トイカメラ

2019年02月16日

本来はスマホで撮った写真を、Wi-FiやBluetoothに接続して、専用アプリを使ってプリントするのがモバイルプリンターです。

しかし、スマホ以外で撮った写真をプリントすることも可能です。他のカメラ…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真を、スマホに転送又は同期して、スマホで見れる状態にすればいいのです。あとはスマホをWi-FiやBluetoothで接続して、専用アプリを使ったらプリント出来ます。

このブログは、その方法でスマホ以外で撮った写真…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真をモバイルプリンターでプリントした写真を載せるものです。





C@Mail-F38で撮った「中仙道武州蕨宿宿場まつり」をプリント


今回は、C@Mail-F38で撮った写真を、モバイルプリンター(使用モバイルプリンターはpominiです)でプリントした写真です。撮影光景は、中仙道武州蕨宿宿場まつりです。撮影時期は、2014年11月3日です。



※ここで載せたpominiでプリントした写真ですが、pomini専用のZINKフォトペーパーをプリントしたものをスキャニングしたものです。


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▲いつもは静かな旧中仙道蕨宿ですが、この日は宿場まつりということで大勢の人が集まっていました。
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▲買い物をする女性です。
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▲名前は忘れましたが、かわいらしいキャラクターが人気を集めていました(ゆるキャラではなく、オリジナルキャラクターのようです)。


使用カメラ C@Mail-F38について


2014年11月3日のことでした。埼玉県蕨市で宿場まつりが行われていて、そこでフリーマーケットが開催されていました。色々と商品を見たんですが、そうしたらデジカメが売られていました。非常に興味があるカメラで手にしたところ、何と値段は500円と書いてありました。これは買いだと思い、購入したいと言ったら、なんと300円で売ってくれまいた。とてもラッキーでした。そのデジカメですが、バンダイが出したC@Mail-F38というおもちゃデジカメ(トイデジ)でした。

バンダイが出したC@Mail-F38は、2000年12月1日に販売されたデジタルカメラです。


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▲フリーマーケットで購入したC@Mail-F38は全くの未使用品で、500円で売られていたんですが、購入しようとしたら出店者から300円でいいと言われ、安く購入することが出来ました。
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▲このカメラは、本体を縦にして撮るように設計されています。
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▲当時のトイデジが、内蔵メモリでしかデータ保存が出来なく、しかも電源が切れたらデータが消去されてしまうという物が多い中で、このC@Mail-F38はコンパクトフラッシュカードスロットが装備されていて、コンパクトフラッシュカードがあれば何枚でも写真データの保存が可能という、当時の他社のトイデジには見られない特徴があるカメラです。


C@Mail-F38は9980円で発売されました。この時代はデジタルカメラというと、とても高価な商品でした。そのため、デジタルカメラが欲しいけど買えない…だけど低性能でもいいから欲しい!って人のために、光学メーカー以外の会社が安いデジタルカメラをドンドン市場に送り込んでいました。これが今、トイデジと呼ばれるデジタルカメラです。このC@Mail-F38も玩具メーカーが出していることから分かる通り、トイデジです。

38万画素(補間画素数)のCMOSと固定焦点レンズ搭載という、今では考えられないほどの低スペックなカメラです。当然、撮った写真の写りもよくありません。液晶ディスプレイもありません。そのためどのような写真が撮れたかはパソコンに接続してからでないと分かりません。かなり軽量ですが、それは本当に玩具のような安っぽい作りからくる軽さって感じです。ただこの点は別にこのC@Mail-F38に限ったことではなく、当時に販売されたトイデジでは普通です。

ただC@Mail-F38というカメラ、他社のトイデジと異なる点があります。当時のトイデジが写真データを内蔵メモリにしか保存できなくて、しかも電源が切れた瞬間に撮った写真のデータが消えるという物が多かった中で、コンパクトフラッシュカードスロットを装備している点です。内蔵メモリではせいぜい6枚程度しか撮ることが出来ないのですが、コンパクトフラッシュカードを使えば、何枚でも写真が撮れて、しかも電源が切れても写真データが消えることはありません。その点が他社のトイデジより優れています。バンダイの意欲的な姿勢が感じられます。


中仙道武州蕨宿宿場まつりについて


今回撮った中仙道武州蕨宿宿場まつりについて説明します。

毎年11月3日に蕨市の旧中山道通りで行われるのが「中仙道武州蕨宿宿場まつり」です。蕨市は江戸時代、蕨宿という中山道六十九宿のうち五指に数えられるほど賑わいをみせた宿場町であったため(旧中仙道には、歴史ある建物など当時の面影の残す物が結構あります)、その名称がついたお祭りです。

