2012年02月14日

G1サミットに参加して 3日目最終日

朝8時から「知性とは何か」
脳科学者茂木健一郎さんと、慶応SFC国領二郎先生、絶妙なやり取りで眠気も忘れ聞き入ってしまいましたが、黒柳哲子さんのような語り口の茂木さん、物凄く頭がよくIQも相当高いとご自分でも仰っていましたが愛すべきキャラクターを持ち合わせています。でも幼少期受け皿学校が硬直した頭の固い先生たちばかりだと、きっと「問題児」として扱われてしまった可能性が高く、素敵な大人になってよかったな。と妙に嬉しく関心をしてしまった自分でした。

「ソーシャルメディアは政治を変え得るか」
本庄修二さんコーディネイトで、メディアジャーナリスト津田さん、ニコ動の夏野さん、講談社編集長の瀬尾さん、ニコ動で生中継画像を映しながら視聴者とのやり取りを楽しむパネラーの皆さん。臨場感が確かに違いますね。「発信しない人にはリターンがない」
「オープンに発信し続ければ修復機能、治癒機能は備わっているのではないか」という体験者としての意見はブログも三日坊主の私には耳が痛く非常に貴重でした。

「被災地に立ち上がる民間の力」
被災地で、夜明け市場、を立ち上げ、飲食店の出店の機会を創り今度安全な福島の米売込みのため、ライスバーガーを企画する鈴木さん、なんと、代々木高校東京本部の50メートルほどのところが本社とか。ファンドのアプローチから地域支援で立ち上がった人たちを多方面から支援する仕組みを構築する竹井さん、そして、被災地の瓦礫をマキとして販売したり現在は山に入り間伐することにより里海を育てる活動を行っている、吉里吉里国理事長の芳賀さん。芳賀さんからは、「俺たちが元気をやるから吉里吉里国へ来い」というメッセージには細野復興大臣他会場全体が感動でした。
代々木高校でも被災地支援に出かけた生徒たちはみな地元から元気をもらい、多くを学んで帰ってきているようです。早い時期に吉里吉里国にも行ってみたいと思います。

豊かすぎて見失ってしまったものを、取り戻すことが出来、再発見する機会なのかもしれません。

昼食では、津軽三味線の柴田三兄弟による演奏と、小比類巻太信さんのバット4本折りなので演武でしたが、柴田三兄弟は日本の伝統を今風にアレンジ英語タイトルの曲を創作したりしていますが三兄弟共に英語で世界に向けて発信しているそうです。

「日本変革の新たな力〜G1サミットメンバーたちに望むこと」
三重県知事鈴木英敬さん、グリー社長田中良和さん、アルピニスト野口健さん、共にやはり30歳代のセッション。
会場の26歳英ファイナンシャルタイムズ中国語版コラムニストの加藤嘉一さんからも世代を取り上げること自体意味がない、昨夜のグローバル人材の議論同様、若手ネイティブから自然体の意見が印象的でした。

締めのセッションでは「リーダーが引き継ぐべきもの」
としてスピーカー上智大学渡部昇一名誉教授、聞き手グロービス堀さんで行われ、問題提起と、各自のアクションを誓い合い閉会となりました。

閉会後そのまま慌ただしく、三沢基地見学に出発
日曜日の夕方からの見学もあり、かなりの無理をお願いしての見学だったようです。
三沢基地は、米軍基地と自衛隊が共有している基地ですが中での説明では自衛隊独自エリアはたった2%としかないそうです。30数%が共有、60%以上がアメリカ独自のエリアだとか。また、私自身非常に興味があったのは、民間空港としても共用している点でしたが、これは米軍との契約で民間が利用できているようで自衛隊ではないそうです。
三重県伊勢市にある明野基地にも民間出来るといいなと思ったのですが、、、、。

