Web RHODIA::blog

現在、更新停止中です。(2011/12/25)

web

0024-110110 著作権表示の『年数』を自動で更新するJavaScript

はじめに

今回は、hamashunさんの記事 hamashun.me : 著作権表示の正しい使い方 を読んで、去年仕事の関連で作成した「著作権表示の『年数』を自動で更新するJavaScript」のことを思い出したので、だいぶ時間が経ってしまいましたが、そのまとめをしようと思います。

作成にいたった背景

昨年、サイトのリニューアルの仕事がありました。まあ、私はよく見ているだけの人【謎】だったのですが。

その際、制作会社さんが作成されたテストサイトが完成して、早速ソースを見せていただいたのですが、1点気になった箇所がありました。著作権表示の『全て』の部分が、document.writeで生成されていたのです。これには、2つマズい点があります。

まず、1つ目は、document.writeが使用されていること。document.writeを使用すると、bodyの下部にscriptタグを書くことが必要になります。これは、Web標準の原則である「分離」を考えると、あまりいい方法ではありません。

2つ目は、OFF環境に優しくないということ。このOFF環境というのは、JavaScriptを切っている状態のことです。人は多様な環境でWebにアクセスし、閲覧します。デバイスも人それぞれですし、設定も人それぞれ。必要な情報をJavaScriptで生成してまうと、OFF環境の人は必要な情報にアクセスすることができません。この場合は、JavaScriptをOFFにすると、著作権に関する表示が丸ごと失われてしまいます。

以上の問題があったので、勉強中のJavaScriptの練習として、著作権表示の中の「発行年から今の年」を生成するスクリプトを作成しました。

作成した当時のスクリプト

当時、私が作成したスクリプトは「Copyright © 2008-2011 hogehoge All Rights Reserved.」という表記になるようにしていました。この中で「2008-2011」の部分を生成していました。JavaScriptを切ると「Copyright © hogehoge All Rights Reserved.」と表示され、著作権表示の全てが失われることはありません。

記事を読んで

で、前述のhamashunさんの記事を見て、作成したスクリプトのことを思い出しました。今回の私の記事に寄せて、簡単にまとめてみると以下の通り。

  • 著作権表示にJSてどうなん
  • 最低でも必要なのは「©」「著作権者の名前」「最初の発行年」
  • アメリカでは「© 著作権者の名前 最初の発行年 All rights reserved.」
  • 日本では、アメリカのコピペで広まり(?)、お約束で置いている

私が当時作成していたスクリプトはOFF環境だと、「Copyright © hogehoge All Rights Reserved.」としか表示されず、「発行年」が抜けていました。これでは、十分な内容が提供されているとは言えません。

今回作成したスクリプトのソース

そこで、記事の内容を受けて、スクリプトを修正しました。以下、ソースです。

HTMLのマークアップは以下のようになっています。

<small id="copy">© hogehoge <span id="year">2008</span> All Rights Reserved.</small>

そして、JavaScriptの方はこんな感じです(注意:jQueryを使用しています)。

$(document).ready(function (){
if (!document.createElement) return false;
if (!document.createTextNode) return false;
if (!document.getElementById) return false;
var elementYear = document.getElementById("year");
var today = new Date();
var year = today.getFullYear();
var now = document.createTextNode("-"+year+" ");
elementYear.appendChild(now);
});

このようにすることによって、JavaScriptが動作する環境では、以下のように表示されます。

© hogehoge 2008-2011 All Rights Reserved.

また、OFF 環境においては、このように表示されます。

© hogehoge 2008 All Rights Reserved.

これで、最低限の表示はJavaScriptを切っていても確保され、JavaScriptが動作する環境では、現在の年数が表示されます。

参考書

DOM Scripting 標準ガイドブック ~やさしく学ぶ、JavaScriptとDOMによるWebデザイン~

0019-090825 HTML5雑感メモ

HTML5やCSS3などWeb周辺が何やらわさわさしてます。そりゃ、そうですよね。「Web標準だ」って言って、みんなが東向いたり西向いたりしてたのが、みんなで同じ方角を向き始めたと。そしたら、あとは一直線に進むだけですし。ボケっとしてたら、今まで以上に置いて行かれそうです。ということで、気になったエントリーをメモメモ。

続きを読む

0016-090509 モバイルサイトにおけるコーディングについて

現在、仕事の関係でモバイルサイトについて勉強しています。参考書籍はこの「モバイルユーザビリティ・デザイン」。

続きを読む

0015-090423 last.fm はじめました

前回の記事で「ちょくちょく書いていこう」と書いて13日。
時の流れってのは早いものですね。

今回は「last.fm」ってゆうサービスの利用を初めましたってゆう報告と、最近買った CD について書こうと思います。

続きを読む

0008-081203 リグレト

12月になりました。師走です。冬は寒いから苦手です。
ちなみに夏も暑いから苦手です。春が一番好き。

今日はお気に入りのWebサービスを1つ紹介します。
「リグレト」と言います。

リグレト
http://rigureto.jp/

このサービスは、凹んだことを投稿すると、どこかの誰かさんが慰めてくれるというものです。
主に、日常生活であった小さな凹みが投稿されています。

とても可愛らしくわかりやすいインターフェイスになっています。
使用されているフォントもポップなものでいい感じ。
そして、なによりパックマンみたいなキャラ「ヘコミン」が可愛い。
ただ文字だけでなぐさめられるより、たくさんのヘコミンがなぐさめてくれる方がほっこりします。

そして、リグレトはなぐさめてくれた人に、「ありがとう」を送ることができるんです。
どこに住んでいるのか、名前も年齢も知らない人から、一言なぐさめてあげることで、「ありがとう」をもらえるのは嬉しいことですよね。
私も多くの「ありがとう」を受け取っています。

このリグレトの中では、個人を特定するということはできません。
自己紹介もなければ、ユーザー同士でメッセージを送る機能もありません。
ですが、このリグレトはそれでいいんだと思います。

「普段生活してて、凹むことがあったけど、人間関係があるから友人にも言えない!」という時にネットに吐き出せる場所があるというのはいいことだと思います。
そして、「なぐさめられた人は、なぐさめる側に」という良いサイクル。

こういうみんなが少し幸せになれるサービスっていいですよね。

記事検索
プロフィール

mzmjp

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