2009年01月14日

Sの男たち はってん−04

91e64ccd.JPGふすまが閉められる。Sは一本の縄を選び取ると、無言で縛り始めた。笑顔はない。実に慣れた手つきで結び目を作り縄を這わせていく。人によって縛り方が違うのだろう。その動きの中に、Aさんとは違うものを感じた。

きつく結び終えると、僕を股間の前にひざまずかせた。たっぷりとあいさつさせてやる。そう言いながら、チンポを六尺から引き出し、僕の顔を荒々しく引き寄せる。

必死でしゃぶる。膝が畳に擦れて痛い。ちょっとでも舌を休めると、とたんに罵声が飛び、髪を引っ張られる。そんなことが10分ほどだろうか続けられた。

「疲れたか」

頷くと、咥えさせられたままの状態で、押し倒された。背中と首が畳と擦れる。お世辞にも新しい畳とは言えない。ところどころに染みのついた畳は、擦り切れているところもある。この畳が吸い取ってきた、汗と、ローションと、ザーメンに一瞬思いを馳せ、僕も完全にぶっ飛んだ。

僕の肩の辺りにまたがる格好で、なおも続けさせられる尺八。気が遠くなってきた。腕は腰の後ろで縛られている。Aさんの言っていた通りだ。自分の体重が手首にかかると痛いし、痺れてくる。

ここがホテルだったら2時間でも3時間でもしゃぶらせてやるんだけどな。よし、立て。

Sの六尺で猿轡をされる。ついで左足首と右膝に手拭いがあてがわれ、その上から縄が巻かれた。既に巻かれている腰のあたりの縄と右膝の縄がそれぞれ滑車に繋がれる。Sが縄を引くと体が少しづつ浮き、さらに、膝が腰よりも高い位置に吊り上げられ固定された。不思議な感覚である。まるで手品のよう。かろうじてつま先立ちが出来る位置で、こんどは左足の縄が足元のアングルに固定された。鏡を僕の正面に移動するS。自分に似た他の人がいるように見えた。

開かれた股は自分では閉じることがもうできない。興奮が体を駆け巡った。

「どうだ、嬉しいか。もっと嬉しいことしてやるよ」

n3103 at 09:57│Comments(0)TrackBack(0) 「Sの男たち」 

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