2011年06月12日

iSequenceでゲーム音楽

▼iSequence
iSequence


iPod touchアプリの『iSequence』を購入してみました。(当時600円)
DTMとか打ち込みに使うシーケンサアプリで、ぽちぽちデータを入力する事で音楽を作成する事が出来ます。

なお、言うまでもありませんがゲーム音楽を打ち込んで独りでニヤニヤする為だけに買いました。

私はDTM超初心者であり、解説を書ける能力もなく嘘書くわけにはいかないので、
詳しく書いてるところをご紹介する形に。

以下のブログがとても分かりやすく解説しています。
というかココを見て購入に至りました。
iSequence - テクノ好き必見!高機能な5トラック・パターンシーケンサーアプリ 使い方・レビューその1
iSequence - テクノ好き必見!高機能な5トラック・パターンシーケンサーアプリ 使い方・レビューその2

このアプリはパターンシーケンサと言われる物で、過去同じものを使ったことがあります。
Nitro Tracker
DSのマジコンで動作するシーケンサアプリ 『Nitro Tracker』です。
かつて私も解説Wikiなんて設立していましたが、需要薄となった為今は閉鎖しています。
Nitro TrackerとColors!(お絵かきアプリ)の為だけでもマジコンに手を染めるメリットがあったというものです。
(なお、後にColors!はiPhoneアプリに移植されました。)

話がそれましたが、パターンシーケンサの特徴として1画面分の配置を「パターン」として記憶させ、それを増やしたり並べ替えたりして曲にしていきます。
同じリズムが続く曲だとコピペすら不要であり、すごーく楽です。

私のような打ち込み初心者でも楽々打ち込むことが出来ました。
三連符が無いので、そこが何とかなれば更に遊びの幅が広がりそうです。

なお、最初から音源は沢山付いていますがネタみたいな音源もあり、
普通(?)の曲を打ち込むには少し微妙な感じでした。
その為アドオンとして売っている音源(230円)を買うことに。うん、満足。
っていうかデフォルトでこっちをつけやがれ。

とりあえず一曲、超初心者が中途半端な志で物凄く適当に打ち込んでみた。
『U.N.オーエンは彼女なのか?/東方紅魔郷』
間奏部分のピアノ部分は「東方幻奏祀典」より中途半端に引用。
本当に中途半端。

wavやmidi形式での出力も単独で可能となっています。
上のもwavで吐き出した物をそのままエンコードしました。
脱獄してると生成ファイルの取り回しが楽になりますのでAppLinkなどを活用しましょう。

bs-16iで打ち込みが出来るようになればいいのになぁ・・・。(ボソボソ
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2011年05月30日

F-06Bを用いたiBluever通信 (v2.0.35)


・2012/04/30
筆者がiPhoneをdocomoのXi契約で使用する運用に切り替えた為、
以降iBlueverに関する記事更新はありません。ご了承ください。
元々別に誰かのためにやっているという訳ではないのだが・・・。
健忘症を疑ってしまうくらい、手順を忘れる俺の為のもの。

・2011/06/04 追記
またバージョンが上がったので、赤字で補足修正。


このブログでも紹介してた脱獄アプリ『iBluever』がメジャーにバージョンアップしました。
個人的にはiPhoneやスマホをテザリングするより良い方法だと思っています。
すんません、見栄張ってました。iPhoneをdocomoで使うほうが絶対良いです。

このアプリは今までもマイナーチェンジは繰り返しており、特に設定が消える事はなかったのですが、
今回アップデートしていたところ、インストール前の警告通り、設定がロストしたので設定をやり直すことに。
なんか前のバージョンと微妙に違ってました。

このブログは脱獄の解説サイトではないし、解説する気もないので画像とかありません。
あくまで健忘症を疑ってしまうくらい、手順を直ぐ忘れる俺の為の手順に毛を生やした物。

0)携帯のBlueTooth設定初期化
少なくともtouchに関する設定は削除する。
また、待ち受けモードがあればそのようにする。

1)インストール後、アクチベーション
アップデートの場合、ダイアログに返答するだけで、そのままアクチベーション可能です。
新規購入の場合は予め支払いを済ましておきましょう。

