後継者育成授業も今日からラストの先生です。
先生は亀井学さん、竹篭屋の社長さんで、籠職人さんです。
作るのは、「飯籠」これは昔からある籠で、まだ炊飯器などがない時代、夏の暑い時期など炊いたご飯を腐らせないようにこれに入れて、軒下の風通しのよいところに吊るしたり置いたりしたらしいのです。
先生曰く、「これにご飯をうつしておいておくといつまでもおいしいよ」との事なのでできあがったら是非試してみたいです。
ちなみに籠に直接ご飯を入れるのではなく、ふきんをしいて入れるそうです。

いまでは本当にご飯を入れるというより、物入れとして使用する人が多いようです。

授業は、青竹を一本磨いて、割って、底用のヒゴを作りました。
ヒゴの厚みや幅は、先生が見本を作って「こんな感じで」というやり方です。
前に菊底を作った事があり、その時はヒゴが結構細くて薄かったので、薄めにとっていたのですが、先生が、ぜんまい底の編み方を説明してくださる時に、薄いと駄目なんだ〜とわかりました。

来週が楽しみです。