中仙道武州蕨宿宿場まつりですが、昭和59年から始められたお祭りです。商店会青年部の発足と商店会の改名を記念したイベントとして開催されたのが始まりです。“見るまつりから参加するまつりへ”をコンセプトにしたお祭りで、「織姫道中パレード」と「サンバカーニバル」といった市民が参加できるパレードが行われます。

その中でも蕨市ならではのパレードが「織姫道中パレード」です。翌年成人式を迎える女性に呼びかけてコンテストを開催し、そこで選ばれた方が機織りの織姫として、お殿様役である市長や市議会議長、観光協会会長と共に、旧中山道通りを大名行列するというパレードなんですが、これは蕨市が、江戸時代は中山道の中の大宿場町であること(皇女和宮が将軍家茂に降嫁のため江戸に到着直前に、明治天皇が大宮氷川神社行幸の途中に蕨宿で休憩しています)、機織りの街として栄えたこと、戦後いち早く全国に先駆けて成年式を行ったという成人式発祥のまちであるということをアイデアにして生まれたパレードです。蕨市としては、他のお祭りやイベントとは異なった祭りにしたい、ということから考えられた独創的なパレードということが出来ます。

旧中山道通りの日常は寂しいものです。近所の人や歴史好きな人が歩いているぐらいで活気のある通りではありません。そんな蕨宿が唯一多くの人が集まるのがこの宿場まつりです。そのことからも、今後も蕨市に多くの人を集めてアピールするお祭りとして今後も続いていくことでしょう。




プリントした写真で、簡単にフォトアルバム作り


さてpomini専用のZIMKフォトペーパーですが、シールになります。





なのでこのようにシールを貼るだけで、簡単にフォトアルバムが作れます。


photoalbum


スマホやパソコンで眺める写真もいいですが、実際にプリントした写真をアルバムにして眺めるのも、いいものです。


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2019年02月08日

本来はスマホで撮った写真を、Wi-FiやBluetoothに接続して、専用アプリを使ってプリントするのがモバイルプリンターです。

しかし、スマホ以外で撮った写真をプリントすることも可能です。他のカメラ…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真を、スマホに転送又は同期して、スマホで見れる状態にすればいいのです。あとはスマホをWi-FiやBluetoothで接続して、専用アプリを使ったらプリント出来ます。

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SMENA 8Mで撮った「谷中銀座」をプリント


今回は、SMENA 8Mで撮った写真を、モバイルプリンター(使用モバイルプリンターはpominiです)でプリントした写真です。撮影場所は、谷中銀座です。撮影時期は、2010年2月頃です。



※ここで載せたpominiでプリントした写真ですが、pomini専用のZINKフォトペーパーをプリントしたものをスキャニングしたものです。


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▲谷中銀座の光景です。


使用カメラ SMENA 8Mについて


トイカメラの1つに人気があるのがSMENA 8Mがあります。ロシア(ソビエト)製のカメラです。製造したのは、ロシアの光学機器メーカー、レニングラード光学器械合同…通称LOMO(ロモ)です。





SMENA 8Mを語る前に、このLOMOのことを簡単に書きましょう。革命直前の1914年2月4日にサンクトペテルブルクで設立された株式会社・光学器械工場がLOMOのルーツです。ロシア革命による内戦を闘うソビエト政府は、映画は重要な宣伝手段であり武器に等しいと考え、ウラジーミル・レーニンの指示で映画用カメラの製造を1919年に開始します。

そして、1921年、GOZ(国営光学工場)に名称を変更しソビエト連邦が成立し社会情勢が安定した1920年代半ばには工場を拡張、光学ガラスの製造を開始します。その時にカメラの試作も作られ(そのカメラはFOTO-GOZで、これは制作したものの量産されることはありませんでした)、1928年、にFOTOKORを発売しました。1928年に始まった第一次五カ年計画に伴う企業再編で会社の名称を1932年からGOMZ(国営光学器械工場)に変更し、1935年一眼レフカメラの黎明期の一つである「スポルト」を製作し、第二次世界大戦が始まるまで「ツーリスト」、「スメナ」、「リリプット」などの大衆向けカメラと、報道用カメラの「REPORTER」などを製造していきます。

