2019年02月12日
本来はスマホで撮った写真を、Wi-FiやBluetoothに接続して、専用アプリを使ってプリントするのがモバイルプリンターです。
しかし、スマホ以外で撮った写真をプリントすることも可能です。他のカメラ…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真を、スマホに転送又は同期して、スマホで見れる状態にすればいいのです。あとはスマホをWi-FiやBluetoothで接続して、専用アプリを使ったらプリント出来ます。
このブログは、その方法でスマホ以外で撮った写真…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真をモバイルプリンターでプリントした写真を載せるものです。
今回は、FUJIPET(使用フィルムはLomography Color Negative 400 120です)で撮った写真を、モバイルプリンター(使用モバイルプリンターはpominiです)でプリントした写真です。撮影場所は、JR東京駅の丸の内南口前にあるKITTEです。撮影時期は、2013年4月頃です。
※ここで載せたpominiでプリントした写真ですが、pomini専用のZINKフォトペーパーをプリントしたものをスキャニングしたものです。

▲東京の丸の内に出来たKITTEは、旧東京中央郵便局を一部保存、再生し建設された新施設です。

▲KITTEの6階にある地上庭園、KITTEガーデンから見下ろした東京駅です。

▲KITTEガーデンから東京駅を眺めながら楽しむ家族を見かけ、きっと素晴らしい思い出になったと思います。
FUJIPET(フジペット)を説明します。1957年(昭和32年)に、富士フィルムが自社のフィルム販売拡大をするため、今までカメラを使ったことがない人にでも簡単に扱えるように発売された、ブローニー判フィルム使用の低価格カメラです。発売されると爆発的に売れたようで「当時のカメラ販売記録を更新するという快挙を成し遂げた」とカメラ関連の本に書かれています。