怒涛の3日間、へとへとになりながら興奮した状態で23:30自宅到着し爆睡し今年のG1サミットが終了しました。

毎回参加して思う事ですが、近寄ると火傷しそうな程熱い人がどんな分野にもいるもんです。今まであきらめていたようなことも、自分一人、自分の業界だけ、では動かない事も想いを持つ同志が集まれば何でも動かすことは可能ではないか。と実感します。
地域おこしでも、「想いを持つ人が集まれば化学反応が起こって大爆発が起こるんだ」と言って火をつけて回っている自分ですが、これからの改革は志を育て集まる事から始まるのかもしれません。
とてつもない回転の速い優秀な頭脳の方々が沢山いらっしゃいましたが、最後は志の強さにつきます。優秀な方々にも負けないようにそれ以上の情熱と量で頑張っていこうと思います。

最後に、毎年会社を上げて準備にかかっていただいている星野リゾート、そしてグロービスの皆さんには感謝、感謝です、ありがとうございます。


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G1サミットに参加して 2日目

朝8:30からのセッション
「成長戦略としての医療改革」
医療、介護、福祉の側面から考えなければならないが、将来コストを考え早期の対応が大事であり、「高い医療は安くつく」には納得。

その後、テーマに分かれてのワークショップでは、「教育」に参加させていただきました。
藤原和博さんが自然とコーディネイターとなり、教育の領域をマップを使い確認し、絞り込んだ結果「リーダー育成」について皆で議論。竹中平蔵さんを始め超豪華な異業種集団での議論は教育業界関係者だけでは、おおよそで発想し得ない実践に基づいた貴重な意見ばかりで思わず聞き入ってしまう事ばかりでした。
良くも悪くも「均質性」を求めてしまう日本においての弊害を共有し「自律、自立」の重要さを再認識しましたが、「核家族制からはリーダーが生まれにくい」は面白い意見でした。
東大を買い取り竹中平蔵さんを学長にするために買収資金1兆4000億円集めようと言う案には会場も大うけでしたが、実践案としてはG1キッズを組織しアクション起こしていく事となりました。
写真

ランチの間にも、教育支援グローバル基金の坪内さんにより被災地高校生の進学・育成支援を行っている紹介と生徒3人の発表を聞かせていただきました。
被災地で親を亡くし希望をなくしかけた生徒たちに、勇気と希望を与えるプロジェクトです。一人は来年から東京の大学で学び「地元に帰ってきて市長になり素晴らしい街づくりをしたい。」と宣言してくれ、聞いている我々全員に勇気を与えてくれました。

昼食後
「閉塞感を打破する新しい政治」
と題し、竹中平蔵さんモデレーターで、自民党石場さん、民主党前原さん、与野党若手リーダーの議論は内容について控えますが、お二人の価値観もよく伝わりましたが昭和の価値観からの脱皮をしなければならないにも拘らず進んでいないもどかしさを痛切に再認識しました。

「日本経済再生の提言と行動」
ボストンコンサルティング御立さんモデレートで、武田薬品工業社長長谷川さん、小松製作所会長坂根さん、そして古川大臣がテレビ会議参加。
「過去の成功モデルにしがみついてはいけない」は全てに共通して言えることでしょうね。
小松製作所では東京本社を現在石川県の小松市に順次移転しているそうですが、東京一極集中の弊害を訴えていらっしゃった。副産物として東京の女性幹部と小松市の女性幹部の子どもの数が東京0,7に対し小松2,7人とか。地方へ行けば確かに三世代同居も多く子育て支援環境にも適しているのだろう。日本を強くするためには大会社の本社機能を地方にどんどん移転するのもおもしろいですね。

「東北という沃野〜もう一つの歴史と再生への祈り〜
参加する直前にたまたま「東北の不屈の歴史をひもとく」という本を読んだ直後でもありhttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4062173883
このセッションを選択しましたが、改めて東北独特の粘り強さの秘密もわかった気がしますが、刺激的な言葉も沢山ありましたが東京一極集中でいいのか改めて考えさせられました。

「iPS細胞が生成医療を実現する日」
残念ながら山中先生は大阪からテレビ会議参加となりましたが、4年前のセッションから、参加されていた世界的なファンンド、コラーキャピタルの水野さんが、何とボランティア参加し世界で戦っていける土壌づくりのお手伝いをし、ほぼ整いつつあるご報告がなされました。ここでも化学反応によるアクションから大きく動き出しています。

