大阪大病院(大阪府吹田市)は8日、重傷を負って昏睡(こんすい)状態で救急搬送されてきた血液型Bの60代女性に対し、誤ってO型の血漿(けっしょう)を輸血するミスがあったと発表した。患者は約2時間半後に死亡したが、同病院はミスとの因果関係はないと説明している。

 同病院によると、女性は7日午後に搬送されたが、いったん心停止するなど重体だった。出血も多量で血が止まりにくかったため、同5時ごろ、凍結保存されていた血漿を解凍して輸血した。この際看護師が、同じ加温器で解凍していた別の患者用の血漿を誤って取り出したという。女性は同7時半ごろ死亡した。一連の経緯は大阪府警や文部科学省にも報告したという。

 同病院はミスの原因について「型が異なる血漿を一緒に加温したうえ、投与直前に最終確認しなかった」などとしているが、輸血による拒絶反応などはなく、死亡との因果関係はないとしている。【曽根田和久、川畑展之】

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