ゆったりと柔らかいフォルム。伝統的でありながらデザイン感覚に優れ気品にあふれる。そんな器を数多く創作したのが英国の女流陶芸家、ルーシー・リーだ。

 1995年に世を去ったが、93年の生涯で常に試行錯誤を繰り返し、常に新しいデザインを示し、新風を吹き込んでいった。例えば、50年ごろの斑文大鉢などは、ひねられてゆがんだ形態が特徴。心地よくゆがんだフォルムがやさしく味わい深い。サラダボウルとしての用途以上に観(み)て楽しい。あるいは金属棒を使い表面をかき落とし、不規則な線の模様を施した線文大皿(54年ごろ)など、洗練されたデザインがさえる。

 第二次大戦中は生活が苦しくなり、陶製のボタンを作って生活の糧としたが、バラエティーに富んだカラフルな形は人気を呼んだ。

 英国の陶磁器メーカーのウエッジウッドからコーヒーセットのデザインの依頼も受け、白い線の入ったシンプルな意匠を提案するなど、常に挑戦し続けた。本展は国内外から約250点を集めた。日本でこれだけ多くの作品を集めたのは没後初となる。6月21日まで。(和)

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