夕食はねぶた祭りを始め東北の文化を堪能させていただきました、21:30からはナイトセッションがありテーマごとに選択し議論を深めました。
「グローバル人材の育て方」
文化庁長官、金融、商社、政府系、そして帰国子女も多数参加し「グローバル」という言葉が既に死語で根本から考え治す必要性を共有する事から始まりましたが、ご自身のお子さんの経験談や、実際に長年世界で戦って来られ感じる事、人それぞれの価値はありますが共通してアイデンティティーを持つことの重要性に触れていたことが印象的でした。

23時くらいからバーに移って全体が集まってまた議論、私は24:30頃抜けて露天風呂に行きましたが、またまたここで議論。皆さんとにかくタフです。


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G1サミットに参加して 1日目

2012年2月10日〜12日の三日間、青森県三沢市の青森屋においてG1サミットと言う日本版ダボス会議に出席させていただきました。
http://g1summit.com/about.html
今回で4回目となるこの会議、三日間早朝から深夜までのセミナーとディスカッション、非常に濃密な時間を過ごさせていただき刺激と気づきを処理しきれないほど沢山いただきました。

今回のテーマは「日本再創造に向けたビジョンと行動」であり、批判より提言を、そしてアクションを各自が実践していこうと言うものでした。

朝9時過ぎ三沢空港到着と同時に「六ヶ所再処理工場見学」技術担当副社長の説明、どれも想定出来うる可能性に対して最大限の安全を確保していることを猛烈にアピールされていましたが、最終廃棄物の保管に関してガラス状にして地中深く粘土層に埋める。との事でしたが放射能は10万年以上出続けるらしい。担当の方に「地殻変動があった際にはどうなるのか」の問いに対し、「そういう場所は選びません。」と言われたことには考えさせられてしましたが、説明では単に閉じ込めるのではなく、既にガラス状となっているので粉々に砕けても飛散しない。地中深くなので影響がない、と言う事でした。しかし10万年も出続けるのには驚きました。

バスで移動中、昼食を済ませ青森屋到着次第最初のセッションが
「G1サミットリーダーたちに望むこと」
と題して野田一夫多摩大学名誉学長とライフネット生命保険の岩瀬大輔さん、年齢差約50歳のお二人のセッション。残念ながらパソナの南部さんがインフルエンザのため欠席でしたが、お二人のジェネレーションギャップはいい意味で気づきを与えてくれました。丁度リアルタイムで岩瀬さんのIPO承認がおりた報告があり、オープニングにふさわしい花を添える出来事でした。

その後、分科会に分かれ様々なセッションが行われましたが、どれも参加したいようなセッションばかりで悩ましい状況でしたが、私は下記のセッションに参加しました。
http://g1summit.com/report03-3.html

「3.11後の”新“観光立国」
ボストンコンサルティングの御立さんの絶妙なモデレーターで、パネラーの持ち味を十分引き出されていました。なかでも大型ファンドと星野リゾートのコラボにより再生されたモデルから見えてくるものが的確にあぶりだされました。バブル後、巨大化しすぎた弊害により、あらゆる事が更新できない状況からすべてが後手に回ってしまった話は印象的でした。また、ホテル業100日黒字、265日赤字の構図は何度聞いても説得力あるので是非、分散休日導入実現してもらいたいものです。既に、昨年に引き続きのこのセッションからはLCCの実現や、入国ビザの緩和など実現したものも沢山あります。
このセッションはニコ生で発信されました。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv80918573

「ソーシャルとクラウドの衝撃」
ドリコム、ブイキューブ、カヤック、アイスタイルの、みな30歳代の経営者。発想の柔軟さに大いに刺激を受けました。従来のネットコミュニティーは内向き、SNS、クラウドは外に外に向かって発信するので影響力が大きい。情報インフラが変わる以上様々な仕組みが変わる要素あり、避けて通れない領域であることをオジサンながらに再認識させられました。
その後、夜を徹してまたディスカッションが続きました。


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2012年01月28日

「親切」は驚くほど体にいい!