▲これがブローニー判フィルムです(写真はLomography Color Negative 400 120です)。
焦点距離75mmの単玉F11レンズ搭載したカメラで、シャッタースピードは1/50秒とバルブの二種類、絞りはF11(開放)、F16、F22の三種類です。フィルムの入れ方はトイカメラのHOLGAと同じですが、シャッターの切り方はシャッターシャージをした後に、シャッターボタンを押すというSMENA 8Mに似たものです。マニュアルフォーカスカメラの操作を最低限に抑えた感じで、マニュアルフォーカスに慣れている人なら(個人的にはマニュアルフォーカスカメラの方が簡単だと思っているのですが、最近はデジタルで自動補正するオートフォーカスカメラに慣れた人が多いので、この人らには操作自体が分からないかもしれません)非常に写真が撮りやすいのが特徴です。
このカメラを設計したのは、ヤシカY16を始めとして数々のカメラ設計を手掛けた甲南カメラ研究所長・西村雅貫氏だけに、低価格という制限がある中で、多くのカメラ初心者でも扱えるように丁寧に作ったのが分かるカメラになっています。そしてデザインが素晴らしいのも特徴です。低価格のカメラとは思えないカッコイイデザインをしています。ボディに金属も使われているので頑丈です(トイカメラのHOLGAみたいに貧弱ではありません)。このカメラのデザインをしたのは、東京芸術大学・田中芳郎氏です。初めて購入するカメラはカッコイイのがいいに決まっています。持っていてカッコイイとみんなに思われる、そんなデザインになっています。この二点からこのカメラは、戦後国産カメラ史に残る傑作と言う風に呼ばれていたりします。
写りですが、撮って引き伸ばしをした写真を見ると、初心者向けの最低限に機能を絞った昔のマニュアルフォーカスカメラではありますが、良く写るカメラで。正直ここまで写るとは思いませんでしたので驚きの一言です。シャッタースピードは事実上固定されていますが(個人的には、このカメラでバルブは使用しないと思います)、絞りは3つ選択できるので、露出計で適正露出を調べればしっかりした写真を撮れます。見た目はトイカメラのHOLGAに似てますが、周辺光量落ちも起きませんし、それとは雲泥の差がある素晴らしいカメラです。さすが天下の富士フイルム、低価格のカメラでも変なカメラは作らないんだなってことが分かりました。
このカメラ、今の概念からすると、誰にでも撮れる低価格カメラというコンセプトなのでトイカメラの部類に入るんでしょうが、トイカメラのHOLGAなどに比べると、キレイな写真が撮れます。HOLGAとFUJIPETは、高価であるカメラを安く購入出来るようにするために生まれた点では共通してますが、HOLGAが安くするために部品などを安物にしたりしたため欠陥だらけのカメラになってしまったのに対して、FUJIPETはカメラ入門者のための作られてたため、カメラの素晴らしさを知ってもらうように、写りやデザインはしっかり作られています(HOLGAとFUJIPETを比べるのが変な話かも知れません…トイカメラのHOLGAに分が悪いのは当然です)。これはトイカメラとしてではなく、立派な中判のクラシックカメラとして使用できるカメラです。
なおこのカメラですが、あまりにも入門機として使用されたためか、中古市場に出回っていないのが現実ですが、たまに中古カメラ屋に売られているので、欲しい方は探してみて下さい。
今回撮った写真のKITTEについて説明します。
KITTE(キッテ)は2013年3月21日にオープンした、旧東京中央郵便局局舎を一部保存、再生し建設された『JPタワー』内の、地下1階地上6階、98の店舗から成る商業施設です。場所は、JR東京駅の丸の内南口前にあります。かなりオシャレな感じのする施設で、東京丸の内の新スポットとしてKITTEは、今後も人気を集めそうです。なおこの名称は、「切手」と「来て」の2つの言葉から作られたそうです。
このKITTEの目玉は、なんといっても6階にある地上庭園、KITTEガーデンです。ここに行くと、1914(大正3)年の創建時の壮麗な姿に戻された東京駅丸の内駅舎を見下ろすことが出来ます。実はここに行ったのは買い物とかではなく、見下ろした光景を写真に撮りたかったからです。そう思ってきた方も多くいらっしゃっていて、コンデジ、スマホを含む携帯電話のカメラ、そして本格的な人は一眼レフカメラを持って写真を撮っていました。買い物以外の人…写真好きの人にとっても最高のスポットになりそうです。
さてpomini専用のZIMKフォトペーパーですが、シールになります。
なのでこのようにシールを貼るだけで、簡単にフォトアルバムが作れます。
スマホやパソコンで眺める写真もいいですが、実際にプリントした写真をアルバムにして眺めるのも、いいものです。
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しかし、スマホ以外で撮った写真をプリントすることも可能です。他のカメラ…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真を、スマホに転送又は同期して、スマホで見れる状態にすればいいのです。あとはスマホをWi-FiやBluetoothで接続して、専用アプリを使ったらプリント出来ます。
このブログは、その方法でスマホ以外で撮った写真…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真をモバイルプリンターでプリントした写真を載せるものです。
FUJIPETで撮った「KITTE」をプリント
今回は、FUJIPET(使用フィルムはLomography Color Negative 400 120です)で撮った写真を、モバイルプリンター(使用モバイルプリンターはpominiです)でプリントした写真です。撮影場所は、JR東京駅の丸の内南口前にあるKITTEです。撮影時期は、2013年4月頃です。
コジマYahoo!店
※ここで載せたpominiでプリントした写真ですが、pomini専用のZINKフォトペーパーをプリントしたものをスキャニングしたものです。

▲東京の丸の内に出来たKITTEは、旧東京中央郵便局を一部保存、再生し建設された新施設です。

▲KITTEの6階にある地上庭園、KITTEガーデンから見下ろした東京駅です。

▲KITTEガーデンから東京駅を眺めながら楽しむ家族を見かけ、きっと素晴らしい思い出になったと思います。
使用カメラ FUJIPETについて
FUJIPET(フジペット)を説明します。1957年(昭和32年)に、富士フィルムが自社のフィルム販売拡大をするため、今までカメラを使ったことがない人にでも簡単に扱えるように発売された、ブローニー判フィルム使用の低価格カメラです。発売されると爆発的に売れたようで「当時のカメラ販売記録を更新するという快挙を成し遂げた」とカメラ関連の本に書かれています。

