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ではインターネットの匿名性がなくなり個人が特定されることでネットで無視されるようなことはなくなるのでしょうか・・・
残念ながら逆だと自分は考えます。
それは「２ちゃんねる」よりもより個人に近い「ミクシィ」やインターネット以前の「ニフティ」を考えれば想像できると思います。
「ミクシィ」や「ニフティ」では明記はされていませんが、
そのコミュニティーに対して明らかに、こう振舞うべき・こう発言すべき
（たとえば足跡ふんだらコメントしろよ論争）
あるいはコミュニティーに沿った発言すること・振舞うことで、
自分がコミュニティーに受け入れられた満足感・帰属意識が充足されます。
逆に言えば、コミュニティにふさわしくない異物を排除することでも、
同じように満足感・充足感を得ることができるようになっていきます。
しかし今も昔も少なくないコミュニティーが
暗黙のルールがきつく厳しくなったり、少しづつズレていく内容や
あるいは管理者が変わったりすることで、
行動・発言に縛られていく自分がしだいに息苦しくなったり、つらくなっていきます。
ついにはコミュニティーを抜けたり、コミュニティ自体が崩壊することも多かったりします。
その際個人が特定されていたとしたら救われたのでしょうか・・・
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