2)iBluever起動
起動後、スライドスイッチをONします。
初期化出来ないので、ネイティブのBlueToothは停止しておく事。

3)デバイスの検索
『Discover more...』から携帯デバイスをサーチ。
見つかればBlueToothアドレスが表示されるので、本当に対象のデバイスかを確認する。
※複数の携帯電話持ってたり、となりの家のを拾ったりしないように。

4)通信設定
(>)を押して設定画面へ。
ここが従来と変わっており、私は以下のように設定した。

【Vender】
Generic
※Docomoとかau by KDDIとかあるが、Genericを選ぶ。
【Model】
GPRS (GSM/3G)
【APN】
mpr.ex-pkt.net ※使用したい速度(≒料金)のAPN名を設定。
上記例は128kbps / 5700円。
【Account Name】
aaaaaaaaaaaaa (適当だがダミー入力必須らしい)
【Password】
bbbbbbbbbbbbb (ほんと、何でも良いらしい)
【CID】
Empty (特に根拠なくコレにしている。)
下のTelephone Numberが無くなったので、1を指定。
【Telephone Number】
*99***#1 (ここでCID(FOMAに登録されたAPNのID)を1番目に設定している。・・上の設定の意味は?)


・Advanced
【DNS】
Automatic、または好きなDNSサーバがあればそれを指定する。
【Proxies】
OFF
【Serial Port】
Dial-up Networking

ここまで入力を終えたら左上の「<iBluever」で戻る。

5)デフォルト指定
デバイスの右上に垂れたリボンのようなものがあるのでそれをタップ。
デフォルトのデバイスに指定され、トグルなどでiBlueverを始動する時、そのデバイスが対象となる。
逆にデフォルト指定しておかないとトグルが機能しない。

6)iBlueverのコネクション開始
デバイスをタップ。
初回接続時のみペアリングが必要となるので、適当な番号を入れ電話側でも適当な番号を入れる。

7)10秒くらいで接続完了♪

ここまでの設定でトグルからの接続、iBluever単体での接続が可能に。
特筆すべき点はチャットスクリプトが無くなったこと(内部でやってるんだと思いますが・・・)
これによるものかは分かりませんが、接続開始してからなんと10秒くらいで繋がるようになりました。
あと、繋がった状態を示すピクトアイコンが黒電話のマークから、「3G」という文字がiPodの右に表示されるように。
たまに通信異常で落ちた場合、BlueTooth絡みのエラーがダイアログで出力される事があります。
その場合、SBSettingなどでネイティブのBlueToothをONにした状態でiBlueverを始動させると、
うまくいったりします。
・・・気のせいかも?

iPod touch側の電池持ちと安定性がすこーし悪くなった気もせんでもないですが、
私は何かに変化があると不安に感じるという性分であるらしいので、ただの思い過ごしだと思います。
その他Tipsとしては位置情報が取れなくなったと思いきや、
Wi-FiをOFFにしてると取れないというトラップがあります。

そういえば今回から「オンデマンド機能」が搭載されています。
よく分からないので使ってませんが。
説明を読むと
「Automatically start/stop iBluever connection based on screen/WiFi state.」
→ 画面、Wi-Fiの状態に基づいて、自動的にiBluever通信を開始/停止・・・?
なんのこっちゃ。
通信が発生する度にコールして接続してくれるという機能でしょうか?
一見便利そうですが、メールの確認とかのプッシュ機能が働くと常時つなぎっぱなしになるのでしょうか。

暇なときにでも検証してみることとします。


・2011/05/31
検証しました。
Wi-Fiがつながって無い状態、かつロックされていない場合、
自動発呼して接続する機能の事でした。

具体的にいうと、街中でtouchを取り出してアンロックすると、
約3秒後には接続が始まります。

もはやSBSettingでトグルする必要も無いのです。
ロック状態になって30秒くらいしたら通信が切断されます。
使ってみるとかなり便利でもう気分はiPhoneですが、困った点が一つ。