Photo-Station
▲これがブローニー判フィルムです(写真はLomography Color Negative 400 120です)。
焦点距離75mmの単玉F11レンズ搭載したカメラで、シャッタースピードは1/50秒とバルブの二種類、絞りはF11(開放)、F16、F22の三種類です。フィルムの入れ方はトイカメラのHOLGAと同じですが、シャッターの切り方はシャッターシャージをした後に、シャッターボタンを押すというSMENA 8Mに似たものです。マニュアルフォーカスカメラの操作を最低限に抑えた感じで、マニュアルフォーカスに慣れている人なら(個人的にはマニュアルフォーカスカメラの方が簡単だと思っているのですが、最近はデジタルで自動補正するオートフォーカスカメラに慣れた人が多いので、この人らには操作自体が分からないかもしれません)非常に写真が撮りやすいのが特徴です。
このカメラを設計したのは、ヤシカY16を始めとして数々のカメラ設計を手掛けた甲南カメラ研究所長・西村雅貫氏だけに、低価格という制限がある中で、多くのカメラ初心者でも扱えるように丁寧に作ったのが分かるカメラになっています。そしてデザインが素晴らしいのも特徴です。低価格のカメラとは思えないカッコイイデザインをしています。ボディに金属も使われているので頑丈です(トイカメラのHOLGAみたいに貧弱ではありません)。このカメラのデザインをしたのは、東京芸術大学・田中芳郎氏です。初めて購入するカメラはカッコイイのがいいに決まっています。持っていてカッコイイとみんなに思われる、そんなデザインになっています。この二点からこのカメラは、戦後国産カメラ史に残る傑作と言う風に呼ばれていたりします。
写りですが、撮って引き伸ばしをした写真を見ると、初心者向けの最低限に機能を絞った昔のマニュアルフォーカスカメラではありますが、良く写るカメラで。正直ここまで写るとは思いませんでしたので驚きの一言です。シャッタースピードは事実上固定されていますが(個人的には、このカメラでバルブは使用しないと思います)、絞りは3つ選択できるので、露出計で適正露出を調べればしっかりした写真を撮れます。見た目はトイカメラのHOLGAに似てますが、周辺光量落ちも起きませんし、それとは雲泥の差がある素晴らしいカメラです。さすが天下の富士フイルム、低価格のカメラでも変なカメラは作らないんだなってことが分かりました。
このカメラ、今の概念からすると、誰にでも撮れる低価格カメラというコンセプトなのでトイカメラの部類に入るんでしょうが、トイカメラのHOLGAなどに比べると、キレイな写真が撮れます。HOLGAとFUJIPETは、高価であるカメラを安く購入出来るようにするために生まれた点では共通してますが、HOLGAが安くするために部品などを安物にしたりしたため欠陥だらけのカメラになってしまったのに対して、FUJIPETはカメラ入門者のための作られてたため、カメラの素晴らしさを知ってもらうように、写りやデザインはしっかり作られています(HOLGAとFUJIPETを比べるのが変な話かも知れません…トイカメラのHOLGAに分が悪いのは当然です)。これはトイカメラとしてではなく、立派な中判のクラシックカメラとして使用できるカメラです。
なおこのカメラですが、あまりにも入門機として使用されたためか、中古市場に出回っていないのが現実ですが、たまに中古カメラ屋に売られているので、欲しい方は探してみて下さい。
KITTEについて
今回撮った写真のKITTEについて説明します。
KITTE(キッテ)は2013年3月21日にオープンした、旧東京中央郵便局局舎を一部保存、再生し建設された『JPタワー』内の、地下1階地上6階、98の店舗から成る商業施設です。場所は、JR東京駅の丸の内南口前にあります。かなりオシャレな感じのする施設で、東京丸の内の新スポットとしてKITTEは、今後も人気を集めそうです。なおこの名称は、「切手」と「来て」の2つの言葉から作られたそうです。
このKITTEの目玉は、なんといっても6階にある地上庭園、KITTEガーデンです。ここに行くと、1914(大正3)年の創建時の壮麗な姿に戻された東京駅丸の内駅舎を見下ろすことが出来ます。実はここに行ったのは買い物とかではなく、見下ろした光景を写真に撮りたかったからです。そう思ってきた方も多くいらっしゃっていて、コンデジ、スマホを含む携帯電話のカメラ、そして本格的な人は一眼レフカメラを持って写真を撮っていました。買い物以外の人…写真好きの人にとっても最高のスポットになりそうです。
プリントした写真で、簡単にフォトアルバム作り
さてpomini専用のZIMKフォトペーパーですが、シールになります。
なのでこのようにシールを貼るだけで、簡単にフォトアルバムが作れます。

スマホやパソコンで眺める写真もいいですが、実際にプリントした写真をアルバムにして眺めるのも、いいものです。
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