2020年05月

20フィートコンテナの中に、個室と坪庭をつめこんだ、
ネットをつなげば、どこでもない場所へ。
時空を旅するコンテナ。

こうした建築物を大きく宣伝するのが難しい時期ではありますが、とても取り組みがいのある分野でした。

 一般的に、家族葬施設も商業施設であり、葬祭事業者が需要を見込んで建設します。そこで求められる要望に沿った設計をするのは設計者として当然ですが、建築家として2点の目的を掲げてデザインを提案しました。

 1点目として、昨今、葬儀の小規模化、簡素化が進み、《葬儀とは何か?》という葬儀自体の意義が問われています。この施設での空間体験が、次の時代の葬儀の在り方を見据えたものになるようなデザインを提案しました。

 2点目として、この施設のみの局所的で短期的な目的実現を超えて、地域の建築文化・環境形成の向上に寄与する長期的で広い視点に立った建築デザインを提案しました。

以下、ホームページをご覧ください。(その他の作品例ページの写真もリニューアル中です。)

https://d-nakano.com/CCP044.html

P1190110補正

↑このページのトップヘ