ロック状態になって30秒くらいしたら通信が無条件で切断されるので、
ネットラジオとかradikoは使い物になりません。
こうなりゃオンデマンドのトグルが欲しくなる・・・。


なお、Connectionの時点でエラーがでて一切繋がらなくなったなど、
使用不可に陥った場合ですが、私の場合、
iBlueverをCydiaからReinstallで復帰しています。(インターネット接続不要)
一旦Wi-Fi接続すると復旧。
ああ、ここだけが面倒くさい。
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2011年05月06日

CASIO MIDIキーボード「GZ-5」

二台目のMIDIキーボードを購入して来ました。
用途は「iPod touchでのbs-16iを使った演奏」。

持ち運び可能なようミニミニ鍵盤でMIDI端子が使えるCASIOのGZ-5を購入。

▼GZ-5
GZ-5


キーストロークが非常に浅く、展示品を触って不安になるキータッチでしたが、
ベロシティ(発声の強弱)はスライドスイッチで5段階に切り替えるようになってましたので、逆に良い感じに演奏できます。
オクターブ切り替えも同じく5段階スライドで行いますが、他機種みたいに1オクターブ前後せずに半オクターブ前後します。
これは非常に助かる仕組みでキーボードの端を跨ぐように演奏しなければならない場合、
半オクターブ単位でずらせる事で演奏がやりやすくなります。
ちっちゃいですが寝転がって弾くには最適キーボードの一つじゃないでしょうか。

なお、内蔵音源も持ってるので単体演奏が可能なのですが、
よく「おもちゃ程度の音」と表現されます。
実際カシオのおもちゃキーボードと同じ音源で、オクターブ切り替えに未対応のため、
MIDIを使わずに単体演奏するなら別のキーボードがオススメです。
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2011年04月04日

iPod touch/iPhoneにMIDIキーボードを接続する「MIDI Mobilizer」

みょーに説明的なタイトルですが、
iPod touchにMIDIキーボードやその他のMIDI機器を接続できるMIDI Mobilizerを買いました。
Amazonが最安値だったので、こちらで購入。

▼MIDI Mobilizer
IMG_0833

サイズは4cm四方くらいとコンパクト。
2.5mm位のジャックが2つ付いており、それぞれがMIDI-INとMIDI-OUTです。
MIDI端子と2.5mmプラグで出来たなケーブルも2本入ってます。
構成的には以上。
今回はbs-16iを音源&スピーカーとして利用しますので、使うケーブルは1本(MIDI-IN)だけです。

早速iPod touchに取り付けるとドライバの更新を促されたのでそのまま対応。
リブートも無く、特に問題なく更新できたようです。

なお、今回使用したMIDIキーボードはこちら。
MK-249C

さっそくMK-249CのMIDI端子と、iPod touchを接続しbs-16iを起動。
適当にキーを押してみると・・・おおっ!特に問題なく鳴った!

キーボード側で設定するアナログつまみも全て動的に反映され、
アニメーション表示されて楽しい感じです。
PITCH BENDとかもリアルタイムで動きます。
オクターブの上げ下げや、楽器の変更にも対応。

気にしていたキー押下後の遅延も殆ど気にならず、文句なしのリアルタイム演奏が可能です。
とは言えあまりに多くのキーを押すと少々引っ掛かりを感じるのですが。

なお、4cm四方ですが、少し左に寄っており、おかげでイヤホンジャックが同時に使えるようになっています。

これでPCを起動せずにMIDIキーボードを鳴らす環境を手に入れられたのであります。
MIDI知ってる人からすれば色々と意味不明で頭がオカシイ行為だと思いますが、
MIDIを全く知らないので、ただキーボードで曲を引きたいというだけでこんな回りくどい事をしなければならないのです。
絶対にSoundBlasterを使わなければならないなんて事もなくなりそうです。(しばらく使いますけど)

