すごい勢いで〜灘雅貴工房

アニメ漫画音楽ライブ映画スポーツ 本当に思いつくまま気の向くままに収集収拾がつかなくなってきたブログ^^; いーかげんに何かに絞らんといかんかなぁ〜

ライブドアVSフジテレビ

フジ・ライブドア和解案をみて・・・?〜これで和解できんの〜

 うーんソフトバンクインベストメントが出てきたあたりから理解の範疇を超えてきたライブドア・フジテレビ問題ですが和解案がでてきたようですが・・・なんかすっきりしませんね〜
そもそも、肝心な所が抜け落ちた和解案の上、リークされてる時点でまだまだ時間がかかりそうな感じを受けます。(案自体はフジ側の案っぽいがリークして得したのはライブドアだしどうもわからん)

実質、物別れに終わって連結子会社化されるのをフジは許容するのかな?(このあたり超短期に見ると決断に迫られているのは実はフジ側)
長期戦はライブドアに不利との報道がありますが、この数年はニッポン放送を連結子会社化すればとりあえずどうにでもなるライブドアが損しない程度で手仕舞いするとはとても考えにくいと思うのですがどうなんでしょね?(もちろん長期スタンスでみるとニッポン放送を旨く運営しないとずるずる損するんですが)
SBIをホワイトナイトになんてのはライブドアを排除してから、さらにSBIの影響を取り除くのは2度手間な上、危険を伴うしどうすんのかな〜フジ側は?

やっぱりフジ株放出はむずかしいのかな?

今日のTV朝日のニュース番組で、
「フジテレビ株は営業の重要なる一部とみなされる可能性が高い、特別決議も必要でしょう」
との発言があり、昨日のポイズンピル(あれは正確にはポイズンピルではなく脅し文章ですが^^;)も差し止めを喰らう可能性が高いとまで言われていました。
まあ投資家の立場からすると「後から防衛策」を出すことは認められないのが大前提なのでああいうコメントが出たんでしょう。司法もびっくりするほど杓子定規に商法の解釈をしているのでフジ側としては正式に定款変更までは落ち着いた対応は取れないことでしょう。

日枝会長の面目を潰さないで提携出来るかどうかが6月株主総会以前に提携がまとまる最大のポイントでしょうね。

ニッポン放送攻防戦関が原終結〜株主総会の最終決戦へ

ようやく司法判断がでたようですね。
ライブドア圧勝、想像以上にニッポン放送側に厳しい決定でびっくりしました。
高裁でさらに踏み込んだ判断がでていたのは本当に意外でしたね。日枝会長や亀渕社長の発言がこのところストップしていた所をみると係争中に不利な事がわかってきたからかもしれませんね。
特に私が気になったのは
1.企業価値は市場が判断すべきもの
2.フジテレビの取引中止は独占禁止法違反の可能性がある
3.企業価値を低下させる発言に対する警告
のあたりでしょうか。
2.3.については触れていたところが1局だけだったのでホントかどうか明日の新聞あたりでチェックしたいところですが、もしそこまで触れられていたとしたらニッポン放送側の法廷戦術の甘さはここまでかとびっくりします。
まあこれでようやく落としどころを探りながらの話し合いになるでしょうから、お互い真剣に話し合ってほしいものです。

まあフジの会見をみると株主総会までに2/3の議決権を確保して定款変更(ポイズンピル導入)をしてから話し合いたいのがミエミエなのでズルズルと時間だけが過ぎていきそうな気もしますね^^;

ライブドア勝利目前!?〜フジ連合の反撃はあるのか?〜

 どうやらライブドアによる買収が成功しそうな情勢となってきましたが、相対するフジテレビ側の反応があまりに鈍くほんとに勝負ありなんでしょうか?

このところの話題ではポニーキャニオン株の売却&増資話が反撃のメインのようですね。
ただこれもポニーキャニオンの売却金額についてや連結決算への影響など株主から訴えられるリスクを背負う対策です。しかもこんどは取締役個人が訴訟対象となりうる為取締役会も相当な覚悟と勝算が必要となります。
しかもポニーキャニオンがフジにうまく逃げることができたとしても、これではニッポン放送と巨額のキャッシュに資金調達力をライブドアにみすみす手渡すことになります。これを利用されて結局フジ自体に手を突っ込まれたら元も子もないはず・・・・・・
大手証券会社とも組んでおきながら対応策が株主視点不在の新株予約権発行だけだったのか、だめだったときの次善の策なんかがなかったのか不思議でなりません。(自分予想ではTOBを上げてくるのかなって考えてたんですがしませんでしたね^^;)

亀淵社長の発言は「風説の流布」にあたらないの?

