2011年02月06日

れとろげ!

まさか俺がこんな萌え漫画買ってしまうことになろうとは・・・。(2回目

▼れとろげ。
れとろげ。

ネット・リアル問わず相も変わらぬ萌え嫌いを公言しているワタクシですが、
こんなストレートな絵柄の漫画を買ってしまいました。

原作者は白川嘘一郎氏。
そうユーズドゲームズやGAMESIDEで「バカゲー専科」を書いていたライターさんです。
内容としては、
女子高に入学した主人公が、レゲー(レトロゲーム)部に入ってしまい、
重度のレトロゲーム好きな先輩たちと読者にしか分からない、話の濃さの前に圧倒されるというもの。
・・・作者の本心には合ってそうですが、意図と違った解釈となりそうなので、引用すると、

ピッカピカの高校一年生、小平あゆみがひょんなことから迷い込んだのは、
学園内でも個性的な女子が集まることで有名なレトロゲーム部だった。
見慣れない謎の機械(ファミコンやメガドライブ)ばかりの部室に戸惑うあゆみだったが、
部長・桜宮凜音と副部長・佐藤玲に半ば強引に入部を勧められ、
いつの間にか部室に通う毎日が始まって・・・!?

あんまり変わらなかった。

ようするに「レトロゲームを愛してやまない女子高生達がゆる〜く学園ライフを送る4コマ漫画」です。
「レトロゲーム」の部分を変えれば何だって漫画にできそうですね。軽音楽とか。

基本的に部員の会話の内容は濃すぎる為、ゲームを知らない主人公だけがその場から置いてけぼりにされがちです。
知人とレゲー話に興じる際の周りの反応を如実に現しており、違う意味で大変に共感できます。
何も知らない主人公にいきなり「スペランカー」やらせるというのも、もう私そのままです。(嫌な奴)

ですが、主人公には自覚のない「ゲーム内の天運」という特殊能力があり・・・
ミシシッピー殺人事件のナイフトラップを初見回避とか、マインドシーカーをクリアとか付いてこれる人にはよく分かる凄さ。
この能力を知らず知らずのうちに駆使して、部長や副部長に立ち向かって行くのです!(全然違う)

作中の随所に(濃すぎる)レトロゲームネタが仕込まれており、解説を見ないととても全部拾えきれません。
解説は各章毎に挟まれており、キャラクターの会話で出てくるゲームネタを解説してくれます。
キャラクターというオブラートに包まれていた内容の濃さは剥き出しとなり、むしろこっちが本編

特に深いストーリーは無いですが、一気に全部読んでしまい、続きが非常に読みたくなりました。

ネットでも大人気だそうですが、書籍だと描きおろし漫画もある上、今買うと「ピンクのしおり」が付いてきます。
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