2020年01月
写真展と作品展による建築文化創造の試み ーイベントのひとつのねらいー
建築士会上越支部忘年会会議説明資料
日時:2019/12/28 18:00~
場所:魚料り かさはら
議題:建築士の日記念事業イベントについて振り返り
イベント詳細についてはこちら
写真展と作品展による建築文化創造の試み
平成9年4月に「高田・直江津今昔写真展」が開催された当時の目的は、古い建物と街並み保存のきっかけ作りだった。それから20年がたち、写真展の目的は時代に合わせた更新を待っている状況であった。
地域ごとの建築文化創造は、今後ますます重要になると思うが、外からの文化受容に慣れきってしまい、独自文化創造の方法が模索されている状況と言える。
ここでいう建築文化の意味するところを確認するところから始める必要がある。日本の場合は、建築文化という概念は明治期に輸入されたものであり、それに適切な日本語を当てることができなかった事が問題であるとも言われる。
建築、建築文化=アーキテクチャ(architecture)
イスラム建築、日本建築、上越の建築という言葉とともに、建物群をイメージすることができる。そうした建物群の背景には、それぞれに共通の原理を読み取ることができる。それらの原理=アーキテクチャ(architecture)=建築、建築文化であるといえる。
※イスラム建築イメージ例

※日本建築イメージ例

※上越建築イメージ例
※上記は、一つの例として、グーグルの画像検索による。
実際のところ、各個人個人で、見えているイメージは様々であるはず。
地理哲学の援用
「風景」=「世界の見方」※この場合、景観などの美的な眺望の意味合いは含まない。
「基本風景」=一人一人別々な個人的な世界の見方〈形〉
「原風景」=基本風景を語り合う事で生まれ、集団で共有される世界の見方〈型〉
「表現的風景」=原風景を土台にして生まれた個性的な表現〈形〉
「原型(X)」=それ自体は構造化されないエネルギーで、構造を生み出すもの
建築文化は、上図の【⇒】によって創造されていくものと考えられ、そのためには、語り合うという行為が必要になる。
※2 最近、自分の考えの説明によく使わせていただいている図(左側)
出展:〈出会い〉の風土学 対話へのいざない 木岡伸夫 2018
ナカノデザイン一級建築士事務所(新潟・上越市)
今年度のイベント記録
令和元年度 新潟県建築士会 「建築士の日」事業報告書
新潟県建築士会 上越支部
作成 青年女性委員長 中野
作成日 令和元年8月31日
1.[事業名] 新潟県建築士会「建築士の日」記念事業
『上越今昔写真の展示』・『ケーキ箱のお部屋づくり』他
2.[事業目的] ・市民の皆さんに地域の景観の変化を味わい、地域に愛着をもっていただくと共に、建築士会の活動をアピールする。
・高校生等との共同制作を通して、建築士会の活動を次世代に継承する。
3.[事業目標]
・上越支部で10年毎に撮影してきた街並み写真を、レイアウト印刷する。
・高校生等とイベントを共同作業で作り上げる。
・街並み写真のレイアウトを展示して、市民の皆さんに地域の景観の変化を見ていただく。
4.[実施内容]
① 上越今昔写真レイアウトのデザイン作成
建築士会上越支部では、10年毎に、地域の景観の変化を定点撮影で記録してきた。昨年度は、その節目の年であり、撮影を行った。本年度は、建築士の日事業として10年毎の記録写真をレイアウトして印刷し、市民の皆さんに地域の景観の変化を見ていただけるように整備した。レイアウトデザインを、上越総合技術高校の建築部の皆さんと共同で作成を行った。
日時:令和元年5月~令和元年7月末
放課後部活動
場所:上越総合技術高校
参考資料①参照
② ケーキ箱のお部屋づくり見本作品制作
ケーキ箱を利用して、1/15スケール程度のお部屋の模型を製作するイベントを実施するための、見本作品を制作した。見本作品制作は、建築士会会員がアドバイスを行い、上越総合技術高校の建築部の皆さんと共に行った。
日時:令和元年6月~令和元年7月末
放課後部活動
場所:上越総合技術高校
参考資料②参照
③ 上越今昔写真レイアウトの展示
制作した、上越今昔写真レイアウトをお盆休みの帰省シーズンに上越妙高駅周辺に展示して、市民の皆さんに地域の景観の変化を見ていただいた。
日時:令和元年8月10日(土)11日(日)12(月・祝)
9:30~準備スタート
10:30~16:30展示 16:30~撤収
場所:JR上越妙高駅自由通路・フルサットオープンスペース
参考資料③参照
④ ケーキ箱のお部屋づくり
ケーキ箱を利用して、1/15スケール程度のお部屋の模型を製作するイベントを実施した。事前に募集した一般参加者を対象として、一般参加者に制作指導を高校生と建築士会会員が共同で行った。
9:30~準備スタート
10:30~16:30イベント実施
16:30~撤収
実施規模 親子19組
対象:小中学生
場所:フルサット内、クラスメソッド株式会社レンタルスペース
参考資料④参照
⑤ 建築作品展示
長岡造形大学、新潟大学、新潟工科大学の上越市出身の大学生の建築課題作品展示を行った
日時:令和元年8月10日(土)11日(日)
9:30~準備スタート
10:30~17:00展示
11日(日)16:30~撤収
場所:フルサット内、クラスメソッド株式会社レンタルスペース
参考資料③参照
5.[実施組織]
新潟県建築士会 上越支部(事務局) TEL526-0624
総括責任者 山岸支部長
担当役員 齊藤副支部長
実行委員長 中野青年女性委員長
参考資料② 上越タイムス8月1日号







