2019年02月10日

本来はスマホで撮った写真を、Wi-FiやBluetoothに接続して、専用アプリを使ってプリントするのがモバイルプリンターです。

しかし、スマホ以外で撮った写真をプリントすることも可能です。他のカメラ…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真を、スマホに転送又は同期して、スマホで見れる状態にすればいいのです。あとはスマホをWi-FiやBluetoothで接続して、専用アプリを使ったらプリント出来ます。

このブログは、その方法でスマホ以外で撮った写真…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真をモバイルプリンターでプリントした写真を載せるものです。





ガッケンフレックスで撮った「荒川遊園地前停留場付近」をプリント


今回は、ガッケンフレックスで撮った写真を、モバイルプリンター(使用モバイルプリンターはpominiです)でプリントした写真です。撮影場所は、荒川遊園地前停留場付近です。撮影時期は、2013年4月頃です。



※ここで載せたpominiでプリントした写真ですが、pomini専用のZINKフォトペーパーをプリントしたものをスキャニングしたものです。


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▲あらかわ遊園の横にある道の看板で、お猿さんが可愛いのが印象に残りました。
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▲平日でしたが、あらかわ遊園は多くの人が来ていました。
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▲都電荒川線の駅のあらかわ遊園地前駅の近所にあるペット屋さんの猫ちゃんです。


使用カメラ ガッケンフレックスについて


二眼レフカメラというカメラがあります。ファインダーレンズと撮影レンズの2個のレンズが上下に連なっているカメラのことです。2つのレンズはほぼ同等スペックで共通のピント合わせ機構を持っていて、ファインダー用レンズでピントを合わせると撮影用レンズでもピントが合うようになっています。戦後の日本において人気を集めたカメラでした。その起爆剤となったのが、1950年に発売された6,800円(現在の価値に換算すれば約250,000円程度の価格です)という低価格を実現したリコーフレックスIIIです。海外製のローライフレックスをはじめとする二眼レフカメラが当時で30,000円以上という時代に、6,800円は驚異的な低価格で、そのため人気を集めました。元々二眼レフカメラは製造者側にとっても構造が単純で簡単に組み立てが出来るカメラであったことから、リコーフレックスIIIの人気を見たカメラメーカーが続々と製造を開始し販売するようになり、日本に二眼レフカメラブームが起きました。1955年頃を境に大衆向けカメラの地位はレンズシャッターカメラに代わったことにより、販売数は低下し、日本の市場から姿を消すことになります。

そんな二眼レフカメラを復活させたカメラが2010年に発売されます。大人の科学マガジンの付録としてつけられたガッケンフレックスです。通常の二眼レフカメラが120mmフィルムを使用するのに対して、このカメラは普通に売られている135mmフィルム使用のカメラとして登場しました(なお2008年にPowerShovelよりblackbird, flyというカメラが発売されますが、これはピントが目測式であることから、厳密には二眼レフカメラではありません)。





ガッケンフレックスですが、しっかりとした二眼レフカメラです。ファインダーでピントが合わせられる点で完全な二眼レフカメラです。ファインダーレンズと撮影レンズの2個のレンズがっかり撮影レンズと連動しています。ただ今まで発売されてきた二眼レフカメラと異なり、絞りとシャッタースピードは固定という仕様になっていますが、付録として付いていた…トイカメラのようなカメラではあるのでそれは仕方がありません(そこまで出来るようにしたら、価格は普通のカメラ並みになってしまい、付録として付けられるものではなくなってしまいます)。この点を除けば二眼レフ以外の何物でもないカメラなので、二眼レフカメラ入門機に十分になるカメラです。これを付録として発売した、学研も凄いなって思いました。

撮れる写真は、真ん中だけピントが合いますが、周辺はボヤケるという、まるでホルガのような感じです。ただ写真として十分に使えるレベルであり、付録のカメラとは思えない写真が撮れます。これがあれば他のトイカメラは要らないのでは、と思いました。普通の二眼レフは120mmフィルムを使用するため、お金がかかるんですが、このガッケンフレックスはどこにでも売っている135mmフィルム使用なので、お財布に優しいのもいい点です。このガッケンフレックスですが、まだ入手は可能ですので、二眼レフカメラに興味がある方にはおすすめしたいと思います。


荒川遊園地前停留場付近について


今回撮った荒川遊園地前停留場付近について説明します。

荒川遊園地前停留場ですが、近所にある遊園地の名称が、あらかわ遊園ということや、最寄の信号の名称は荒川遊園前となっていることから、多くの人には、あらかわ遊園とか荒川遊園前と呼ばれているようです。私も、あらかわ遊園とか荒川遊園前とか呼んでしまいます。1913年4月1日に荒川遊園前停留場として開業された停留場で、その後運行する会社が王子電気軌道(この会社の時代には王子電車…通称は王電と都電荒川線は呼ばれていました)より東京市(現東京都)が買収したことで都営になり、名称を尾久六丁目停留場、住居表示に伴い西尾久七丁目停留場に改称を経て、現在の荒川遊園地前停留場になりました。名称が元に戻り現在に至っている、そんな感じです。

荒川遊園地前停留場には、あらかわ遊園という遊園地があります。東京23区内唯一の公営遊園地です。1922年(大正11年)5月に、失火で操業停止した旧煉瓦工場跡地に、工場経営者広岡勘兵衛が私立遊園地「荒川遊園」を開園しました。東京にある老舗遊園地です。過去数度の改装を経て現在は1991年以降の構成になっています。低年齢層の子供が楽しく遊べるよう特化した遊園地で、アトラクションは観覧車、ジェットコースター(どうやら載る子どものことを考慮して、日本で最も遅いスピードで走っていると言われています)、メリーゴーランド、コーヒーカップ、スカイサイクル、昭和25年から走る豆汽車(ミニSL)のユウミミ号など一通り揃っていますが、小学校低学年層に合わせたレベルで激しいものはありません。100円-200円程度という入園料やアトラクション利用料の安いため、お金を気にしないで遊べる遊園地です。アトラクション以上にポニー乗馬、ふれあい広場、ふれあいコーナーなどから構成されるどうぶつ広場(ヤギ・ヒツジ・ウサギ・モルモット・ミーアキャット・ウシ・ニホンザル・リスザル・ハナジカ・アライグマ・マーラ・オナガガモ・小鳥類が展示されています)やピクニック用の広場、遊具施設、水遊び場など施設が充実しています。

あらかわ遊園に向かって行くと大きな観覧車が目に入ります。これがこの遊園地のトレードマークになっています。また入場口の付近には昔の都電が飾られ、また遊園地に向かうまでに都電のグッズを売るお店があったりなど、ここが都電が走る街の遊園地だということを印象付けさせてくれます。これからも都電の走る街の遊園地として、多くの子供らに愛される遊園地として続いていくことでしょう。




プリントした写真で、簡単にフォトアルバム作り


さてpomini専用のZIMKフォトペーパーですが、シールになります。





なのでこのようにシールを貼るだけで、簡単にフォトアルバムが作れます。


photoalbum


スマホやパソコンで眺める写真もいいですが、実際にプリントした写真をアルバムにして眺めるのも、いいものです。


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