1941年、ナチス・ドイツがソビエト連邦を攻撃され、1944年まで激しい戦闘に入ると、工場は全力で戦争資材を生産していくことになります。その後、戦争に勝利したソビエト政府は、復興にあたってドイツの光学技術と生産設備を接収して利用していきます。その技術は、GOMZ、KMZ、Arsenal等の工場でした。

戦後のGOMZは、軍用光学機器の生産拠点として重点的に復興され、産業用や医療用の光学器械の生産を行っていくのですが、それと並行して大衆向けのカメラも生産していきます(なおカメラ製造は、単なる一部門とされ、10%程度の人しか関わっていなかったようです)。1962年、名称をLOOMP(レニングラード光学器械工業企業体連合)に、1965年には名称をLOMO(レニングラード光学器械連合)に変更していきます。ここで馴染みのあるLOMOの名称になります。LOMOの製品は天体望遠鏡、顕微鏡、電子顕微鏡などが、西側に匹敵する技術水準を維持していたメーカーとして、1974年、すぐれた業績を賞賛され「レーニン工場」の称号を受けました。

ソビエト連邦が解体した1991年以降もLOMOの名称を変更することはなく現在に至っています。ただしカメラ部門からは完全に撤退しており、現在のLOMOは宇宙開発、軍事、民生の部門でロシア有数の光学企業です(この歴史を見て分かる通り、多くの日本のカメラマニアが思うような、トイカメラ製造会社ではありません)。

そのため現在ではLOMOの新作カメラは存在しません。そのためトイカメラとして人気を博すSMENA 8Mも当然、中古品または新古品です(1998年のロシア通貨危機の際には大量に海外に放出されたものが、現在日本で手に入るSMENA 8Mのようです)。

このカメラの特徴としては、トイカメラとは思えないキレイな写真が撮れることが上げられます。ボディなどはプラスティック製なのですが、レンズがT-43というかなり優れたレンズを使用しているため、キレイな写真が撮れるのです。また完全なフルマニュアルカメラであることも特徴の1つですフルマニュアルカメラのため、フィルム感度の設定、絞りの調整、シャッタースピードの設定、ピント合わせが必要になります。

ただこのSMENA 8M、これらが簡単に出来るようになっています。フィルム感度の設定は、レンズにある赤いポッチのついたダイヤルで行います。ただここで気をつけなければならないのは、フィルム感度がISOではなく、旧ソビエト連邦の規格になっていることです。ISO100のフィルム⇒125(旧ソ連規格)、ISO200のフィルム⇒250(旧ソ連規格)という感じになっています。それを忘れないで、フィルム感度を使用するフィルムのISO感度に合わせます。すると連動して絞りが決められます(例:ISO感度100の場合は絞りが11になります)。シャッタースピードは、レンズの周りにあるお天気マークにダイヤルの赤いポッチを合わせるだけです(なおお天気は「快晴」「晴れ」「うす曇」「曇り」「雨」の5種類あります)。ピントは、これまたレンズの周りについている焦点距離のメートルに合わせるだけです(1m、1.2m、1.5m、2m、2.5m、3m、4m、8m、∞に合わせられます)。

後はシャッターを押して撮るだけなんですが、これには普通のカメラと違う所があります。カメラの周りに付いているシャッターチャージレバーを下げてシャッターボタンを押さなければならないのです。ただこれも慣れなので、何回か撮ったら自然とシャッターレバーをおろしてシャッターボタンを押すようになるでしょう。後は写真を撮ったら、シャッター巻き上げダイヤルを回し、同じことを繰り返して撮るだけです。


谷中銀座について


今回撮った写真の谷中銀座について説明します。

谷中銀座の正式名称は谷中銀座商店街振興組合です。JR日暮里駅西口・地下鉄千代田線千駄木駅(道灌山ロ)から歩いていき、夕焼けだんだんを降りるとある商店街です。大体徒歩3分で着きます。場所的には、台東区の西北端に位置し、台東区谷中3丁目と荒川区西日暮里3丁目にまたがる近隣型商店街です。

谷中銀座に向かう途中にある夕焼けだんだんについて少し書きます。夕焼けだんだんとは、東京都荒川区西日暮里三丁目10番・13番と14番の間にある、日暮里駅方面から谷中銀座に下る階段(坂)です。幅は4.4メートル、長さは15メートルの階段で、傾斜は15度で緩やかで、高低差は4メートル、段数は36段あります。この階段に夕方座って、谷中銀座方向を見ると、綺麗な夕焼けを見ることが出来ます。そのことから、この階段は一般応募で夕焼けだんだんという名称になりました。なおここにはたくさんの猫がいることから、夕焼けにゃんにゃんなんて呼ばれていたことがあります。