で、弾いてると少し気になることが少々。(MIDI Mobilizerの話でもbs-16iの話でもないよ。)
弾いたキーと発声するキーがズレているのです。
白鍵を弾いてるのに明らかに黒鍵を弾いている音がしたり、逆もしかり。
とにかく全部がズレている。
これはPCのSoundFontバンクマネージャでもそうだったので、MIDIキーボードかバンクマネージャのどちらかが腐ってるのだと思っていたのですが、
iPod touchでも再現したということはMIDIキーボードの問題。
不良かと思いましたが、MIDI端子という独自端子使ってるのだから問題は起きづらいとも考えていました。

で、ちょっと調べてみるとMIDIキーボードには「トランスポーズ」機能というものがハードウェア的に備わっているそうです。
これは全てのキーを指定した数だけズラすという機能で、半音上げたり全音上げたりするのを楽にしてしまう機能です。
この機能が知らないうちに働いており、2年近くの間3という値が設定されていたのです。
要するに、譲り受けて2年間、ずっと狂った配列でキーボードを弾いていたのです。
俺のノウハウを返せ!

って訳でMK-249CのマニュアルからTransという文字列を捜すこと5分。
トランスポーズキーを押しながら+、-ボタン両方を同時に押すとリセット出来ました。
キーを押してもずれないバラ色のMIDIキーボード生活のスタートです。

MIDIの事はさっぱりわかりませんが、いずれライブの会場に持ち込まれるのは、
MIDIキーボードなどの演奏インターフェースと、iPadだけ・・・なんて時代が来るのでしょう。

とりあえずMIDIを盛り上げそうなのは絵と動画が必要なボーカロイドなんかじゃなくって、
iOSデバイスだったりして。

以上、「MIDI Mobilizer」で検索しても、欲しいという人ばっかりで、
実際買った人は少なそうな中での人柱報告でした。
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2011年03月30日

演奏系アプリの最高峰「bs-16i」

注意:私にはMIDIの知識は一切合切ありません。
ただiPod touch等でゲーム音楽を演奏したい為だけに色々調べています。
作曲はおろか、打ち込みも(殆ど)しません。


Linuxザウルスを今も現役で動かしている、
モバイラーな私ですが色々なデバイスで、可能であれば試しているアプリがあります。
それは「鍵盤アプリ」。
Linuxザウルスではorgan、携帯ではFlash製のピアノ。
ニンテンドーDSでは「大合奏バンドブラザーズDX」や「DS-10」、
挙げ句の果てにはマジコン上で動作する「Nitro Tracker」など手段は選びませんでした。

DSのバンブラである程度満足していた矢先、iPod touchを購入。
主目的はLinuxザウルスの代替となるかの検証でした。
脱獄した事で高機動なUNIXマシンとして認識しつつあるのですが、これはまた別の話。

豊富なアプリの中にはもちろんキーボードもあり、
基本ソフトはフリーで済ます私も有料無償問わず、
色々ダウンロードしていました。
▼合計金額1000円以上
IMG_0809

・Finger piano(free)
・FM Piano(115円)
・Pocket Organ(350円)
・Drum Meister(230円)
・NESynth(230円)
ひとつドラムも混じってますが、結構買っちゃってます。
それでも・・・

キー配置と音階が決まってて、とてもじゃないが境界を跨いだ演奏が出来ない。
スライドで音階変えられるけど、逆に指を滑らせられない。
音楽再生して合わせ弾こうと思ったら、なんとアプリ起動時に音楽が止まる。
キーのサイズがびみょー。
などと、それぞれ長所短所があり、完全に満足出来るものはありませんでした。

それを受け入れつつ弾いて遊んでいましたが、ある日アプリのセール情報を眺めていると以下の文字が。
「SoundFont」
まさかiOSでSoundFontを使えるアプリが登場するとは思いませんでした。
思わず購入。
実際は少々高めのお値段だったので、結構悩みました。(当時600円)

▼bs-16i
IMG_0810

で感想ですが、もう完璧です。
上であげた欠点は全てカバーしています。
・指を滑らせて演奏可能。
・Scaleボタンを押すと暗転し、キーボード(の音階)を好きにずらすことが可能。
・それどころか2本の指を使ってキーボードの幅を調節可能!
・出力音量がiOSと別で管理され、曲に合わせて演奏しやすい。
・キーボード上部の白鍵部分に触れた際、黒鍵として扱うかを切り替え可能。
などともう、至れり尽くせり。

