参院予算委員会は16日、2010年度予算案について有識者の意見を聞く公聴会を開いた。榊原英資早大教授は「日本の個人金融資産は(国の債務残高を上回る)1500兆円近くあり、国債消化には問題がない」と述べ、当面は国債を増発し、福祉政策を拡大すべきだと訴えた。ただ、中長期的には財政再建が必要と指摘し、「消費増税を考えないといけない」と語った。
 榊原教授は、高福祉・高負担の欧州型の福祉国家を目指すべきだと強調。日本の福祉が介護や医療など高齢者に偏っている点に触れ、「育児や教育に広げていくのが大切。若い人向けの福祉の拡充が必要だ」と主張した。その上で、子ども手当や高校無償化を盛り込んだ10年度予算案を高く評価した。 

【関連ニュース】
将来の増税に含み=任期中の消費税上げは否定
消費税争点に衆院選も=行政刷新相
消費税、社会保障目的に=首相「税率極めて低い」
たばこ販売、最大の落ち込みに=増税も1000億円減収
外国たばこ、値上げ認可=財務省

<JAXA>「あかつき」と「イカロス」公開 5月打ち上げ(毎日新聞)
「7年前に放火」供述はうそ=横浜で出頭の男性-大阪府警(時事通信)
自転車で変わる「通勤」 カロリー表示や専用ナビで快適(産経新聞)
<枝野行政刷新担当相>独法保有の国債「全額返させる」(毎日新聞)
<日米密約>外務省委が報告書 核持ち込みは「暗黙の合意」(毎日新聞)