さて谷中銀座ですが、規模は小さく、基本的には谷中に住む人が買い物に来る商店街です。ただ最近では東京の下町散歩が出来ることから観光スポットとなった谷根千(谷中・根津・千駄木の総称)の名物として、多くの観光客が来る商店街でもあります。なおこの谷根千が観光スポット化した理由は、1984年10月15日から2009年8月20日まで観光された地域雑誌の「谷根千」(正式名称は「地域雑誌 谷中・根津・千駄木」で、その後全国各地で誕生した同種の雑誌の見本となりました)が、谷中・根津・千駄木について書き続けたことにより、多くの人の注目を集めさせることになったことが大きいと言われています。

ここの楽しみは、お肉屋さんなどで売られている谷中メンチなどに代表されるお惣菜の食べ歩きです。谷中銀座には酒屋さんがあり、ここでアルコールを買って、飲みながら食べるのが非常に楽しかったりします。酒屋さんには椅子が準備されている所もあり、一種の飲み屋さんみたいになっています。

また谷中は元々猫がたくさんいることから、谷中銀座には猫のグッズなどがたくさん販売されています。これを見て買っていくのも楽しみの1つになっています。普通の商店街なんですが、観光スポットとして東京の下町ムードを楽しめ、食べ歩きが出来て、猫のグッズも買うことが出来る、そんな商店街が谷中銀座です。




プリントした写真で、簡単にフォトアルバム作り


さてpomini専用のZIMKフォトペーパーですが、シールになります。





なのでこのようにシールを貼るだけで、簡単にフォトアルバムが作れます。


photoalbum


スマホやパソコンで眺める写真もいいですが、実際にプリントした写真をアルバムにして眺めるのも、いいものです。


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2019年02月06日

本来はスマホで撮った写真を、Wi-FiやBluetoothに接続して、専用アプリを使ってプリントするのがモバイルプリンターです。

しかし、スマホ以外で撮った写真をプリントすることも可能です。他のカメラ…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真を、スマホに転送又は同期して、スマホで見れる状態にすればいいのです。あとはスマホをWi-FiやBluetoothで接続して、専用アプリを使ったらプリント出来ます。

このブログは、その方法でスマホ以外で撮った写真…デジタルカメラやフィルムカメラ、トイカメラなどの写真をモバイルプリンターでプリントした写真を載せるものです。





LOMO LC-A+で撮った「日本武道館」をプリント


今回は、LOMO LC-A+で撮った写真を、モバイルプリンター(使用モバイルプリンターはpominiです)でプリントした写真です。撮影場所は、秋葉原の近くにある柳森神社です。撮影時期は、2010年4月前半です。



※ここで載せたpominiでプリントした写真ですが、pomini専用のZINKフォトペーパーをプリントしたものをスキャニングしたものです。


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▲日本武道館の光景です。


LOMO LC-A+について


トイカメラというとHOLGAとともに名が上がるのがLOMO LC-A+でしょう。トイカメラの代表格と呼んでいいでしょう。このカメラは、当時ソビエト連邦だったロシアのLOMO社が1983年に発売された自動露出の35mm判コンパクトカメラであるLOMO LC-Aの復刻版です。





LOMO LC-A+の元になったLOMO LC-Aですが、これは日本製カメラコシナ CX-2のコピーしたカメラなのですが、コピーした部分は外見のみで、レンズバリアーの開き方や内部の構成が異なっているため、完全なコピーカメラではありません。

描写は、生産ラインにおける品質が安定していないため1台1台微妙に異なります。レンズ設計の欠陥からケラレ(光量落ち)が見られ、カメラの自動露出が不安定なため、撮った人間が意図しない写真が撮れてしまうというカメラです。

写った写真が、ただ単に写りが悪いってわけでもなく、妙な味のある写りになっているため、一部ユーザー(トイカメラマニアなどです)に受けてしまい、これがソビエト以外の国でカルト人気を集めることになります。

そんなLOMO LC-Aを復活させたのが2006年より発売されたLOMO LC-A+です。販売元はLomographyです。完全にLC-Aを復刻したわけではなく、パーツの簡略化によるコストダウンを図り、それにこのカメラの復刻を望む人からのアンケートを元に、多重露光スイッチやISO1600まで対応の幅を広げた感度設定などが加わった、バージョンアップ版と呼ぶべきカメラです。