なによりそれよりSoundFont対応!
▼PCで集めたSoundFontをiPod touchに。
IMG_0812

サウンドカード選ぶ基準がSoundFontバンクマネージャ使えるかどうか(=SoundBlaster一択)な私にとって、
こんなありがたい話はありません。
Roland Nice Pianoが鳴らなかったのはちょっぴり残念ですが、
SCC音源のSoundFontとかバイオリンとか、リコーダーとかじゃんじゃん使えます。
電車の中でコナミモーニングミュージックとか再現出来ますよ!奥さん!
▼FF4バトル2をFM音源で再生中の図
IMG_0811

MIDIプレイヤー機能もついてて、お手持ちのMIDIファイルを好きなSoundFontで再生することも可能!
お手持ちのゲーム音楽MIDIが全部FM音源で聴けますよ!奥さん!

LINE6製のMIDI Mobilizerという周辺機器に対応してて、なんとiPod touchをMIDIキーボードに繋げて、
このアプリを音源として利用出来るらしい。
演奏可能なくらい遅延が少ないならば・・・目の前の誘惑に手を延ばしそうな自分がいる事に気づく。

なんで最初にこのアプリ買わなかったのだろう。他のアプリは全部無駄だった。
そういった後悔と、Windowsでもお目にかかれない感動を与えてくれたアプリです。
個人的にはiPod touchでの演奏系アプリの最高峰と言えます。

・bs-16i
bs-16i 開発: bismark

PS.
かれこれ数年間オカリナ演奏をし続けているワタクシですが、
ocarinaアプリが全っ然吹けません。
あれはきっと別物です。
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2011年03月07日

F-06Bを用いたiBluever通信


【2011/05/30 追記】
※この記事の対象バージョンは古く、多少設定方法が変わっています。
新しい目なのはこちら。
F-06Bを用いたiBluever通信 (v2.0.35)


携帯からWi-Fi通信する為にau→docomoというキャリア変更しちゃったワタクシですが、
そのバッテリー(携帯側ね)の猛烈な消費量が少々気になりつつありました。
常にeneloop10本持ち歩いてるようなモバイラー(変態)なので、本来気にするべきではないのですが、
気になります。
通信中は携帯側をほぼ操作出来ないこと、
Wi-Fi親機を始動するのに携帯を触らなければいけないのも気になります。

一番気になるのは、Wi-Fiアクセスポイントモードを実装した機種じゃないと、
機種変出来なくなる身体になってしまっているのです。

という訳でBlueToothを使ってtouchの通信を実現する、「iBluever」を試してみました。
これはBlueToothのDUN接続、つまり携帯をモデム代わりにしちゃおうというモノです。
F-06B(つーかWi-Fi親機実装機)でこれを使ってる人は皆無だろうと思ったので、レポしようと思った次第。
結論から先に言うと、使えます。

この記事で伝えたかったのは「F-06BでiBlueverは使えた」という事だけであり、
これ以降は一部を除いて下のサイトのパクりなので、
設定云々であれば下のサイトをご覧になった方がよろしいかと。
iBluever - Docomo

さて、このiBluever。超便利そうなのですが問題が二つあって、
1)脱獄アプリなので脱獄必須
2)脱獄アプリだけどシェアウェア($5)
3)docomoだと別途mopera U契約が必要。
  なお、パケホWじゃないとガチでパケ死。

1、3は既にクリアしてるので良いとして、2はお金払うだけなら良いのですが、
セキュアな(でもないか、クレカお漏らししたし)APPストアと違って、Cydiaストアという独自な課金システムを使ってます。
GoogleアカウントとPayPalアカウントが必要になりますので登録しましょう。
登録さえ済めば、あっさり決済可能。
PayPalの方が数日レベルで時間かかるので、先にやっておきましょう・・・。

