1月31日,2月4日,2月8日と東京文化会館でボリショイバレエを観ました。
席はいずれも2階A席,うーん,目が悪くなったのか表情までは見えませんでした。
全体が見られるという意味では満足な席かなあ。いや,やっぱり1階がいいかなあ。
でも私ちびっ子だからなあ…といつも席については迷います。
夏の段階で3つ観に行くことにしてお財布と相談してA席にしたのでした。
それでも1階サイドのA席は確かあまり良い席がなかったんだよなあ。

■1月31日「スパルタクス」
最初,グワッシャーンと大音響で始まりびっくり。
オケの迫力がすごい!音の厚みがすごい!トランペット,かっこいい!!

ワシーリエフ,跳躍すごい!まさに鳥人!!
この人の踊りが観られて良かった。
ナタリアオシポワの時に感じた,周囲と明らかに違う運動能力が
十分に発揮された舞台でした。
ヴォルチコフが転けたの,そういう振りかと。
それがあってちょっと元気がなかったような。
野性味(跳躍)と生命力(エロ)にあふれたかっこいい舞台でした。
興奮して夜寝られませんでした(笑)

■2月4日「白鳥の湖」
2階席で観て一番満足がいったのがこの舞台。
白鳥はバレエの王様だと改めて思いました。
オケは少しお疲れ気味?
アレクサンドロワの白鳥がすごくすてきだった。
オーラが違う。気品ある白鳥の女王。迫力がある。
黒鳥はまた別の迫力とオーラ。
黒鳥はもう究極の黒鳥でした。
アレクサンドロワ,大好き!!
スクヴォルツォフのジャンプも高くて柔らかいの。素敵!
群舞の白鳥もきれいで,あー,白鳥観るの8年ぶりくらい?と気づく。
最近,バレエよく行ってるけど,クラシックの白鳥はすごく久しぶりでした。
(一昨年前の秋,オーストラリアバレエ団のは観た)
大満足,ごちそうさま!な舞台でした。

■2月8日「ライモンダ」
ヴォルチコフがかっこよかった!
スパルタクスのクラッススとイメージの違う王子様役もぴったり。
マント翻すのがかっこいいんだ!
アラシュは堅実で端正な踊り。地味かわいい。
ラントーロフら吟遊詩人のジャンプが高あい!
白鳥の時も思ったけど,みんな手足が長くて特に膝から下が長いんだ。
みんな大きいからたくさんの人が踊るとすごい迫力。
あー。グランドバレエ,堪能しました。