこいい女性タイプなこともありリードする恋愛でも引っ張られます
しかし、ふとしたときに甘えたり嫉妬したりと依存する姿が可愛いお話です
相手に寄り添うために色々努力するという追っかけるお話とか多いですね

リードされる恋愛ではキャラ的にはどちらでも引っ張るタイプではあるのですが
Hでは年上としてリードしようとする場面がこちらはより出ている印象でした


■英摩耶
学園の現生徒会長クラスメイト、敵対する相手には容赦がないドSとして恐れられる
相手の古傷をえぐるような言動もあり容姿はいいけど残念な美少女と放火される
風紀委員を務める忠臣とはクラス委員長の座を争ったライバル関係でもある

忠臣への思いを胸に秘めていたギャップ担当です、実は過去話も絡んで設定が強い
過去話自体は仄めかす程度で描写は弱いですが、摩耶の思いの補強にはなります

リードする恋愛では私の可愛い部分を見つけてくれてありがとうな可愛い姿が見られ
リードされる恋愛は可愛い部分を自覚してぐいぐい引っ張ってくれる姿見られます
個人的には過去話も明らかになるリードされる恋愛のほうがルート的に好きですね


■上ノ山芽愛
学園の後輩でありバイト先の後輩でもある、弄られ役でリアクション担当の娘
勉強はあまり得意ではなく夏休みの補習を受けることが確定する悲しき運命
ハンドメイドが趣味であり、そちらではかなりこだわりが見られる一面もあり

英がS担当なら上ノ山はM担当なわけですが、基本的には自爆芸ですね
どのルートでも登場して場を和ませる美味しいポジションとなっています

リードする恋愛ルートでは自分に自信がなくかなりのヘタレ具合を発揮しますね
その為か、他の女性に目移りするのではとかわいい嫉妬のような感情も見せます
リードする恋愛では設定回収がメインなのかハンドメイドに関してのネタが多め
終盤のブライダルの企画に関与するのは結婚ごっこする為の定番ネタですね

リードされる恋愛ルートは、芽愛のキャラ上あまりリードしてる感じはありません
リードしようとして空回りする部分が可愛いです、こちらは季節ネタが多めですね
水着や浴衣などの夏ならではの衣装を楽しんだり、意外と家庭的な側面も見せたり
このルートではヒロインではないですが英摩耶がいいキャラとして動きますね


■四谷・グレンジャー・ハンナ
忠臣の通う学園の近隣にあるお嬢様学校に編入してきたフィンランド人の女性
そのビジュアルから学園の男子生徒のあこがれの的であり「姫」と呼ばれている
本人は好奇心旺盛でわりと言動に面白いところがある天然気味な女の子ですね

学園が違うというハンディキャップをそのまま受けてしまったヒロインです
ヒロイン選択までは顔を合わせる機会はありますが他のルートでは殆ど絡みません
代わりに本人のルートではどちらも出生がかかわるネタが何かと絡んできます
妹のこと含めて何かと家族が話でほかのシナリオと毛色が違う印象があります

ヒロイン的にリードするという恋愛のほうが適正にあるという印象を受けますが
リードされるルートでは基本的に奥ゆかしいハンナからキスをしてきて
次は忠臣の方からと囁く場面をはじめささやきによる誘い受け戦術が強かったです
リードされる恋愛では一番輝いたヒロインかもしれません、個人の感想です

ちなみに手袋目当てでしたが、Hシーンで活かされることは終ぞありませんでした


【Hシーン】
・種村小柚子:4/4
・英摩耶:4/4
・上ノ山芽愛:4/4
・四谷・グレンジャー・ハンナ:4/4

リードされる/リードするでそれぞれ4シーンずつ存在します
リードされるではHシーンをヒロインから誘う、積極的に奉仕をしてくれる
リードするではHシーンも主人公からリードしますし、プレイを提案します
プレイ自体はノーマルで口でしてもらう以外は基本的に本番行為ばかりです

ただヒロインからのHもHOOKの作品でしてもらうと割と新鮮味がありますね



【まとめ】
最近のHOOKの作品の中では一番まとまりが良かった作品でした(個人の印象)
おなじみのオリジナルシステムはあるのですがゲームの進行を阻害せず
ヒロインの魅力を引き出す方向にだけ作用していたので全体的に好印象

結局はリードする恋愛ルートがメインだろうと高をくくっていたのですが
リードされる恋愛においてヒロインからのアプローチ方法で個性が出ており
むしろこちらが本作の分岐の神髄だと思わせるぐらいうまく作用していました

うれしい誤算による反動という面は当然ありますがいずれのヒロインも楽しめ
話の流れはいつものHOOKでありながらも非常に満足度の高い作品になってました

体験版でヒロインとイチャイチャしたい思えたのなら手を出して問題ないかと
シンプルに女の子とイチャイチャ恋愛をしたい人に特化した作品になっていました