高田偕行社の部材が再利用されている住宅について、本日(2月1日)の上越タイムス紙で丁寧な記事にしていただきました。手にすることができる方々に先ずはご覧になっていただけますと幸いです。
こうした、歴史的価値のある建築物の再利用事案についても、埋もれさせてしまわずに、記録と記憶に残していくことが大切になっていくと思います。生き続けている歴史でもあります。
類似する事例は、上越市にはまだ埋もれているのではないでしょうか?探してみる機運が高まることを期待します。これも未来の市民の資産になっていくと思います。
今回の記録は、私が通常の設計実務に並行して行ったことであり、記録としては粗いものなのですが、時間がたつと失われてしまう記憶も含まれており、時間との戦いでもあります。
情報を出すことで、さらなる展開があることを期待しています。
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