004












セントレアから飛行機で飛び立ったのが7月4日。

まずヘルシンキに行って、そこからマンチェスター、そしてアバディーンという旅だった。

ところがマンチェスターに向かう飛行機が

途中でまたヘルシンキに引き返したのである。

なんでも荷物のバランスが悪いので、

並べ直すとかいう話だった。

そのせいでフライトは1時間ほど遅れた。

マンチェスターで乗り換えるときは

ギリギリで、私が入った後はゲートが閉められた。

そのせいだと思うが、

アバディーンで荷物が受け取れなかった。

手荷物のみでアバディーンのホテルに向かう。

こういう時って、本当にリラックスできないのよね。

だってパジャマもないんだもん。

翌朝、チェックアウトした後、

次のホテルに向かうはずだったが、

チェックインタイムが午後4時だった。

荷物もないことだし、この際アバディーン周辺で観光しようと思いついた。

2008年に初めてスコットランドに住み始めた時の

最初の休暇にStoneheaven に来て

そこにあるお城 Dunnottar Castle に連れて行ってもらったことがある。

これは有名なお城でよくスコットランドのカレンダーに載っている。

私の一番好きなお城である。
009












その昔、まだイギリスに行ったこともないときに

旅行雑誌でそのお城を見つけ、いつか行きたいなあと

夢見ていた。

スコットランドにきてから友人の住んでいたStoneheavenのすぐ近くにそのお城があるのを見つけ

頼み込んで連れて行ってもらった思い出がある。

またあそこに行きたい。

アバディーンから列車に乗って

Stoneheaven に行き、また帰ってきて

フォレスのホテルに行くのは可能だ。

そう思ったら矢も楯もならなくなって

列車のチケットを購入。

一路Stoneheaven に向かった。

今度は車で連れて行ってくれる友人がいないので

駅から歩くはめに。

そのうちに迷ってしまった。

散歩中のご夫婦に聞くと

ともかく街まで行ってそこでタクシーを拾うのがいいだろうという。

歩いてやっと町まで来た。

タクシー乗り場を探し、やっとタクシーに乗り込む。

運転手はとてもフレンドリーなお兄さんだった。

帰りが心配なので、2時間後に迎えに来てもらうように手はずした。

やっとDunnottar Castle に着く。

切り立った崖の上に建っているすごく印象的なお城である。

もう廃墟になっているのだが、

とにかく美しい。
021













036












011











今回時間をかけて見てみて

幽霊が出るとかいう話を初めて知った。

まあ、イギリスの古いお城にはたいてい幽霊がいるので

驚くことではない。
051












060












またここに来ることができて満足だったが、

思ったよりも早く見終わったので

タクシーの運転手さんに電話をして

早めに来てもらった。

待ってる間に駐車場の横にあるお店でハンバーガーを買った。

タクシーが来て、駅まで送ってもらった。

いろんな話をして、結構楽しかった。

どうも私には初対面の人とすぐにペラペラおしゃべりできるという

才能があるらしい。

日本語であろうと英語であろうと同じである。

大笑いしながら駅に着いたら

運転手さんが料金を少しおまけしてくれた。

”Because you have been so nice." 
(あなたがとても感じがよかったから)

だそうである。

私のお喋りを気に入ってくれたらしい。
056