無事購入できたら設定。
BlueTooth関連アプリのトラップとして、設定でBlueToothをONにしていると、
アプリ側でBlueToothを初期化出来ず、アプリからBlueToothを利用できませんので、
設定からBlueToothをOFFにしましょう。
SBSettingsからでも良いよ。

iBluever設定画面からScriptを選択。
ここでDUNの初期化用スクリプトを用意しておく必要があります。
新規作成して、FOMAとかいう適当な名前で↓を保存しましょう。

# Chat script created on 2011-02-15 07:19:27 +0000
# Set TIMEOUT to be 15 seconds
TIMEOUT 20
# Abort on ERROR
ABORT 'ERROR\r'
# Abort on NO CARRIER
ABORT 'NO CARRIER\r'
# Send the initial AT command
SAY 'Reset the modem ...'
'' 'ATZ\r'
# Initialize the modem
SAY 'Initialize the modem ...'
'OK\r' 'AT\r'
# Set GPRS APN
SAY 'Set the APN ...'
'OK\r' 'AT+CGDCONT=1,"PPP","$APN"\r'
# Start dailing
SAY 'Start dialing $NUMBER ...'
'OK\r' 'ATD$NUMBER\r'
# Wait for the CONNECT command
'CONNECT\r' ''
SAY 'Successfully connected!'

基本別スクリプトをコピーしているだけなのですが、重要なのは以下。
・TIMEOUT 20
15秒だと接続時にほぼタイムアウトしてしまうので20秒にします。
勘の良くない方でも分かると思いますが、接続時に20秒程待たされます。
・'OK\r' 'AT+CGDCONT=1,"PPP","$APN"\r'
PPPにしておきます。初期はIPです。

続いて端末の為の設定。
F-06B側でBlueTooth待ち受けをONにするとiBluever一覧に出てくるのでそこから設定。
最初だけペアリングする必要があるので、任意のキーを入れてペアリングしちゃいましょう。
以下F-06B mopera 128kbpsの場合の設定。
パラメタ根拠は他サイトからのパクリなので、無いです。
Access point: mpr.ex-pkt.net
Dial Number: *99***1#
Account: (空)
Password: (空)
Chat script: FOMA(さっき作成した奴)
RFCOMM port: (Automatic)
後はデフォルトです。

mpr.ex-pkt.netはmopera 128kbpsの設定。
128kbpsのパケ代は携帯パケ代込みで5700円くらいですが、
宛先間違えると料金計算が違ってくるので絶対注意。
当たり前ですけどこの記事の通り設定して、パケ死しても、私は一切責任を取りません。
心配ならおとなしくWi-Fi機能付き携帯使ってください。
無論、料金より速度重視の方は「mopera.net」を指定して7.2Mbpsでウハウハしてください。
※iBluever(というかDUN)の制限事項で3Mbpsまでしか出ません。

これで設定画面でF-06Bをタッチすれば30秒くらいしてから接続されるはず。
初回のペアリング除いて携帯操作は不要です。
トラップとして、F-06Bではメール画面とか開いてると「同時に使えない機能です」が出て接続できません。

たまに携帯かtouchどちらかが終了してしまうことがありますが、その際はtouch側のiBlueverをOFF、
携帯側を待ち受けに戻してから接続し直せば改善します。再起動とかは特に不要。

体感ですが、電池の消費量は1/3くらいに抑えられてて、これだけでも入れた価値があるってものです。
期待してた通信中の携帯電話操作は相変わらず不可でしたが・・・これは機種によるそうです。
使用感は以下のとおり。
・地図:まあ普通、航空写真:イライラ
・動画:諦めよ(ただしバックグラウンドDLなど運用改善は可能)
・音声:ラジコやネットラジオは途切れ無い
・通信:ssh通信が出来る
・bb2c:快適(ただし画像は少々もたつく
・Safari:ある程度快適(ただし(ry
・Skype:普通に電話できた。
・アプリのDL:落とせないことも無いが・・・。

SBSettingsのiBlueverトグルを入れるとワンタッチで起動できて実に素晴らしい。
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2010年12月05日

ゲーム音楽で音楽ゲームを!