先日、有機化学博士デビットはミルトン著、東邦大学医学部教授 有田秀穂監修の表題の本を読ませてもらいました。

医学的にみても「親切」をする行為自体が自分にとって、いかに良いのかを解説している面白い本でした。
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E8%A6%AA%E5%88%87%E3%80%8D%E3%81%AF%E9%A9%9A%E3%81%8F%E3%81%BB%E3%81%A9%E4%BD%93%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%84%EF%BC%81-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3/dp/4864101094

以前、私たちが運営するNPO法人には沢山のボランティア希望者の方々が来られていましたが、「子ども達のために何かしてあげたいんです。」とおっしゃってこられる方がほとんどでした。その時いつも私は「子ども達のために何かをしてあげたくて、お手伝いいただくのならお帰りください。子ども達が元気になる、彼らの笑顔を見るのが嬉しい。と言う自分のためにやられるのであればお願いします。」といつも言っていました。

このとき私たちは、ライフワークとして子ども達が元気になるのが何より嬉しい人たちが手弁当で集まり活動を行っていました。
確かにボランティ活動を通し子ども達の変化を見て、我々はどんどん元気をもらっていたのは間違いないですね。

私たちは、ボランティアは子どもたちのためでなく自分のためですよね。と言ってきましたが、医学的にも間違ってなかったと言う事です。

解説では、人に親切にすることによって、幸せ物質とも言われる神経ペプチド「オキシトシン」が分泌され幸せな気持ちになれるそうです。
ヘルパーズ・ハイと言う言葉があるくらい、人助けする事で自分が元気になれるというのです。

また、ボランティアをドンドンさせることによって鬱病も治る臨床事例も沢山あるようです。これは画期的ですよ。

オキシトシンが分泌すされると以下の5つの効果があるそうです。
1、人への親近感、信頼感が増す。
2、ストレスが消え、幸福感を得られる。
3、血圧の上昇を抑える。
4、心臓の機能をよくする。
5、長寿になる。

良いことづくめですね。

ちょっとした電車の中で席を譲る、であったり何でもいいので、「親切」をすることによって自分が元気になれるんですから、今まで以上に自信を持ってどんどん親切をし「親切の輪」を広げましょう。


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2011年12月12日

かむなびの郷 就農インターン訪問

環境で育むをテーマに運営する通信制高校の代々木高校では、多様な環境を求めて様々なジャンルの専門家の方々と教室やコースの運営を行っています。

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様々な教室の中で代々木高校 奈良桜井サテライト教室は就農インターンシップコースとして位置づけられ、ゆったりした時間の中で地域の人々が子どもたちを育んでくれています。

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「代々木高校 奈良桜井サテライト教室」は、古墳が数多く点在する奈良県桜井市にあり、「日本書紀」や「古事記」、「万葉集」などに数多く登場し、12代もの宮都が置かれた「国のまほろば」の地、人々の心のふるさと言われています。

桜井サテライト教室を運営する「かむなびの郷」は、JR西日本万葉まほろば線(桜井線)巻向駅から車で10分ほど行ったところにあります。
相撲発祥の地「相撲神社」の隣にあり、卑弥呼の都の隣とされています。桜井サテライト教室は、元々みかんの貯蔵倉庫であった建物を教室兼憩いの場として改装したものです。

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元々は地域の就農サークルとしてスタートした組織でしたが、人々が集い作業を進めていくなかで不登校の少年をお預かりしたのをきっかけに、『互いが共生していく不思議なパワーにより、生き生きしていく』ことに気づき、地域を上げて取り組んでいこうと言うことになってきました。

現在までに、麦、ニンニク、生姜を収穫し、周辺遊休農地をお借りしどんどん広げ、さまざまな新しい農産物にも挑戦しています。
また、みんなのアイドルになっている山羊「ゆき」も迎え、牛乳アレルギーの人向けの山羊のお乳で作った乳製品の開発も進めています。

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この、歴史に抱かれた「かむなびの郷」から収穫した作物をどんどん商品化し、温かいパワーと共に全国に発信すべく高校生二人によるブログも始まりました。

