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2006年12月

オンパクハウスで箸を売る

onpaku house別府の竹瓦温泉前にあるオンパクハウスというスペースで実演販売をしてきました。先輩である伊藤さんの声かけで集まった有志7名
事前にお箸を準備して、現場でお猪口や竹の徳利、お皿などを作りながら販売しました。このオンパクハウスという所、駅や商店街から少しそれたところにあるため人通りがほとんどなく、宣伝などもしていなかったのでお客の来ないこと来ないこと。。。これではせっかく準備したのにもったいないとビラ配りをがんばり多少の効果はあったけれどそれでもトホホな客数でした。

御品書き コップ御品書き 箸
オンパクハウスは場所代を取らないしメンバーもボランティアできているので売れずに困ることはなかったのですが、商品的には迎春用にぴったりだし、もっと宣伝しておけば人も集まったのではなかったのかな?と思いました。
私は自宅用にお皿とお箸をちゃっかりいただいてきたので満足です。

あるお客さんが、「お鍋の時に使う鳥団子とかつみれをいれる竹の筒はないの?」と質問してきたので「作りますよ〜♪」とnaoさんが手際良く作って300円で販売、これってすごい事だと思いませんか?自分が欲しいと思ったものを希望のサイズでささっと作ってくれるってなかなかない事ですよね。私が客ならば感動するな〜。

なななんと伊藤さんは今日と同じ場所で商品も同じで元旦もワークショップをするそうです。その行動力に脱帽!「元気があれば手伝いに行きますね」(と心のなかで言いました)

自由課題の染色

照明をテーマに作っている自由課題
私は「行灯」を意識して作っています。できるだけ黒い色にしたかったので学校で染色をしました。
染色している間に染色の記録カードを見て、結構いろんな色が自由にできるんだな〜と感心。訓練校ではお決まりの様に”茶色”で染めていたので、使うのは「ブラウン」「グリーン」ぐらい、この配分と染める時間で濃くなったり薄くなったりでした。
染色見本表(身竹)染色見本(みがき)

左は身竹を染めたもの、右は表皮をみがいた(削った)ものです。同じ染料でも染まりぐらいがちょっと違いますね。絵の具と同じ様に染料をまぜて色のバリエーションが増えます。
そういえばピンクの籠とか見たことないな〜別府は伝統的な作品が多いから色も遊ばないのかな?もちろん竹本来の色が一番綺麗だと思うし、使い続けて飴色に変色した竹の色はもっと綺麗だと思っていますが。

さて、私の照明ですが、ブラウン、グリーン、ブラックをまぜて1時間半染めてかなり黒いものができました。
火曲げした手の部分がはじいてしまったけど。。。
後は塗装仕上げして和紙を貼ってできあがりです。

渡辺先生の授業終了

内張り中先週の日曜日に染色、漆塗りが終わり、先生宅で乾燥していただいていた籠達ですが、布を張って完成!ということで授業時間外に先生宅におじゃますることになりました。先生の作品はいつも奥様が布の内張り作業をされているとのこと。なので今回の先生は、勝竹斎先生ではなく、奥様です。
布はふすまの表装用を用いたり、着物地に和紙で裏張りしたものを使用したりします。今回はいろんな柄の中から好きなものを選ばせていただきました。

野点籠文庫内張り
左は野点籠の下部分、文庫は蓋だけ内張りしました。
御所籠出来上がり文庫完成
御所籠と文庫の完成品です。
この御所籠を、お茶をしている人に見せたらきっと喉から手が出るほど欲しがると思います。巷に出回っているのはアジアで編んだ籠に日本の布を張って1万前後というのが多いらしいのですが、本物を見るときっと違いがわかるんではないでしょうか。ちなみに先生の作品だと、うん十万からうん百万になるそうですが、アメリカでも人気が高く注文があるそうです。
とても綺麗なものが出来上がり皆大満足です。

先日、訓練校の同窓会がありました。一緒に卒業した人19名で、卒業後別府を離れた人4名、そして今回集まった人13名、なかなかの出席率です。
さて一年間訓練校で学び卒業した人は何をしているのでしょうか?

1.研究課にあがった人、5名
2.竹関係の仕事についた人、4名
3.竹以外の仕事についた人、8名
4.専業主婦(その他)2名

竹以外の仕事についた人が竹を続けられているのか、これが私の気になっていた所でした。
そして今回の同窓会で聞いた所
「卒業してしばらくは、ヒゴ取りの練習をしたり、作品を作ったりしていました(すごい)が、自宅のかぎられたスペースでヒゴを取る難しさ(部屋が汚れるしスペースとるし)、作りたい物は浮かぶけどどうしていいかわからなくて止まってしまうジレンマ(わかる)、仕事が忙しくで時間がとれない(私も学校以外は自主トレなんてできない)、でも作りたい、竹を割りたいと思う日々、みんなそんな悩みをかかえながら今は竹を触っていない」
ほとんどの人が同様の悩みをもっていました。

もともと竹でなにかを作りたいと思って仕事をやめ学校にきた19人です。
気持ちは今でも作りたいままなのに、、、一人で続けていく難しさ。

訓練校の継続が以前から問題になっているのも、毎年多額の経費を使って多くの卒業生を出すが残る人はわずか、という事。10年後に残っている人数は約0.05%だったかな?
私は決して学ぶ側だけに問題があるとは思えないのです。
卒業後も支援してくれる環境がない、昔のように弟子を取る先生も少ない、別府に若手の作品を置いてくれる場所もない。こうナイナイづくしじゃ続けたくても続けられる訳がありません。
もったいないとしかいいようがありません。

今回の同窓会で「ブログ見てるよ〜」と言ってくれた同期がいました。
もともと、一緒に研究所にあがれなかった同期がせめてブログで授業内容を知ることができたらと思って書き始めたのですが、思っていた以上に反響が無くちょっと寂しいなと思っていたので、この言葉はとても嬉しかったです。

学校も残すところ三ヶ月、最後まで頑張って書こうと思ったいい日でした。

今週の授業

先週の渡辺先生の授業では、文庫がすべて編みあがりました。
他の人も縁の籐を巻いたりしています。
文庫 編みあがり買い物篭 立ち上げ
今回、籐の加工、縁の加工、などなどほとんどを先生が作ってしまっているので、縁の墨つけはどうしたのかとか寸法の割り出し方など聞いておらず、もらった材料で作っている感が大きいのですが、、作業されている先生を見るのも勉強かなと思い見るようにしています。
6人分の材料を1人で作ってしまわれているので、とてもしんどそうな先生を見ると「自分達でしますよ〜」と言いたいのですが、先生の性分なのだろうかと皆口をはさまずじっと見守る今日この頃です。
先生のお持ちの道具は、先代から引き継がれたものが多くとても大事にされています。
木型、台、寸法竹、などなど
先生のクリップこれも引き継がれているクリップです。使いこなされて木のような色になっていますが竹で作ってあるものです。先代からというと明治ぐらいから使われていたという事です。この道具をつぐ勝竹斎3世は残念ながらいません。

今週の授業

文庫 見本渡辺先生の授業で作っている文庫です。


今週2日で編地が出来あがり、型に入れて廻しヒゴを入れていきました。
文庫 編地文庫 型入れ

来週、縁をつけて、染色の予定です。

放映予定日に張り込んでいたにもかかわらず、結局一度も見られなかった。
NHKさん嘘ついたな!!
なんか別の日に映ってるのを「見たよ」とか聞いたりして、、、
残念でした。
ブログでスケジュール見て、テレビの前で待ってくれてた方、すみませんでした。

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