「ふーん」な話で申し訳ないのですが、シンケンジャーのエンディングはいい・・・なんか地方銘菓か駅弁みたいな柄の和風の背景に、出演者が合成してあるんだけど、一言で言って「ビンボーくさい」。でもそこがいい。

特にブルーからピンクに移るあたりの中途半端な二枚目・美人感がたまらない。曲もごく当たり前に思いつく和風テイストで、絶対大成しない感じがつきまとう。たまらん。萌えちゃう。
この「幸薄い感じ」、どこかで感じたことがあると思ったら上村一夫の漫画な。すごい豪華なんだけど、なんだか夜のニオイがするんですよ、日曜の朝なのに!

そいで最近、ネットでちらりと目にして「うわ、こりゃ何だ?」と思ったのが面影ラッキーホールというバンドの歌。
もう曲のタイトルだけでノックアウトされたなあ。

■「ひとり暮らしのホステスが初めて新聞をとった」
アパートの畳のにおいまでしますよね。勧誘に来た新聞屋のジジイのほくろの毛から、置いてった洗剤の小パック、ホステスの茶髪の枝毛まで見えるよ。ホステスは絶対CPEの選手みたいな顔してるね!

■「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた・・・夏」
もはや曲じゃなくて三面記事のタイトルだ。軽乗用車の中にココナッツのニオイする葉っぱがぶらさがってるね!

■「おみそしるあっためてのみなね」
たまんねー。この醒めて分離した味噌汁ですれ違う男女の機微までわかるね。

■「俺のせいで甲子園に行けなかった」
うわー。

よく考えたら演歌なんだけど、曲は全部ブルースなんですよ。
僕、オタクでロボットや怪獣が好きなんだけど、この明け方の水商売感も大好きなんだ。竹田かほりや亜湖がウロウロしてる感じ?鶴岡修が女装して歩き回ってる感じ?ブルーノート?(意味不明)
このへんをすくいあげるのがうまいのがクレイジーケンバンドで「埠頭・朝焼け・缶コーヒー」とか「何人様ですか見りゃわかるだろ一人だよ」とかたまらん。面影ラッキーホールもたまらない・・・



もちろん河崎実も映画秘宝もと学会もSFも好きだけど、なんだかんだ言っておぼっちゃんじゃない。俺は一人暮らしのホステスが水道から直接水飲む雰囲気がもっと好きなんだ。朝5時に歌舞伎町でゴミ袋つっついてるカラスが愛しいんだよう。