『地域と共に就農による育み環境づくり』の今後にご注目ください。

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インタビュー
いのうえみわ 16歳
以前は、家からかなり離れた高校に在籍していたので寮に住んでいました。寮生活自体は楽しかったのですが、学校側との考え方の行き違いによって辞めることとなってしまった時に知人の紹介で、「かむなびの郷」のことを知りました。

こちらに来てみると、おじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃん、いろんな人と一緒に作業をするなかで、いろんなことを教えてくれたり、お話をしてくださり、勉強にもなるし結構楽しいです。特別に農業が好きという訳ではありませんでしたが、家庭菜園をしたり何かを創ったりするのは、割と自分にあっていたので良かったのかもしれません。

将来は保育士の資格を取って、またここに戻ってきて一緒に仕事が出来ればいいな、と思っています。


さとうたくや 16歳
前の学校はなんとなく行けなくなって辞めてしまいました。そのまま家でテレビを観たりゴロゴロすることが多かったのですが、このままだと良くないなと思っていたときに知り合いの紹介で、「かむなびの郷」のことを知り、来てみました。

来てみるといろんな人がいて、気さくで話しやすい人たちばかりだし、一緒になっていろんなことが出来るのが結構楽しいです。農業も割と好きかもしれません。
僕は、春からスタートしましたが既にいろんなことを覚えられ役に立っています。
これからもっといろんなことを覚えていけると思うし、楽しんでいます。

もっとたくさんいろんな人たちに来てもらい、一緒に「何かを創っていきたい」ので皆さん来てください。お待ちしています。

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訪問して思ったこと
お会いした二人とも特に農業のプロを目指してきたという訳ではありませんが、奈良の歴史遺産に囲まれた素晴らしい山里で、殺伐とした近代社会の生活から離れ、自然の中で温かい人情に触れる生活は、何よりも心へ潤いを与えてくれるのではないでしょうか。

また、すべて自分たちの手で、みんなと一緒に切り開きながら何かを創って行く作業は、何事にも代えられない小さな成功体験として、自信を与えてもくれます。
「かむなびの郷」の皆さん、地域の皆さん、素敵な『育み環境』をありがとうございます。

かむなびの郷
奈良県桜井市穴師475
http://www.kamunabi.org/
Anasi.kamunabi@gmail.com
090-9059-9852
活動日:火曜日以外の10:00〜16:00くらい



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2011年12月06日

夢に向かって頑張る奨学金コースの生徒達

代々木高校では、様々な環境で育む仕組みづくりを進めてきていますが、直接就労することにより、お給料ももらいながら育んでいく「奨学金コース」が注目されています。

代々木高校は伊勢志摩国立公園賢島に本校がありますので、地域と、業界で支えて頂いている「伊勢志摩料理人コース」は度々テレビをはじめマスコミ等にもご紹介いただいていますが、
http://www.yoyogi.ed.jp/satellite/other_iseshimaryouri.html

東京でも夢に向かって頑張る奨学金コースがあります。
今回、中でもバイクメカニックを目指す少年二人と、自分の店を持つために頑張る少年を紹介した東京地区用の奨学金パンフレットが出来上がりました。

各々の社長さんからも熱いメッセージを頂きましたので、ご覧下さい。

bike
torafugu










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2011年11月27日

地域イノベーション

昨日、三重県津市において三重大学の「地域イノベーション学会」年次大会が行われました。
地方国立大学が生き残りをかけ真剣にどうあるべきかを検討した結果、地域の活性化に貢献できる地域の大学として「地域イノベーション学科」を設立し産学官連携を強め今日に至っています。

地方国立大学が地域貢献なんて当たり前ではないかと思いがちですが、どこまで本気で行うかが肝心なところではないでしょうか。
現在三重大学では、産学官連携を本気で推進し地域に眠る資源の掘り起こしや、意欲ある中小零細企業を本気で支援を行っています。

