自民党の青木幹雄・前参院議員会長は18日、松江市内で記者会見し、5選を目指し、今年夏の参院選島根選挙区に同党公認で立候補する考えを正式に表明した。

 党執行部は青木氏を公認する考えだが、中堅・若手からは差し替えを求める声もあり、定年制厳守が焦点となっている比例選の候補選びにも微妙な影響を与えそうだ。

 青木氏は記者会見で、「参院の1議席を自分が先頭に立って守る決意だ。野党として初めて戦う、非常に厳しい選挙だが、しっかり勝ち抜く」と述べた。世代交代論については、「選挙区には(党の内規でも)定年はないし、島根は高齢県で私が中央政界で活躍することはお年寄りにも非常に勇気をもたらす」と語った。

 大島幹事長も18日の記者会見で「代わる人はいない、というのが地元の声だから、淡々と公認候補にする」と公認を明言した。

 ただ、党内から候補の差し替えを求める声も出ている。河野太郎国際局長は、国会内で記者団に「古いやり方を引きずっていた長老議員を公認しては、何も変わらない。新しい方を出してもらわなければ自民党の再出発はない」と強調した。

 参院候補の公認を巡っては比例選で、山崎拓・前副総裁、保岡興治・元法相、片山虎之助・元総務相らが、70歳以上で出馬を希望している。党内に定年制を厳守すべきだとの声が強いことも踏まえ、党執行部は片山氏に、候補が決まっていない岡山選挙区から出馬するよう働きかけ、比例選には定年を超える候補を公認しない方向で調整している。

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