 先日、友人から「あの亀淵社長のP株うっちゃうかもってのは風説の流布にならないの?」との質問をうけたとですよ。
「風説の流布」=「株式等の相場の変動を図る目的をもって、虚偽の情報等を流すこと。 」
から考えると相場を特定の方向にいじろうとの効果を狙った発言ではなさそうなんであたらなそうですね。(みた判例が過激な詐欺チックなやつばかりなので絶対ではありませんが^^;)
ただ株主・投資家にとっては「しゃれにならない発言」な為やろうがやるまいが、いい加減にしてほしいと言えばそうなんですが^^;どっちにころんでもああいう発言は電波な人にはしてほしくないものです。

TOBの後から配当7倍!?〜ことごとく株主なめきっとるな(;;

 またまたニッポン放送はやってくれました^^;
配当7倍だそうですよ奥さん〜まあ予想してはいたんですがTOBを受けた会社に対して不義理をすることになるのでもうちょい穏便にやってくるかと思いきや・・・・・・
もともと市場をなめきった会社なのはわかってきたのですが株主代表訴訟のリスクまでありながらTOBを受けた株主に対してどう答えるのか!?
これが公共性のある会社がやることかと残念でならないですの〜


<追記>
ぐはフジの増配か、おもいっきし勘違いじゃないか(;;
目的は過半数をとられたことを覚悟してのフジテレビ株の株価維持が主なものかな?

ライブドア対フジ連合〜ライブドアの焦土作戦対抗策〜

 やるとは思っていなかった「焦土作戦」の検討にニッポン放送が入ったとの事でまたまた緊迫してきましたね^^;
ライブドアに打つ手はあるのか考えてみました。

ポニキャ株をフジテレビへ売却する時の金額により対応策が変化しそうですね〜

妥当な金額+税金分程だった場合・・・「営業の重要たる一部」として特別決議を求め「差止請求」
安い金額だった場合 ・・・ニッポン放送の企業価値を毀損したことにより「ニッポン放送役員を相手取り代表訴訟+差し止め請求」
高い金額だった場合 ・・・フジテレビ株主として不当な金額による必要のない投資であると「フジテレビ役員を相手取り代表訴訟+差し止め請求」

なところでしょうか訴訟の決着にこちらも時間がかかるだけに本当にリスクを犯してまで「焦土作戦」に挑むのか微妙なところです。(税金かかるところが査定の難しいところですね^^;)

ライブドア対フジ連合〜焦土作戦実行示唆!?〜

テレビ速報でニッポン放送がポニーキャニオン売却を示唆!?
時間帯とポニキャだけなのと亀渕社長の発言との速報からすると玄関口での揺さぶり発言でしょうか〜
これから取締役会にあげて作戦会議と相成るんでしょうが訴訟リスクを抱えてまで本当に焦土作戦敢行できるんでしょうか。
心情的にはライブドアの事が気に食わないのはわかるんですが、あいつむかつくからなんでもやっちゃえってバンバン過激な正面突破を図るのはどうも理解できないです^^;

ライブドア対フジ連合〜焦土作戦の難しさ〜

しつもんがありましたのでちょっと整理を〜
商法の営業譲渡に該当し「重要な財産の処分については代表取締役が独断で行なうことができない」にひっかかるのではないかと

「フジサンケイグループの一員であることがニッポン放送の利益となる」と主張し続けてきた取締役会が「フジテレビ株、ポニキャ株など」を売却し「フジサンケイグループとの取引関係」を全て絶つ・・・・・・

このことがフジ連合側の焦土作戦意図とすると

「フジ関連株の存在」がフジとの取引の「重要不可欠の営業資産」とみなされる可能性が十分にあります。となると営業譲渡には株主総会の特別決議が必要となるのでは。(もちろんその後もフジとの取引は続けば関係ありませんが)

またそこまでいかなくとも「取締役の背任行為」として訴えられる可能性もあり、相当な理論武装が必要となるはずです(株主に対する代償として含み益吐き出しを行うなど)。そこをクリアにすることができるのか、取締役会が企業価値はさげてないと株主に主張できるだけの根拠を示せるのか、本業の営業利益がしょぼい財テク経営(営業外収益に著しく偏った経営)だっただけに難しいと考えるのですが……

ライブドア対フジ連合〜焦土作戦の実行性〜

フジ連合側は焦土作戦も視野に入れて検討しているとの報道が流れているようですが、実際難しそうな作戦ですな〜
本来でいけば攻め込んできた敵企業に対して「それ以上来たら順次資産を切り売りするぞ〜くるなくるな」てな脅し作戦でしょうが、すでに有力資産の売却に対しライブドア側も拒否権を有するほど攻め込まれてからの焦土作戦では、ただの「本土決戦焼け野原」以外のなにものでもないでしょう。
兵糧攻めと称して社員をごっそり抜いたり取引停止にするにもライブドア以外に広範囲に被害が広がるため「公共性をもった企業」が行うにはきびしいと思うのですが(これで職を失う人や倒産する取引企業が出る事にフジサンケイグループが耐えられるとは……できるだけ救うでしょうが全部は無理でしょうし)
委任状争奪戦と平行して、落としどころを探る動きになるのではないでしょうか。
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