私自身も町おこしや地域振興という形でいくつかの団体に関わらせていただいていますが、大学が本気で入り始めたプロジェクトと、そうでないプロジェクトでは拡がり方にかなりの違い出てきているように思います。
最初は学生の論文のためにインターン的に来ていただけのものが、マスター、ポスドク、教授とどんどんいろんな人たちが訪れ、様々な切り口で論文を書き、様々な人たちをまた連れてきてくれるようになります。

つまり、広げていくために必要な基礎ツールとして論文は非常にわかりやすい、伝えやすいパンフレットにもなり、また、大学が持っている地域の人脈を動員してくれるきっかけにもなります。この、本質を伝える方便を実は民間レベルだけで行っていると解る人にしか解らないものになってしまいがちです。

客観的に分析をし数値化できるものはどんどん数値化し、より多くの人たちに意味や意義を伝えやすい形に落とし込んでいってくれれるる意義は非常に大きなものがあります。また、中小零細レベルでは行えない分析や、根拠や理論付けを大学では行うことだ可能です。

地域イノベーション学会では、こうした一連の後押しを医学部を中心とした三重大学が「地域イノベーション」として推進する人物の育成や、場づくりまでも行っていこうという取り組みとなっています。

昨日行われた年次大会では、既に実践されている事例報告と共に、手法や意義についても産学官それぞれの立場から話しをして頂きました。

結局、元々持っている想い同志が引き付けあい化学反応を起こし、さらに増殖しながら拡がって行く経緯がよくわかりました。

私なりに整理をすると自治体やリーダー頼りで全て動かすのでは無く、参加するメンバー自体が構成員として意思をもって機能すること。
また、むつかしい戦略や戦術や知識、テクニックなどより遥かに、熱い想い、青臭い純粋な議論が今まさに必要な事だと改めて実感した一日でした。

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2011年11月15日

てんでんこ

f394fd68.jpg今朝の新聞で文科省が、三陸地方で防災成功事例として「津波てんでんこ」を取り上げ、防災教育の考えの柱としたようだ。

被災後、釜石市の友人宅を訪ねた際に友人から「とにかく見て行ってくれ」と言って一緒に避難ルートを回りながら様々な話を聞かせてもらいました。その際に、完全に津波にのみこまれてしまった小学校で全員が避難し無事だった時の様子を伺う事が出来ました。

「津波てんでんこ」は三陸地方に伝わる自己責任で各自避難をさせる「言い伝え」として語り継がれ、学校でも徹底されてきています。
ニュース等でも聞いていた私は、各自が一斉にバラバラで避難したものと考えていたのですが、その瞬間に最寄にいた集団の中で暗黙の了解として年長者がリーダーとなって誘導、避難をし一時避難所も危ないと判断し二次避難所まで全員で非難を行ったと言う事でした。

瞬時の判断で近くにいる者同士が助け合い、また、年長者をリーダーとした組織を作り上げ避難をしたと言う事です。

「どこそこに集合し避難」とか、「先生の指示に従って」などと言うのが通常の考え方でしたが、一刻の猶予もない状況下ではこうした教えを守ったがゆえに亡くなった方も沢山いらっしゃいます。
現在あらゆる組織全体において、こうした「誰かの指示」が無くては動けない事や、人が多いのではないでしょうか。

しかし、釜石の小学生は全員の自立した意思により行動をすることが出来ました。この意義はとても大きいと思います。

今回防災教育の考え方としての導入ですが、「てんでんこ」は全てに通じる考え方であり「自分の意思と足で歩いていける」ために必要な事ではないでしょうか。

誰かに従っていれば全てうまくいくような時代では既にありません。自分をしっかり持ち自分の人生を歩んでいくためにも一人一人が自立していくための自律を考えていくべきではないでしょうか。




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2011年09月17日

SNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)

非常に久しぶりのブログとなってしまいましたが、今年に入り知人の勧めもありツイッターとフェイスブックを始めています。
元々、筆不精の私にとっては構えずに書ける身近な文章と言う事もあり、ついついブログではなく気が付くとツイッターばかりになっていました。反省しています。

元々、我々の活動領域自体が社会的に非常にマイナーであるために理解されず、偏見により子ども達をより追い込んでいくケースも多く、広くさまざまな方々に活動を知ってもらい、意義を感じてもらえる人を増やしていこうと言う事で始めていました。