ゲーム音楽が大好きで大好きで頭がおかしくなっているワタクシですが、
名曲をそのまま使ったゲームというのも当然大好きな訳でして、
世界樹の迷宮や東方の曲をMUGENや違うゲームのBGMにしたり、
ミュージックガンガンでDuddy Mulkを選曲して、
そのままいろんな意味で恥ずかしさでいたたまれなくなったり。

iPodTouchを買ってもやっぱりゲーム音楽を入れてたりします。
で、面白そうなアプリを漁っていたら、どこかで見た画面が・・・

▼Tapic
Tapic

どうみてもKONAMIの某DDRにそっくりな画面。
何とこのアプリはiPod・iPhoneに入っているミュージックからステージを自動で生成してくれるのです!
しかもこれが無料ってんですから遊ばない理由なんてありません。
楽曲は付いてないので他人の褌で相撲をとってそうなアプリですが、それでも凄いぜiPhoneアプリの世界!

精度的にはビミョー・・というか曲との相性があります。
具体的には相性の悪い曲だと、サビにシンボルが全然落ちてこなかったり、サビ終了後に大量に落ちて来たりといった感じです。
ドラムに反応している時もあれば、メロディに反応したり、トリガは良く分かりません。
ただしピッタリ落ちてくる事が殆どですのでノリノリでプレイできるでしょう。
最初は写真のような縦画面のみですが、プレイしてポイントを溜めると横画面に対応したりちょっと3Dぽい画面で遊べたりします。
好きな曲で遊べる音ゲーといえばビブリボンとかありましたが、こちらは曲単位。
使い勝手が全然違います。

ともかく入れてて損の無い演奏アプリです。
「Good-by my earth」も「Duddy Mulk」も「がんばれゴエモン」も、
「U.N.オーエンは彼女なのか?」も「大神伝」も、
「まもるクンは呪われてしまった!」も音ゲーになっちゃうので、ゲーム音楽に限らずとも楽しみましょう。
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2010年10月11日

モバイラーの怒りは牢をも破る

▼「ぬあぁ〜!!」
脱獄

↑いや、はい。悪乗りしました。

LinuxZaurusの後継として、のっけからPDAにするつもりでiPod touchを買ったのですが、
その独自路線な思想に圧倒されておりました。
・HTMLのform要素でFILEが使えない。
ファイルをアップロード出来ない。
アップロードするにはアプリが必要で、そのアプリに紐づいたサービスにしかアップできない。
今日び携帯でも出来るというのに・・。

・マルチタスクなのに他のアプリを使用するとクローズされる。
対応してるアプリは対応していますが、例えばSHOUTcastのクライアントとかだとブツッと切れます。

・別々のアプリのデータは互いに干渉できない。
これが本当に理解出来ない。
例えばダウンローダアプリでDLしたファイルを、
別のアプリで参照しようとしても出来ない。(例え同じ機能を持つアプリでも。)
あくまで独立した空間になります。
だからファイラーなんて存在出来ません。

どっちがガラパゴスなんだよ?

セキュリティの名のもとに理解不能な制限が多々あるのが現状。
前のLinuxZaurusが(スペシャルカーネルの存在が大きかったものの)相当自由に色々出来たので後継機種としては魅力に欠けます。
UNIXベースのモバイルマシンとして期待が大きかっただけになおさらです。

そして昨日(2010/10/10)、iPod touch 4G用のJailBreakツールが公開されました。
前に「しばらくは引かれたレールの上を走る」なんて書いてましたが、私の「しばらく」は20日になりました。
だいぶとLinuxZaurusに近いことが出来るようになって少し満足。

基本的なUNIXのコメンドに加え、sshdも導入できるので内外のコンソールから自在にファイル操作することが出来ます。(少々レスポンス悪くなるのですが。)
「MobileTerminal」というアプリケーションは内部と直接やりとり出来るためかサクサク動きますが機能が制限されます。
コンソールアプリは複数入れておいて状況に応じて使い分けるのが吉でしょう。

