サクランボの生産量日本一を誇る山形県は、温暖な地域を産地とするユズやスダチなど、かんきつ類を試験的に栽培している。最近の気候変動の激しさや地球温暖化に備えたもので、県農林水産部は「特産のサクランボやリンゴを守るだけでは今後やっていけない。生産できる作物の幅を広げる狙いがある」としている。
 県は4月上旬、寒河江市内の園芸試験場にユズ、スダチ、カボスの苗を5本ずつ植えた。耐寒性がないものも多いかんきつ類だが、比較的寒さに強い種類の苗を選んだという。同試験場の佐藤康一研究員(52)は「どれだけの大きさ、量、質の果実が取れるかは全くの未知数だ」としながらも期待を寄せる。花が咲くまでに3年、作物として生産できるか見極めまでには5年程度必要だ。
 同県酒田市では4年前から、徳島特産のサツマイモ「鳴門金時」と同系統の品種の栽培を開始。現在では県外向けに出荷するほど生産量を伸ばした。
 JAそでうら(同市)営農販売部の五十嵐正義さん(40)は「しっかりした甘さもあり、品質も四国のものに劣らない」と自信を見せる。県農林水産部は「過去にも全く作れなかったわけではないが、少しずつ暖かい気候になったことで品質向上と収穫増につながっている」と分析している。 

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