ツイッターを始めてみると若い方々を中心にSNSの世界には非常にたくさんの方々が「多様な教育」「社会起業」の視点から発信されている事に驚かされると同時に非常にうれしくなりたくさん活動されている方々と繋がることが出来ました。

今までであれば、知りあわなかったような方とも簡単につがなり、情報交換をし、活動を共にすることまでできるようになりました。
SNSは非常に便利なツールでどんどん情報が入ってきますが、「21世紀は情報編集能力の時代」と言われるように周りに惑わされず、情報に溺れず、自分にとって必要、有用な情報を取捨選択し加工する能力を求められるようになり、かえって今まで以上に大変なのかもしれません。

一つの出来事に対しても賛否両論、しかも切り口を変えるといろんな見方も出てきます。ネガティブな意見の中に埋没すれば、ますますネガティブな気持ちを加速させ、場合によっては自分自身気が付くと過激にさえなってしまいます。
リアルな世界と同様に、ネット世界においても信頼をよせられるバランスを保てる仲間が必要な気がします。

あくまでもSNSも情報交換していくうえで、振り回されることなく非常に便利なツールとして使いこなせるようになりたいものです。

現在、私が利用しているSNS
ツイッター
フェイスブック
ミクシー
共にIDは、yoyogi1(ハイフンなしです)


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2011年01月11日

スーパー高校生に思うこと

ce02faf3.jpg昨日、NHK学園2年生の16歳で公認会計士合格の長谷川くんと、代々木高校2年生の17歳起業家「・・なう」の流行語大賞まで貰った「うめけん」こと梅崎くんの対談に立ち会わせて貰いました。

二人の話を聞いていると、普通の20歳代のビジネスマンより遙かにしっかりした考えを持って生きていることにまず驚かされ、マスコミ等でもてはやされ勘違いしたところもなく、客観的に自分を見つめ、「何故そうなるのか」、「何をすべきか」をしっかり自分の視点で見て考えています。

先入観では早熟の上に滅茶苦茶勉強の出来る生徒達なのかと思われがちですが、二人とも元々は普通のゲーム好きの子どもだったようです。それが目的が見つかり打ち込んでいく中でどんどんと変化していったようです。

長谷川くんは小学生の時に株主総会へ父親と一緒に行ったことが大きなきっかけとなっているようでした。また、梅崎くんも母親とは本気で朝まで議論したりしていたそうですが、いずれの場合も、周りの大人が単なる子ども扱いせず、やらせて対等に議論する事を行っていたようです。
これは簡単なことのようですが、以外と難しくてどうしても「子どもだから無理だろう」と先入観によりブレーキをかけてしまいがちですが「やらせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」ではないですが、やらせてみないと本人がどう感じ、何を考え、行動するのかは全く解りません。知的好奇心の大きな子どもには、こうした小さな繰り返しは本人の自立にとっては何よりのトレーニングではないでしょうか。

こうしたことを繰り返す中で、目標が見つかり、それにどう向かえば良いのか、考え、また行動する。気がつくと「自信」が本人をもっと大きくしていることは間違いありません。

二人の対談の中、友人関係の中で自分の想いを100%出すことは変人扱いされてしまいそれはできないが、想いの部分は解る大人と議論する。と言うところも一致していました。これは一般的には同年代のコミュニティーしかない現状ではしょうがない事なのですが、ネットの出現により、家庭が容認し、本人がアクションを起こせば可能な社会になろうとしているのも事実です。
梅崎くんからは「恩送り、を今自分は受けているので、今後自分がまた送ってあげなければならない」などという発言もありましたが、こうした循環型コミュニティーがどんどん増えてくると良いですね。

今、昭和の方程式しか持たない我々が、一刻も早く平成の方程式を見つけて行かなければならない状況の中で、先入観を持たない、こうした彼らが鍵をもっているのかもしれないと強く感じると同時に、こうした芽を我々大人が潰してはいけない、育んでいける環境をどんどん創っていかなければならないという想いを強く持った一日でした。


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