令和6年能登半島地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
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1月2日には、上越市と長岡市をまわって、設計させて頂いた建物に被害が無いか確認致しました。
(多くは取り急ぎ確認のご連絡ですませてしまったのですが。)
おかげさまで、設計させて頂いた建物に大きな被害は御座いませんでした。
上越市は震度5強でしたが、写真のように背が高く、大きな窓がある特殊なカタチの9年前に設計させて頂いた上越市の住宅も、内外共に被害はありませんでした。

現在では、住宅に関しては許容応力度設計で、耐震等級3相当(建築基準法の1.5倍の強度設計)をおすすめしております。

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画像引用:耐震等級3は必要? 後悔しない家づくりで知っておきたい耐震の基準とは | 住まいのお役立ち記事 (suumo.jp)


9年前は、許容応力度設計は行っておりませんでしたが、実際の力の流れを考慮した構造計画と、バランスの良い壁配置、床面剛性、頭を軽くして、屋根面面剛性を上げて、モノコック構造に近づけていました。
さらに多雪地域であることを考慮して、建築基準法を十分に上回る耐震設計を行っておりました。

今回の地震を受けて、改めて耐震性能の大切さを実感しております。

震源に近い地域を含めてこれ以上被害無くおさまってくれる事を祈念致します。

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