TeraTermって偉大だなぁ・・・。
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2010年09月19日

iPod touch

iPod Touch


2010/09/18の昼ごろにiPod touchが届きました。
10月頭に届く予定でしたが、10日くらい前倒してくれています。
なお、当日岸和田市のだんじり祭が催されておりましたので、
配送が麻痺に近い状態になっており、最寄のセンターから我が家まで2kmを3時間掛かりました。
もちろん配送ルートは毎回違うでしょうし、順番もあるんでしょうが、
時間に大幅なブレができてしまいますので、岸和田の企業とかに必着のものを出すときは覚えておきましょう。

あと、最初の発送地が「上海」っていうのはあまりにも産地直送過ぎます。
これがアメリカだったらテンション上がったりするんだろうけど・・・。

早速開封してラップを巻いて起動。
ラップを巻くのは指紋汚れを防ぐためにやってる人が多いというのを、
Twitterで読んだので、ありがたく真似させてもらったのですが、
これが時間が経つとビニール汚れが大量に付着して涙目になります。
幸い携帯クリーナ(ウェットシート)で全て落ちましたが、ああ怖かった。
二度としない。

起動するとなんの説明もなく、「iPodをiTunesの入ったPCに刺しやがれ」と言わんばかりの絵が出てきます。
その他の操作は電源停止以外、一切受け付けません。

仕方なくPCに接続、するとiTunesが立ち上がり・・・

「不明なエラーが発生したため、iTunes はこの iPhone に接続できませんでした (0xE8000065)。」

・・・!?

え、買ってきたばっかりなんですけど!?
なんで使えないの!?っていうか「不明なエラー」ってソフトウェア企業としてどうよ!?
と一人狼狽。
Apple公式を覗いてみると、PC再起動、コネクタの掃除、違うPCで試すなど、
なんか「切り分けしてるうちに上手くいくんじゃね?」みたいな感じです。

調べてみると、iTunesとWin7とP55チップセットのUSBは、絶望的に相性が悪いらしく、
USBボードを増設する、BIOSを更新するなどで回避できる可能性があるそうです。

USBボードなんて直ぐに買ってこれませんのでBIOSの更新を選択。(v1.10→1.40)
安全性から言えば絶対に前者を選ぶべきなのですが・・。
BIOS更新後、難なく認識されました。
ちなみに私のは「P55DE3/ASROCK」です。
そういえば他のデバイスでも度々USBの不具合に悩まされていたので、調度良かったかも。

なお、XPモードで回避できるかもといっているサイトがありましたので、
BIOS更新前に試してみたところ、XPモードとWin7がiPodを取り合って操作不能となりましたので、
P55チップセットの方はやめておいたほうが良いかも。

PCに刺さないと絶対に使えないというのは、一体どうなんだろうか・・・

たらたら文句書いてますが、使い始めると相当面白いデバイスです。
「脱獄」なんていうのが流行っていますが、しばらくは敷かれたレールの上で遊びたいと考えています。
しばらくは・・・。
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2010年09月08日

iPod touch!

bfbb3b08.gif
iPod Touchを注文してしまいました。
俗に言うIYH。「イヤッッホォォォオオォオウ」です。
要するに衝動買い。


いや、完全な衝動買いではなく、F-06Bを買うときから、
近いうちにiPodTouchを買って運用するというポリシは立ててました。
今更どっちでもいいのですが。

今回購入したのは32GB。
既にウォークマンを運用していますので、正直こんなに容量いりません。
PDA+ちょっとしたゲーム機として回ってくれれば満足なのです。
(じゃあ8GBで良かったのでは・・・)

さて、iPodシリーズはAppleの公式で買うと、
無料で2行まで刻印をいれることが出来ます。


今回選んだ文字列は・・・
・1行目:- FMC -
言わずと知れたファミコンネタ。

・2行目:Everything for RETRO GAME
「全てはレトロゲームのために。」
どう見ても「全てはファミコンのために。」を意識していますね。

うん、分かってます。アホです。

届いたその日から、iPod touchをレトロゲーム色に染め上げてしまうでしょう。
果たして私の手元に届く可哀想なtouchはどの子でしょうか。
南無南無。
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