なおこのLOMO LC-A+をソビエトカメラと呼ぶ人もいますが、製造はロシアではなく中国で行われており、そのためこのカメラはソビエトカメラとは言うことが出来ません。Lomographyカメラと呼ぶべきカメラです。


日本武道館について


今回撮った写真の日本武道館について説明します。

日本武道館は、日本伝統の武道を普及奨励し、心身錬磨の大道場としての役割を担うことを設立された東京都千代田区北の丸公園にある武道館です。武道以外の屋内競技場、多目的ホールとしても利用されることでも有名です。そのためコンサートやプロレスの会場としてよく使用されています。

日本武道館の周辺は元々、江戸時代中期以降、徳川氏の御三卿であった田安徳川家が屋敷を構えた所でしたが、明治維新後に取り壊されてれ、近衛師団の兵営地となっていました。その場所に武道館が出来たのは以下の経緯があります。1961年(昭和36年)6月、柔道が1964年東京オリンピックの正式種目に決定し、柔道愛好者の国会議員は「国会議員柔道連盟」を結成され、その連盟会長に就任した正力松太郎衆議院議員が、「世界に誇る武道の大殿堂を東京の中央に建設して、斯道の発展普及を図りたい」と表明します(その後「武道会館建設議員連盟」が結成されます)。この構想は多数の議員の賛同を獲得し、1962年(昭和37年)1月31日、文部大臣の認可を得て「財団法人日本武道館」(階調は正力松太郎です)が発足され、日本武道館の建設が決まり、候補地が二転三転した後に現在の場所に決定され、1964年(昭和39年)9月15日に日本武道館がされました。同年10月3日、昭和天皇・香淳皇后を迎え開館式が行われています。

日本武道館では、全日本柔道選手権大会など武道大会が開催されますが、それ以外にもボクシングやプロレスの興業が開催されます。ボクシングはプロボクシングの聖地の一つと言われていましたが、有料の興行・イベントに使用する場合の会場使用条件が大変に厳しいことから、興業は減っており、現時点では2011年8月31日のWBA世界バンタム級・亀田興毅 vs ダビド・デラモラ、WBA世界スーパーフライ級・ウーゴ・カサレス vs 清水智信のダブル世界戦が最後の開催になっています。プロレスの方は、1970年代後半は新日本プロレス、1980年代中期以降は全日本プロレスがビッグマッチ用の会場として使用され、1990年代の四天王プロレス全盛期の全日本は、年間7試合ほど武道館大会を行い、そのほとんどが満員札止めになる状況でした(これはかなり驚異的なことでした)。ただ先ほど書いた通り会場使用条件が厳しいことから(「団体が1年以上経営・存続されていること」「決算書を公開していること」「興行での黒字収支が見込めること」「日本武道館側が負債を背負わない見解が出来ていること」「備品・設備の破損時には即時弁償ができること」が日本武道館でプロレス興業を行う条件です)、ここで興業を行うことが出来るプロレス団体は少ないのが現状で、人気団体であるプロレスリング・ノアが旗揚げから1年間会場として使えなかったり、武藤体制や秋山体制の全日本プロレスが日本武道館で興行を打たなかったのはそれが原因とされています。そのため、ここで興業が出来るプロレス団体は、安定した経営基盤と集客力が揃っていることの証明となっています。

コンサート会場としても日本武道館は有名です。一般的には8,000席から10,000席程度のホールとして東京における主要な大型会場の1つになっています。ボクシングやプロレスと同様に会場使用条件が厳しく、また会場が大きいため興行を実現させその興行を収益・内容の両面で成功に至らせることは容易ではないため、武道館公演の成功させることは、大規模会場での大型興行も充分に務め上げられる「一流」の興行能力・集客力を持ったミュージシャンの証とされています。なおビートルズが1966年(昭和41年)にここで日本公演を行ったのは有名です。

それ以外にも様々なイベントが行われる会場であり、日本の武道大会以外でも、大いに利用される会場として、今後も続いていくことでしょう。




プリントした写真で、簡単にフォトアルバム作り


さてpomini専用のZIMKフォトペーパーですが、シールになります。





なのでこのようにシールを貼るだけで、簡単にフォトアルバムが作れます。


photoalbum


スマホやパソコンで眺める写真もいいですが、実際にプリントした写真をアルバムにして眺めるのも、いいものです。


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